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登録日:2016/2/5 (金) 21 12 45 更新日:2024/06/03 Mon 22 48 56NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 それでも僕はやってない アニヲタ古生物図鑑 オビラプトル オヴィラプトル モンゴル 冤罪 卵泥棒 古生物 命名者に罪はない 恐竜 恐竜惑星 母は強し 獣脚類 白亜紀 羽毛恐竜 誤解 雑食 オヴィラプトルとは、中生代白亜紀に生息していた獣脚類恐竜の一種である。 「オビラプトル」表記することもある。 分類や形態・生態も十分興味深いのだが、何よりその研究史上のエピソードにおいて非常に有名な恐竜であり、 どんな恐竜本もこいつの研究史を解説するためにページを割かないといけないという事態に陥っている。 分類・形態 分岐分類では、獣脚類のオルニトムモサウルス類よりも鳥類に近く、ドロマエオサウルス類よりは鳥類と遠いオヴィラプトロサウルス類に分類される。 というかオヴィラプトロサウルス類を代表する一種である(*1)。 全長は1.5から2メートルと恐竜にしては小型。ダチョウやヒクイドリ並にでかく見えるかもしれないが、尻尾を含んでいるので体感的には七面鳥くらいか。 一度見たら忘れられない姿をしており、人によっては「本当に恐竜?」と思うだろう。 頭はまるでヘルメットを被ったような、もしくはヒクイドリのようなトサカが発達していて、鼻の孔はこのトサカの頂点付近にある。 口には歯はなく、ちょうどオウムの嘴のようになっている。このことが悲劇の一因となる。 オヴィラプトル自身からは羽毛の痕跡は発見されていないが、 近縁種から羽毛が発見されたことから、最近の復元ではほぼ間違いなく羽毛に包まれた姿で描かれる。 歯のない嘴も相まって、現代人がもし遭遇したらちょっと変わった鳥類だと思うだろう。 かつては鳥類に最も近縁な恐竜だと考えられたこともあった。 だが、分岐分類の位置を見ればわかるように、実際はオルニトムモサウルス類よりは鳥類に近いがドロマエオサウルス類よりは遠い。 歯がないなどの特徴が鳥と同じなのはあくまで収斂進化に過ぎないようである。 羽毛については、鳥類とかなり遠縁の恐竜からも発見されているため、鳥類との近さを示す指標ではもはやないので。 生態 生息年代は白亜紀後期カンパニア階(だいたい8000万年ほど前)。生息地はモンゴル。 この時期のモンゴルは白亜紀後期アメリカ、ジュラ紀後期アメリカ、白亜紀前期中国などと並ぶ一大恐竜産地であり、 オヴィラプトルはプロトケラトプス、ベロキラプトルなどと並んでこの時代を代表する恐竜である。 食性には諸説あるが、おそらくは雑食性だったと考えられている。 嘴の形状からは、木の実や貝などの硬いものを割るのに適していたと考えられている。 あと卵とか。 ただし異論もあり、力学的には堅いものを砕くのに適していなかったという説もある。 研究史 ぶっちゃけここからがこの恐竜の本題である。 現在30代以上の元恐竜少年少女だった人は、オヴィラプトルといえば「卵泥棒」というイメージしかないのではないだろうか。 そう、かつての恐竜本には、ほぼ必ずこいつが他の恐竜(まず間違いなくプロトケラトプスである)の巣から卵を盗むシーンが定番中の定番として描かれていたのである。 だが、恐竜の知識がここで止まっているという人は、是非現在書店に並んでいる恐竜図鑑を見てほしい。どの出版社のものでもいい。 そこにはまず間違いなく、オヴィラプトルが巣で自分の卵を温めているシーンが描かれているはずである。 なぜこんなことになったのか。それはこの恐竜の研究史が、大衆文化とも関わりながら実に数奇な運命を辿ったことに由来する。 冤罪の発生 そもそも最初のオヴィラプトルの化石が発見されたのは1923年。 この発見のされ方が実に不運だった。 発見者はロイ・チャップマン・アンドリュース。 モンゴルなどで数々の古生物の化石を発見した伝説的博物学者であり、インディ・ジョーンズのモデルの一人とされる。 彼の人生も相当面白いが、それはまた別の話。 彼のモンゴルでの発掘のうち最大級の成果の一つが、「世界初の恐竜の巣と卵化石の発見」であった。 この卵は当初、モンゴルで非常に数多く発掘されるプロトケラトプスのものだと考えられた。 そして巣の傍には、誰もそれまで見たこともない恐竜の骨格があった。 そう、まるでプロトケラトプスの卵を虎視眈々と狙うかの如く。 この化石を持ち込まれたのが、これまた当時の有名な古生物学者であるヘンリー・オズボーン。 ちなみにティラノサウルスの命名者もこの人。 オズボーンはこの化石を新種と認め、翌年論文で発表することにした。 発表するには新しい名前を付けないといけない。 そこで彼はこう名付けた。 「卵の略奪者」を意味する「オヴィラプトル(*2)」と。 そう、これがオヴィラプトルの化石第一号である。 この事実から、 「オズボーンはオヴィラプトルがプロトケラトプスの卵を盗みに来て、プロトケラトプスの親に逆襲されて息絶えたと解釈した。すなわちオヴィラプトルが冤罪に苦しむ原因を作ったのはオズボーンである」 と解釈をされることが非常に多く、そう書いている本もある。 だが、オズボーンの名誉のためにも言っておくとこれは少々事実と異なる。 というのも、オズボーンはその論文の中で、オヴィラプトルがプロトケラトプスの卵を盗んだとははっきり書いていないのである。 そもそも、恐竜や古生物の学名などというものは、必ずしも生物学的な形態的・生態的特徴が反映されるものではない。 確かにトリケラトプス(三本の角のある顔)やイグアノドン(イグアナに似た歯(*3))のように実直な学名も多いし、中にはオピストコエリカウディア(後方が中空の尾)などのように、ほとんどヤケクソみたいな学名もある。 だが、実は単なるイメージで付けられる場合も多い。 オズボーンの命名したティラノサウルス(暴君竜)がまさにそうであるし(諸事情で薄いスポンジになっていた可能性もあったが)、 中にはスティギモロク(三途の川の堕天使王)だとかクロノペラテス(時の放浪者)、ガーゴイレオサウルス(冥界の露を集めしトカゲ)のような、神話の用語や怪物名の中からデタラメに選んで付けたような学名もある。 恐竜に限らなければリバイアサン、在命動物まで含めればメガソマ・アクタエオンも同様。 オヴィラプトルの場合も、 他の恐竜の巣の近くで見つかった 口は堅い嘴になっており、卵みたいな堅いものを食べるのに便利そう 以上の二点から、単に連想的に「卵泥棒」と名付けられたようである。 実際オズボーンの論文には「この名前はちょっとこいつらのことを誤解させてしまうかもしれない」という記述もある。 結果的にその通りだったよ、としか言いようがないが…… 少なくとも、冤罪を発生させた原因をオズボーン一人に負わせるのは、ちょっと気の毒である。 が、「他の恐竜の卵を盗みに来て返り討ちにあった恐竜」などという、 キャラが立つ上に絵的にオイシイシチュエーションを、古生物画家たちがほっとくわけは無かった。 これ以後、数えきれないほどの絵に「プロトケラトプスの親に逆襲される情けない泥棒」としてのオヴィラプトルの絵が描かれることになる。 そもそも恐竜や古生物の復元図というのは、わかりやすさが重視されるため、誰が描いても似たようなシチュエーションばかりになるものである。 どんな図鑑を開いても、ティラノサウルスは間違いなくトリケラトプスと戦い、始祖鳥はトンボを追って木から木に飛び移り、 イグアノドンはメガロサウルスに襲われ、エラスモサウルスはプテラノドンを捕まえようと鎌首をもたげ、 オルニトレステスはなぜか同じ場所に生息していなかった始祖鳥を捕まえるためジャンプし、 パキケファロサウルスは実際にやれば首の骨を折りかねないんじゃないかという勢いで頭をぶつけあい、 アノマロカリスは三葉虫に飛び掛かり、メガネウラは川岸に這い上がるイクチオステガの頭上を飛びまわり、 ディアトリマはヒラコテリウムを踏みつけ、ケナガマンモスは必ず雪をかき分けて餌を探し(実際は当時の降雪量はそこまで多くは無い)、 スミロドンはだいたいメガテリウムあたりを襲い、原始人は腰蓑一丁で石槍を振り回しながらナウマン象の尻を追いかけまわしているものである。 これらの点では後に訂正されたものも多いが。 「プロトケラトプスの卵を盗むオヴィラプトル」も、これらと同じく定番として拡散されていき、 そしてキャプションでもまるで彼らが他の恐竜の卵だけを毎日食べていたかのように描かれた。 そして多くの読者たちに「オヴィラプトルって悪いやつだなー」という印象を与えていったのである。 冤罪が晴れるまで しかし、このような復元にはかなり早くから異論が唱えられていた。 まず第一に、現在卵だけを常食とする大型動物などいない。卵は手に入る時期が限られているからだ。 タマゴヘビの仲間は卵だけを食べるが、卵が手に入らない時期は数か月にわたって絶食する。 しかしどう見ても、高い運動性を持つオヴィラプトルにそれは無理だろう(恐竜温血動物説に関しては長くなるので省略)。 また、最初に見つかった化石にしても、よくよく考えてみれば卵を盗みに来て返り討ちにあったにしては状況が不自然である。 プロトケラトプスの親は、オヴィラプトルを倒した後なぜそこに放置したままにしていたのか。 普通に考えれば、どかせるかどうかするだろう。 そもそも、この卵がプロトケラトプスのものだという根拠からして薄弱である。 このような疑問点から、一つの異説が生まれた。 「あの巣と卵は、実はオヴィラプトル自身のもので、見つかった化石は巣を守っていた実の親だったのでは?」 この説はじわじわと広まっていき、オヴィラプトルの主食は卵ではなく貝ではないか、あるいは木の実ではないかとも囁かれだした。 そして1993年、ついに再審無罪というべき事態が訪れる。 この年新しくオヴィラプトルの近縁種(当時はオヴィラプトルだと考えられていた)の化石が発見された。 巣と卵の上に覆いかぶさっているという、最初の化石と非常によく似たシチュエーションである。 しかし今回は卵の化石の保存状態が良かった。 卵の中を調べたところ、中からは孵化直前のオヴィラプトロサウルス類の完全な幼体の骨格が発見されたのである。 これによって、「実は自分の卵を守っていた」という説が遂に証明されることになった。 オヴィラプトル、汚名返上の瞬間である。 が、学名は一度付けられるとこの程度では変更ができない。 よって汚名は返上したものの、「卵泥棒」という不名誉な学名だけは永遠に背負うことになった。 そしてこの発見により、1923年に発見された史上初の恐竜卵化石も、プロトケラトプスのものではなくオヴィラプトルのものであることが証明された。 後に別の地層からプロトケラトプスの卵が発見されている。 なんとも可哀そうなことに、オヴィラプトルは「自分の卵を守っていた優しい恐竜」と認識されなかったばかりか、 「史上初めて発見された恐竜の卵化石の親」という栄誉すらも奪われていたのである。 もし最初に発見された巣にオヴィラプトルの子供の化石が含まれていたら、 その後全く別の恐竜(*4)に付けられた「マイアサウラ」(優しい母竜)という学名は彼らのものになっていたかもしれない。 現在恐竜本では、以上のような研究史を解説した上で、自分の卵を温めるオヴィラプトルの復元図を載せるのが定番になっている。 面白いエピソードであることに加えて、長年謂れのない濡れ衣を着せてしまったことへの贖罪の意識もあるのかもしれない。 と、まあここまで「冤罪」ということを強調して書いてきたが、もちろん野生動物が他の動物の卵を盗んで食べることは犯罪でも何でもない。 比較的手に入りやすく栄養が豊富という意味では優れた食物であり、 (彼らが肉食もしくは雑食だった場合)オヴィラプトルたちも他の小型の獣脚類恐竜と同じく、おそらくたまには食べることはあっただろう。 その他 上で触れた1993年に発見された化石は、当初はオヴィラプトルのものだと考えられたが、その後よく似た別種だとされて「シティパティ」と名付けられた。 実は現在、「オヴィラプトル」そのものだとされている化石は極めて少ない。 ちなみにシティパティの全身骨格と巣の化石(レプリカ)は上野の国立科学博物館で見ることができる。 1993年の発見では、巣の中からはもう一つ別の発見があった。 卵の中のシティパティだけでなく、全く別種の肉食恐竜であるベロキラプトルの幼体の化石も2体発見されたのである。 シティパティの親がもうすぐ生まれる我が子のために餌として捕まえてきたのか、 単独行動していたベロキラプトルの子供たちがシティパティの巣に侵入したのか、あるいはベロキラプトルには現在のカッコウのような托卵の習性があったのか。 全ては闇の中である。 オヴィラプトル一族 コンコラプトル 小型でトサカがないオヴィラプトロサウルス類。軽量化したオヴィラプトルといった印象である。 名前の意味は「貝泥棒」であり、その嘴が貝殻みたいなものを割るのに適していると考えられたため。 後のオヴィラプトル≠卵泥棒説の布石とも言える。 が、例えば「恐竜サウルス」という子供向けの雑誌などでは、 特に根拠もないのに「オヴィラプトルと同じく卵を盗んでいた」と書かれ、そのイラストまで掲載された。 近縁種にまで風評被害が及ぶ… カウディプテリクス 白亜紀前期と、比較的早い時期の一族。 この仲間で初めて羽毛が発見されたことで有名で、上述のように鳥類に非常に近い恐竜という説を生んだ(現在は否定されている)。 中国出身で、中国名は「尾羽鳥」。中国の恐竜名では珍しく「竜」ではない。 インシキヴォサウルス カウディプテリクスよりも原始的な一族で、口には齧歯類のような前歯があった。 「かわいい恐竜ランキング」ではかなり上位を狙えると思う。 獣脚類には珍しくほぼ完全な植物食性だったとされている。 この種の発見で、オヴィラプトルの鳥に似た特徴の多くは収斂進化であることが示された。 アジャンキンゲニア 聞きなれない名前だと思う人も、「かつてはインゲニアと呼ばれていた」と聞けば、かつての恐竜少年少女であればピンと来るのではないだろうか。 「インゲニア」という学名は線虫の一種と被っていたため、後に変更されたのである。 上の二種よりは進化しているが、コンコラプトルとオヴィラプトルよりは原始的とされる。 ギガントラプトル 名前からしてラスボス感が漂う一族最大の種。 全長は8メートルと、他の一族の数倍以上ある。 しかも一説にはこの化石はまだ成長途上であり、最終的にはティラノサウルス級の大きさにまで成長した可能性もあるとされる。 なお、羽毛の痕跡が見つかった恐竜の中で最大級のものの一つでもある。 その他 アンズー、カーン、リンチュニアなど、上のキティパティも含めて「本当に恐竜か?」というような名前のものが多いのがこのグループの特徴。 これは神話や伝説の生物の名前をそのまま付けた場合が多いため。たぶん命名者は楽しんでいる。 創作物におけるオヴィラプトル 恐竜惑星(アニメ) 1993年の伝説の恐竜アニメ。二期後半の白亜紀後期モンゴル編に登場。 出番は非常に短いが、卵は襲っておらず、川の中で貝を食べていた。 そしてアッケラ缶による「卵泥棒じゃなかったんだよ」という解説もなされた。 おそらく映像作品では初めてオヴィラプトル≠卵泥棒説を取り上げた作品であり、このシーンで初めて知った人も多いのではないだろうか。 ダイナソー(ディズニーアニメ) 再序盤に登場。まだ生まれていない主人公のイグアノドン・アラダーの入った卵を巣から盗むシーンが描かれている。 旧来の復元のテンプレシーンと言えるだろう。 問題は本作が制作に長い時間をかけていたことで、公開時にはすでに「オヴィラプトルは卵泥棒ではない」ことが広く知られていた。 そこで1分にも満たない出番だったにも関わらず、日本版のパンフレットはわざわざページを割いて上記の研究史を紹介し、 「オヴィラプトルは本当は卵泥棒ではありません」と注釈を入れる羽目になった。ある意味優遇……? 大恐竜時代(漫画) 第五章のメインキャラで、実質的な主人公とかなり優遇されている。 登場シーンでいきなり亀の卵を盗むシーンが描かれるが、 その後夫婦で自分の卵を温めるのに勤しんでいるシーンが描かれ、旧復元と新復元の折衷案のような描写になっている。 終盤では激しい砂嵐の中、大型肉食恐竜のアリオラムスに、巣を守るため夫婦で立ち向かうという熱い展開になる。 おそらく、今まであらゆる創作物に描かれた中で最もかっこいいオヴィラプトル。 DINO2(漫画) 白亜紀後期モンゴル編にチョイ役で登場。ちなみにこのエピソードの主人公はベロキラプトルの群れのリーダー。 比較的近年の作品なので最初から自分の巣を守っている。 が、あろうことが主人公たちの群れにちょっと威嚇されると、あっさり巣を捨てて逃げた。 上の大恐竜時代の同族が見たら泣くぞお前…… 一応その後、思い直したのか戻ってきて、巣からベロキラプトルたちを追い払おうとする。 主人公は手下たちに「血祭りにあげろ!!」と命じたが、手下たちがやる気がなかったため助かった。 ベロキラプトルと違ってセリフがなくて鳴き声だけだったり(※この作品では別種の恐竜同士でも会話が可能)、どうも扱いが悪い気がする…… 名探偵コナン 推理ファイル 恐竜の謎 作中の解説アナウンスで登場。 本作のヒロインである女性考古学者(悪辣な経営方針の恐竜博主催者の悪事を暴く為、暗躍していた)になぞらえ、 歩美ちゃんが「可哀そうな恐竜だね」と語っている。 恐竜の時間(漫画) 親子で登場。息子が初めてのお使い(と書いて「タマゴドロボー」と読む)に挑む。 なお、本作はとっくに卵泥棒説が否定された2005年の漫画であり、ある種のネタとして描かれている。 実際、オヴィラプトルの母親は息子を溺愛している描写がある。 古代王者恐竜キング 第4紀から登場した草属性の超わざ「エッグスリボルバー」にわざカードの恐竜として登場。口から卵を大量に吐いて攻撃するというわざ。 カードの説明では上記の卵の点はショルダーネームが「無実の泥棒」になっている点や「名前とは違い卵を大事に育てていた」という説明文で済まされている。その割には卵の扱いが雑である(*5)。 アニメでは登場しないが、第7話のクイズに出題された。 ドラえもん のび太の恐竜2006 DS(ゲーム) No.174のカードとして登場。 ディノクライシス2(ゲーム) プレイヤーを襲う肉食恐竜として登場。イメージと違う感じがするが、これは開発陣が肉食恐竜のシルエットが似たりよったりで、ひと目で区別できる獣脚類を採用したからである。つまりは上述のなかなか忘れられないビジュアルでの抜擢。 毒を吐く恐竜として登場したのも、ヴェロキラプトルとの差別化のためだろう。もちろん化石からは証明されていない。 ちなみにオビラプトル表記。 恐竜ドミニオン(ゲーム) スマホソシャゲー。 何種類か存在するのだが、SR以上の高レアリティ帯にしかおらず、SR以上がガチャで出にくい本作では狙って手に入れるのは至難の業。 しかしイベント報酬でも3種が配布された。 ジャバウォッキー(漫画) 恐竜がもし生き残っていたら…というイフを描く漫画。 上記の卵泥棒説を大幅に取り入れており、恐竜の社会でオヴィラプトルの氏族は迫害の対象となっている。 主人公のサバタもオヴィラプトルであり作中でその様子を垣間見ることが出来るのだが、家族を殺されたり裸で銃の的にさせられたりと悲惨である。 因みに単行本のオマケで上記の再審無罪についても触れられている。 遊戯王オフィシャルカードゲーム 《魂喰いオヴィラプター》と言うカードが存在し、「自分以外の☆4以下の恐竜族を破壊(して味方の恐竜族を復活させる)」と言う効果を持っている。 同時収録されたカードにも卵から産まれたばかりの赤ちゃん恐竜や「ジュラエッグトークンを産み出すカード」と言う感じで「卵泥棒」を全面的に意識した名前と効果でデザインされた、中々に洒落の効いたデザインとなっている。 ちなみに卵以外の恐竜族もターゲットに出来るので、カード名も含めて「味方殺し」のイメージも強いカードとなっている。 このカードと同時期の恐竜族はベビケラサウルス(遊戯王OCG)などとのシナジーを意識しているが故に有用なカードの多くが味方を破壊する効果を持っているので、実際はこのカードに限った事ではないが。 ARK Survival Evolved 序盤から登場する。 一切攻撃して来ず、プレイヤーが近づくと逃げていき、逃げ足は速い。 序盤のトラウマ要因であるディロフォサウルスとややシルエットが似ているのでちょっと紛らわしい 脅威にはならないが、すぐ逃げるのでテイムするのは面倒。 テイム時に要求するのは「卵」であり、「卵泥棒」イメージに沿ったキャラ設定になっている。 一方、テイム後は「周囲の動物の産卵速度を上げる」という能力を持つ。 追記・修正は冤罪を晴らしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] キョウリュウジャーのオビラップーもこれかな? -- 名無しさん (2016-02-05 21 26 59) 孵化直前の卵を発見した研究者は「何てこった、70年も…」と言ったという話を聞いたことがある -- 名無しさん (2016-02-05 21 29 41) これで本当に他の恐竜の卵を盗む化石が見つかったら…… -- 名無しさん (2016-02-05 21 50 05) 玉子泥棒うんぬんでは久正人の『ジャバウォッキー』がある。進化した恐竜人間達と人類の話なんだが主人公がオヴィラプトルの子孫で敵の恐竜達から「子供を喰った人非人の末裔」と差別されて一族を根絶やしにされているという。 -- 名無しさん (2016-02-05 21 58 21) あえて旧説を取り入れるあたり久先生らしいというかなんというか -- 名無しさん (2016-02-05 22 37 55) ↑まあ作中設定1890年ごろだし、久先生は恐竜研究家のヒサクニヒコ氏の子供だし、連載していたマガジンZで仮面ライダーSPIRITSが連載されてたから主人公にインパクトが欲しかったんだよ。 -- 名無しさん (2016-02-05 22 46 19) レコンギスタのクンタラ(こっちは食われた側だが)とか史記とかにある人肉食に対するおぞましさが根底にあるんだろうな。実際は狼が小鹿を食べた位でそこに嫌悪感を持つのは人類の独善というか。 -- 名無しさん (2016-02-05 23 17 41) ドスマッカォが古代林の巣から卵を盗んで食べてるのを見てふとこいつを思い出した -- 名無しさん (2016-02-05 23 46 36) くちばしの構造上、貝みたいな硬い物は食えなかったらしい。無難に小動物や柔らかい植物を食べていたのだろうと思う。 -- 名無しさん (2016-02-06 01 07 37) 待て、アニヲタWiki古代生物項目といえば誰得ぬいぐるみだろう -- 名無しさん (2016-02-06 23 08 00) フィギュアは結構あるけどぬいぐるみはないっぽい。わりとぬいぐるみにしやすそうなデザインなのに… -- 名無しさん (2016-02-06 23 15 40) クロノテラペスって何ぞ ググってもここしかヒットせんぞ -- 名無しさん (2016-02-08 03 52 03) ↑クロノペラテスの誤記。訂正しておきました -- 名無しさん (2016-02-08 12 45 34) 子供の頃見た図鑑でトサカじゃなくて鼻先にツノがある絵を見たことがあるんだけど、あれはなんだったんだろう。亜種だったのか異説だったのか。詳細わかる方いればお願いします。 -- 名無しさん (2016-02-08 18 50 33) 本文でも触れてるけど実際オヴィラプトルその物の保存状態の良い化石は見つかっていない。あくまて近縁種のシティパティから類推して復元しているだけであってトサカなどの形状は現在の復元とは違っていた可能性もある。 -- 名無しさん (2016-02-08 22 19 32) 古生物と古代生物のタグはあえて分けているのであろうか -- 名無しさん (2016-10-30 01 50 16) 巣の近くで卵とセットで見つかる事が多いと言うのは愛情豊かな恐竜と言うべきか不幸属性と言うべきかもうちょっとましなとこに巣を作れよと言うべきか -- 名無しさん (2017-01-06 10 16 20) 卵が食える状況にあれば食っていた可能性は高いと思うが、それはほかの肉食・雑食恐竜全般に言えることだしな -- 名無しさん (2018-07-31 21 43 49) 現生鳥類にも食卵はごく自然に見られるものなので、そもそも栄養豊富なんだから転がってたら自分のでも食べる。子育てはしたかもしれないが、卵も食べていただろう。だからといって別に非道でもないし、生きるために普通のことをしているだけなので、それで貶められるのはまあ可哀想 -- 名無しさん (2018-08-13 12 58 37) ちなみにこの冤罪事件の再審無罪は恐竜研究史の中でも極めて重要。この事件からシタヌラが抱えていたのは自分の卵→抱卵している→恐竜温血動物説の重要な根拠になった。 -- 名無しさん (2019-07-07 18 49 47) ティラノサウルスはトリケラトプスと~以降の内容、今や半数以上誤りだったのな・・・ -- 名無しさん (2019-10-22 21 11 36) 名前 コメント
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日蝕の日、朝日が地平線から抜け出ようとしている頃。 昨夜から一睡もしていないオスマンは自室の中、式に出席する準備にまだ追われていた。 日程の関係上、一週間は学院を留守にしなければならないのだが、学院長であるオスマンが一週間不在になるということは、それなりに前もって片付けておかなければならない用事が多いのである。 ロングビルがいたなら多少の用事なら彼女に任せても良かったのだが、未だに彼女の後任に相応しい秘書も雇えていない現状では、仕事の全てを自分でこなさなければならないのであった。 「ふうむ、帰ってきたら本格的に秘書の募集を掛けなければならんな。当然有能で美人でちょっとくらいの悪戯は笑って許してくれて……あと、盗賊じゃないのは優先事項にせんと」 ぶつくさと独り言を漏らしつつ、残りの仕事は帰ってきてから終わらせることに決めて荷造りに取り掛かろうとした時、激しい勢いで扉が叩かれた。 「誰じゃね?」 この忙しい時に何事じゃ、と眉を顰めたその時、一人の男が飛び込んできた。 飛び込んできた男の服装で王宮の使者であることを理解する間もなく、大声で口上が述べられていく。 「王宮からです! 申し上げます! アルビオンがトリステンに宣戦布告! 姫殿下の式は無期延期になりました! アンリエッタ殿下率いる王軍は、現在ラ・ロシェールに展開中! 従って学院に置かれましては、安全の為、生徒及び職員の禁足令を願います!」 使者の口上に、オスマンは一瞬言葉を失った。 「……宣戦布告とな? 戦争かね」 皺と白髭に覆われた顔により深い皺が刻まれたが、使者の告げる言葉はなおもオスマンの表情に心痛な色を加えていく。 アルビオン軍は巨艦レキシントン号を筆頭に、戦列艦が十数隻。上陸した総兵力は三千。 それに対するトリステイン軍は艦隊主力は既に全滅、慌ててかき集められた兵は二千。 完全な不意打ちの形を取られたトリステインが集められる兵力はそれで限界であり、しかも制空権は完全に掌握されて取り返せる見込みは皆無。十数隻の戦艦からの砲撃で、士気も精度も劣る二千の兵は容易く蹴散らされるのは火を見るよりも明らか。 タルブの村は竜騎兵によって炎で焼かれ、領主も既に討ち死に。昨日の午後、姫殿下自ら御出陣。深夜のうちにラ・ロシェールに陣を張り、同盟に基づきゲルマニアに援軍を要請したが、先陣が到着するのは三週間後になるであろう……。 息せき切って懸け付けた使者の言葉を疑う余地は何処にもない。 オスマンは深々と溜息をついて、天井を見上げた。 「……昨今条約や同盟というものはインクの染み以外の何物でもないのう。トリステインは見捨てられたな。三週間もあればトリスタニアにアルビオンの旗が上がるじゃろうて」 アルビオンの末路を聞いているオスマンは、トリステインだけは例外だと考えるような夢想主義者ではなかった。滅亡する国がどのように蹂躙されるかなど、考えるまでもない。 (……どうする) 現状で打てる手などない。 必然とも言える流れを覆せるような魔法など、人より長い年月を生きてきたオスマンにも心当たりはない。 となれば、今考えるべきは如何に学院に居る職員や子弟達を、安全に避難させるか。 思考を巡らせるオスマンの脳裏に、二人の男の姿が走った。 もしやすれば、という可能性が浮かび上がる。この話を教えれば、二人とも一も二もなく戦いに赴くことは疑うべくもない。 だが、だが……ウェールズ皇太子はともかく、ジョセフ・ジョースターを巻き込んでいいものか。異世界から無理矢理召喚されただけの老人をこちら側の世界の戦争に巻き込めるのか否か。 ましてジョセフは今日の日蝕で元の世界に帰るのだ、とコルベールから伝え聞いている。 良心と打算が両極に乗る天秤の揺らぎに、知らず呻き声めいた吐息が漏れた。 「ミスタ・オスマン?」 使者の訝しげな呼び掛けにも、視線を向けようとはしない。 「……仔細了解した。今から学院に居る皆に事情を説明する。貴殿も任務に戻るといい」 「はっ」 敬礼して慌しく部屋を辞する使者を見送り、それからまた僅かに逡巡した後、やっとオスマンは立ち上がった。 その足の向かう先は、風の塔。ウェールズが隠れ住む一室である。 黒い琥珀に記憶されているオスマンが階段を登り、ウェールズのいる部屋の扉をノックする。 「開いているよ」 朝早くから椅子に腰掛けて読書していたウェールズは、開いた扉の向こうに立っていたオスマンの姿に少し目を見開いた。 「どうされたのですか、ミスタ・オスマン」 読みかけの本を机に置いたウェールズに、オスマンは静かに口を開いた。 「――レコン・キスタめがトリステインに宣戦布告しました」 アルビオンではなく、レコン・キスタ、と言い換えたのは、当然のことであった。 思わず立ち上がったウェールズの足に押され、椅子がけたたましい音を立てて転がる。 「何と言う事だ……!」 く、と唇を噛み締めたウェールズは、次の瞬間には毅然と顔を上げてオスマンを見た。 「……戦況をお教え頂けますか、ミスタ・オスマン」 オスマンは眉一つ動かさず、使者から伝え聞いた言葉を紡ぐ。 ウェールズは現状を全て聞くと、コート掛けに掛かっていたマントを手に取り、大きく風を靡かせて背に羽織った。 「では、アルビオン王国の生き残りである私は、これより援軍としてタルブ村へ向かわねばなりません。今まで私を匿ってくださり、感謝の言葉もありません」 至極当然に言い切る王子に、オスマンは僅かな瞬間だけ躊躇ったが、意を決して言葉を紡いだ。 「――生憎、学院には幻獣はおりません。馬の足では、今から向かった所で戦に間に合わぬのは明らか。ジョセフ・ジョースターに協力を願う以外、殿下が戦場に辿り着く術はないと愚考します」 「確かにそうですが、彼は此度の戦に何ら関係ないではないですか」 「しかし、貴方が唯一戦場に辿り着く方法を使うことが出来るのは彼しかおりませぬ」 白く長い眉の下から覗く目を、ウェールズは声もなく見据えた。 「……貴方は、無関係の異邦人を戦に駆り立てようと。そう仰るのですか」 腹の中から搾り出したような声にも、オスマンは毛の先程も表情を変えはしない。 「戦場に立てとは言いませぬ。あの飛行機械で、皇太子を戦場へ送り届けてくれと頼むだけです」 瞬きもせず、二人の男が睨み合う。 視線を背けたのは、ウェールズが先であった。 「……私は無様だ。これより家族の元へ帰ろうとする老人に、なおも助けを請う。何と言う……何と言う、恥知らずの男だろうか……」 ぎり、と歯が軋む音が響く。 オスマンはそっと彼に背を向け、己のエゴを憎憎しく思う内心を億尾にも出さず、次の言葉を放った。 「さあ、彼を呼びに行きましょう。我々に残された時間は、限りがあるのですからな」 そして二人は、ジョセフが暢気に寝こけているであろうルイズの部屋へ向かった。 早朝の突然な来訪に、ジョセフは寝ぼけ眼で応じ……タルブの村が燃えたと聞いた時点でゴーグルを手に駆け出そうとしていた。 燃えるような怒りを目に灯し、自分の横を駆け抜けようとするジョセフの肩をつかんだウェールズは、彼の動きを留めるのに必死に力を込めなければならなかった。 「待ってくれ、ミスタ・ジョースター! まさか貴方も戦うなどと言わないでくれ!」 「こんな話聞いて黙って帰ったり出来んだろ!」 「ジョースター君、我々に強要出来る筋合いはないがせめてウェールズ殿下を送り届けてくれれば、それ以上は……」 オスマンとて、ジョセフを戦場に送りたくないのが本心である。 ウェールズが死地に赴くのを止める理由はない。それが彼の望みだからだ。 しかしジョセフは違う。何の関わりもない。 だと言うのに、今のジョセフは輝ける意思を抱いている。決してただ王子を戦場に送り届ける為の勇気ではない。 それは紛れもない闘志、だった。 ニューカッスル城まで付き従った三百のメイジ達と同じ輝きを、この老人もまた抱いていた。 「すまんがこのジョセフ・ジョースター、困ってる友人を見捨てられるほど人でなしじゃあないんでなッ! あのゼロ戦は爆弾はないが機関銃はバッチリ動く! あんだけありゃあ、フネの一隻や二隻くらいは落としてみせるッ!」 気迫と力強さばかりで構成される言葉。手や足に震えはない。 亡国の王子と学院長は、おおよそ同じタイミングで同じ答えに辿り着いた。 『これ以上何を言っても時間の無駄』であった。 死にに行くだけなら止め様がある。戦いに恐れを抱いていればそこから崩す事も出来る。 だが、ジョセフ・ジョースターに一切の揺らぎはない。 レコン・キスタに立ち向かい、勝利を得に行こうとしている。 「……一つだけ聞かせてくれ、ミスタ・ジョースター」 ジョセフの肩に食い込むほど力の篭っていた手を離し、ウェールズは問うた。 「何故、貴方は戦いに赴くのだ? この戦いで名誉を得られる訳でもなく、報酬を与えられる訳でもない。それなのに……どうして貴方は、命を賭した戦いに怯まないのだ?」 判り切った事を何故聞かれたのか判らない、と言いたげな顔で、ジョセフは答えた。 「そりゃアンタ、困ってる友達を見て助けないなんて薄情な真似はわしにゃ出来んというだけだ。王女殿下は、この部屋でわしを友人だと言った。わしをジョジョと呼んだ。だからわしは助けに行くだけのことだ」 単純明快にして、唯一無二の答え。 ウェールズは、静かに息を一つ吸い、そして大きく吐き。そして深々と頭を下げた。 「……そうだな、ミスタ・ジョースター。愚問だった、非礼を許して頂きたい」 「気にせんで結構。さあ行こう、調子コイとるバカどもをぶちのめしになッ」 ウェールズの肩を掌で軽く叩いてから、改めてオスマンに向き直った。 「最後まで世話になりました、センセ。わしの可愛い孫と友人達を、どうか宜しくお願いします」 ウィンク混じりの笑みの別れの挨拶に、オスマンは口髭に隠れた口の端をニヤリと吊り上げた。 「安心しなさい、例えどんな結果になったとしてもわしの生徒達の安全は保証しよう。――存分に、戦ってきなさい」 そして差し出された手を、ジョセフは力強く握った。 「その言葉があれば、安心して戦えるというもの。お世話になりました」 皺だらけの顔を、笑みで更に皺を増やし。二人の老人は笑みを交し合った。 「よし、ジョースター君。ミスタ・コルベールの所にはわしが行こう。あの飛行機械の燃料は彼が錬金したと聞いている。君は、ミス・ヴァリエールに別れの手紙を書いてやりなさい」 「何から何まで、すいませんな」 「ほっほっほ、なぁに。わしらの世界の不始末を異世界からの友人に任せなきゃならん不義理の代わりにゃなりゃせんて」 手を離し、ウェールズとオスマンは階段へ向かい、ジョセフは部屋へ戻る。 数分後、机に置かれた便箋の上には、ペーパーウェイト代わりに帽子が置かれていた。 「……さらばじゃ、ルイズ」 今は居ない主に向かい、ほんの少し寂しさを滲ませた笑顔で別れの挨拶を告げた。 ジョセフ・ジョースターはこの時を限りに、二度とこの部屋へ帰る事はなかった。 * タルブの村はジョセフ達が訪れた時の面影を完全に失っていた。 レコン・キスタの強襲の際に出撃した竜騎士隊が、村だけでは飽き足らず周囲の森や草原まで面白半分に火のブレスを吐きかけた結果だった。 村人達は辛うじて逃げた者も多いものの、命を失った者も数人いた。 美しい光景を失った草原にはレコン・キスタの大部隊が集結し、港町ラ・ロシェールを陣地として立てこもるトリステイン軍との決戦に備えていた。 その上空では、空からの攻撃に立ち向かう任務を負っている竜騎士隊が引っ切り無しに飛び回っている。歴史あるトリステインの誇りを担うのが魔法衛士隊ならば、大空に浮くアルビオンの誇りを担うのは竜騎士隊であった。 アルビオンが擁する竜騎士の数は火竜や風竜合わせて百を超える。今回の進軍では二十騎もの竜騎士が率いられていた。対するトリステインの竜騎士は、質でも量でも遠く及ばない。 元より奇襲を掛けられ混乱状態にある上、乏しい地力で散発的な攻撃しか行えなかったトリステインは、アルビオンの竜騎士を一騎たりとも討つ事が出来なかったのである。 翻って圧倒的な勝利を挙げたアルビオン竜騎士隊は、戦闘の趨勢が決まった後もタルブを蹂躙したのだった。 戦艦や竜騎士を失ったトリステインの空は、事ここに至りアルビオンが完全制圧した。 後はラ・ロシェールに立てこもるトリステイン王軍に空中からの艦砲射撃を行い、立てこもる都市を無力化してからゆっくりと勝ちの決まった決戦を仕掛けるのみであった。 敗北の可能性どころか死ぬ危険さえないと、アルビオンの兵士達は高を括っていた。反乱からここに至るまで敗北はなく、被害と言えばニューカッスル戦くらいのもの。砲撃の準備に掛かるアルビオン艦隊には、弛緩した雰囲気さえ漂う始末だった。 タルブの村上空での警戒に当たっていた竜騎士隊も、命の危険のない気楽な任務とばかりに各々好き勝手に空を飛んでいた。 そんな時、一人の竜騎士が上空からこちらに接近してくる竜を発見した。 昨日の交戦でトリステインの竜騎士隊の錬度を把握していた彼は、舌なめずりした。昨日は二機撃墜したが、どうにも物足りないスコアである。 およそ二千五百メイルの高度を飛んでいる敵を見据えながら、火竜を鳴かせて敵の接近を同僚達に知らせようと手綱を引いたその時――竜の頭が突然吹き飛び、彼の胴体は半分以上抉られていた。 (え?) 自分に何が起こったのか理解する機会も与えられない。火竜の喉には、炎の息を吐く為の燃焼性の高い油の詰まった袋が仕込まれていた。音速で飛来する弾丸で吹き飛ばされると同時に着火した油の飛沫は、人一人を燃やし尽くすには十分すぎた。 (なんだ? 何が起こったんだ? あれ、俺……) 彼の生涯最後の幸運は、事態を理解する前に意識が炎に飲み込まれたことであった。 どのような原因によってどのような結果が起こったのか、例え理由がわかったとしても受け入れ難い事実ではあったろう。 超音速で飛来する直径二十ミリほどもある鉛の弾丸が、竜の頭部を風船のように破裂させただけでは飽き足らず、その後ろに座っていた自分もついでに吹き飛ばしたなどとは。 「よし、撃墜一」 今しがた一匹と一人の命を奪った張本人は涼しい顔で嘯いた。 「……なんだ、何が起こったんだ」 今しがた焼け野原へと落ちていく竜騎士が、命の間際に思った言葉と同じ思いを口にしたのはウェールズだった。元々一人乗りのコクピットから無線機を取り外した空間に無理矢理乗り込んでいる故に狭苦しいが、お互いの行動が阻害されるほどでもない。 雲を隔てた下方に竜騎士が見えたその時、鈍い爆発音が機体を震わせたかと思うと、一条の白い光が走り、竜の頭と騎士を一緒くたに吹き飛ばしていた。 「ああ、さっき説明した銃の威力じゃよ。ああ、口径が二十ミリだから砲になるんかな」 「銃!? あれが!? まさか今の音が発射音だったのか!」 ハルケギニアには砲が存在するし、それより口径の小さい銃も存在する。しかしハルケギニアで銃と言えばマスケット銃どまりである。致命傷を与えるどころか、せいぜい手傷を与えるくらいの……治癒手段を持つメイジにとっては玩具程度の認識でしかない。 「わしらの世界じゃ有り触れたモンだ。ま、それにちょいとばかり上乗せしとるがね」 そう言うジョセフの手からはハーミットパープルが伸び、機関銃に絡み付いている。 えてして弾丸は直進しない。特に超高速と長射程が加わる場合、その弾道は直線とは大きくかけ離れた大きな弧を描く。大気や風速を始めとした空気抵抗を始めとし、重力、果ては気温すら弾道に大きな影響を及ぼすのである。 ゼロ戦を兵器と認識したガンダールヴの力は、一度も発射していない機関銃の弾道をジョセフに認識させていた。目標地点に存在する標的をどの位置から撃てば数秒後に命中するのか、未来予測の計算すら可能にした。 それに加え、ジョセフと機関銃はハーミットパープルで直結されている。 ガンダールヴが弾き出した命中の方程式を、脳から身体、身体からガントリガー、トリガーから砲身……という一つ一つのプロセス毎にかかる僅かなタイムラグを除去し、寸分違わないタイミングで実現していたのだった。 そして何より、搭載している弾薬を無駄遣いするわけにも行かない。 竜騎士隊はジョセフには肩慣らし程度の認識しかなく、本命はレコン・キスタ艦隊。20mm機銃2挺の携行弾数は各125発、7.7mm機銃2挺の携行弾数は各700発。一切の補給が許されない以上、一発たりとも無駄弾を撃つつもりはなかった。 十何隻も居並ぶ戦艦達に立ち向かうには、可能な限り万全を期さなければならない。 「さて、殿下を送り届ける前にあのトカゲどもをチャチャッと片付けてしまわんとな」 かつての母国の誉れとも言うべき竜騎士隊をトカゲどもの一言で片付けられるのにも、今は苦笑しか浮かべられないウェールズだった。 なるほど、このゼロ戦を相手にしてはアルビオン自慢の竜騎士など地を這うトカゲとなんら変わる所はない。 速度は風竜を上回り、搭載する銃は威力も射程も火竜のブレスを遥かに凌駕する。負ける道理を見つける方が難しいとさえ言えた。 「おう相棒、右下から三騎来るぜ」 デルフリンガーが普段と変わらない口振りで敵機の襲来を告げる。 「あいよ、んじゃあちょっくらエースになりに行くとするかッ!」 * ルイズは結局学院に帰る事もなく、レコン・キスタを迎え撃つ為出陣したアンリエッタの後を追って自分もまた戦場に向かっていた。 高く昇っていく太陽に二つの月が重なろうとする中、ラ・ロシェールに立てこもったトリステイン軍へ向けて進軍してくる敵の姿が見えた。三色の旗をなびかせ、徐々に近付いてくる。 既に前日の攻撃と焼け野原と化していたタルブの草原を、正に蹂躙し尽くした張本人であるレコン・キスタを目の当たりにし、ユニコーンに跨ったアンリエッタは、着慣れない甲冑の下で恐れに身を震わせた。 王女の側に控えるルイズも、ヴァリエール家三女の誇りを重石にしなければ恐ろしくて逃げ出してしまいかねなかった。 アンリエッタやルイズが生まれてから現在に至るまで、ゲルマニアやガリアとの戦争があるにはあったが、せいぜい国境付近に領土がある貴族同士の小競り合い程度だった。 国と国同士の総力を挙げた戦争は久しく行われておらず、急拵えで集めた二千の軍勢の中でこの規模の戦争経験がある将兵は過半に達していなかった。 知らず起こる震えを誤魔化そうと、アンリエッタは始祖に祈りを捧げた。 だが、それ以上の恐怖はすぐさま訪れる。 敵軍の上空には、傲然とした様さえ伺わせる大艦隊が控えていた。たった一日でトリステイン艦隊と竜騎士隊を壊滅させたアルビオン艦隊である。雲のように空に浮遊する艦の周囲を飛び回る竜騎士の姿すら見えている。 逃げ出したくなる臆病の気を辛うじて唾と一緒に飲み込んだのは、アンリエッタかルイズか、それとも兵士達だったか。これから始まる戦いに絶望しか抱けなかったトリステイン軍に、聞き慣れない物音が聞こえたのはそんな時であった。 まるで口を閉じたまま唸る音が鼻から抜けているような奇妙な音。それが断続的に聞こえてくる。すわ、アルビオンの攻撃かと身構え、空を見上げたトリステイン軍は、更に奇妙なモノを目撃した。 それは空を飛んでいた。フネのように浮いているのではなく、飛んでいた。 竜のようにも見えたが、胴体から生えた二枚の翼をはためかせることもなく、ただまっすぐに広げられている。 その奇妙な竜に向かっていくアルビオンの竜騎士達は、竜の翼や頭から発せられる白い光に貫かれた。ある竜は空中で爆発を起こし散華し、またある竜は減速することもなく地面へ向かって墜落していった。 昨日の戦いを辛くも生き残った兵達は、自分の正気を疑った。 トリステインの竜騎士達に圧勝した竜騎士隊が、たった一騎の竜に立ち向かうことも出来ず、ただ止まっている標的であるかのように撃ち抜かれて行く。 奇妙な竜は天高く空へ向かって上昇したかと思えば、すぐさま急降下して竜騎士の背後を取る。背後を取られた竜騎士は間髪置かず白い光の洗礼を浴び、空から脱落する。 トリステイン軍の中で、あの奇妙な竜が何であるかを知る人間は、一人しかいなかった。 ルイズである。 つい一週間前、タルブの村に置いてあった飛行機。 とても空を飛ぶとは思えなかった代物が、今、現実に空を飛んでいるばかりか、天下無双と謳われるアルビオンの竜騎士隊を歯牙にもかけていない。 「……ジョセフ、ジョセフ、なの?」 あの飛行機を操れるのは、この世界には一人しかいない。 だがルイズの中に、この絶望的な戦況を覆せるかもしれない手段を引っ下げて来た使い魔を誇る気も、主人のピンチに駆け付けて来た忠義を喜ぶ気も、一切なかった。 「……あの、バカ犬ッ!」 思わず漏れた声に、空を呆然と見上げていたアンリエッタが思わずルイズを見た。 「どうかしたの、ルイズ」 アンリエッタが掛けた声で、自分の中で膨らむ感情が思わず口に出ていたのが判ったルイズは、慌てて首を横に振った。 「い、いえ、なんでもありません、王女殿下」 そしてまた、二人の少女は空を見上げた。 アンリエッタは、謎の竜が繰り広げる空中戦に目を見開き。ルイズは、コクピットの中にいるだろう使い魔への心配に満ちた目を眇めた。 (……ジョセフのことだもの。きっと、戦争やってるって聞いて……居ても立ってもいられず飛行機に乗って来たんだわ) 使い魔として召喚してからそれほど長い時間を過ごした訳でもないが、使い魔の気性は十分に理解していた。普段は怠け者でお調子者だが、戦うべき場面に恐れず歩み出すのがジョセフ・ジョースターなのだと。 (……でもジョセフ、アンタ……今、そんな事してる場合じゃないでしょう!? ちょっと我慢してたら元の世界に帰れるんじゃない! どうして来なくてもいい戦争なんかやってるのよ、なんで、どうして……!) 使い魔を元の世界に帰す決意をしたのに、当の使い魔は必要のない戦いに首を突っ込んできている。こんな事なら、いっそ別れの時まで一緒にいればよかったかもしれない。 自分の言葉で使い魔が自分の意志を曲げるとは毛ほども思っていないが、それでも、戦いに行くなと言えたかもしれない。しかし今、使い魔はたった一人レコン・キスタと戦っている。 メイジでも貴族でもない、異世界の奇妙な老人が戦っていると知っているのは、ルイズただ一人。今、あの奇妙な竜を操っているのは自分の使い魔なのです、と言う気にはなれない。言った所でアンリエッタすら信じてくれないだろう。 だが、事実である。 ルイズは飛行機から視線を背けないまま、胸の前で両手を組んだ。 (――始祖ブリミル。ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール一生のお願いです。どうか、どうか……ジョセフ・ジョースターをお守り下さい。彼を無事に家族の元へ帰して下さい……) 切なる祈りを捧げるルイズをよそに、ただ空を見上げていたトリステインの軍勢の中から、誰とも知れず声が聞こえてきた。 「……奇跡だ……」 「いや、あれこそ、始祖ブリミルが我々に大いなる力を振るって下さっているのだ……」 都合のいい言葉だが、それを否定する言葉を誰も持っておらず、ましてや絶望に垂らされた一筋の希望を否定する気などあるはずもない。 ルイズと同じくアンリエッタの側に控えていたマザリーニは、兵士達から上がる希望に縋る声にただ追従したりはしない。感情の揺らがない目で竜が空を舞う様を見つめていた。 熱狂に侵食されつつある二千の中で一人、どこまでも静かに戦況を見ていたのはマザリーニ枢機卿だけであった。鳥の骨と貶められいらぬ誤解を受けながらも、前王の崩御以来トリステイン王国を担ったのは紛れもなく彼なのだから。 この戦いに勝算など欠片ほどもなく、ただ名誉を拾いに行くために死にに来たようなものだと考えていた彼は、かの奇妙な竜を目の当たりにしてもトリステインの勝利を描いていない。 (我々が勝てるとすれば、かの艦隊を空から引き摺り落とさなければならない。果たしてあの竜は、ただ一騎で艦隊と立ち向かえるのか?) この場に居る誰一人として、竜騎士を七面鳥の如くあしらう竜の能力全てを知らない。 絶望的な状況の中、一筋の希望を見せている。だが、縋るにしてはその希望はか細い。 もしこの希望さえ潰えたのなら、その時こそトリステイン軍はラ・ロシェールと共に壊滅するしかない。しかし、もしこの希望が縋るに相応しい代物であったのならば、二千の兵を奮い立たせる何よりの要因となる。 (……内から沸き上る衝動すら口に出せないとは。全く難儀な道を選んだものだ) 手綱が湿るほど汗をかいていた掌を裾で拭う様など、アンリエッタですら見ていない。 ――やがて、時間にしておよそ十分強。アルビオン艦隊の周囲を飛行していた竜騎士隊二十騎全てが全滅する。 竜騎士が一騎撃墜される度に大音声の歓声を上げていたトリステイン軍は、今しがた竜騎士隊を全滅させた竜がラ・ロシェールに向かって飛んでくるのを見ていた。 竜が近付いてくればくるほど、唸り声のような音は大きく響いて聞こえてくる。 つい先程までアルビオンの竜騎士隊と戦っていた竜が何故こちらに近付いてくるのか、理由を計りかねるトリステイン軍は一様に竜を見上げる以外に対処の仕様がなかった。 接近するにつれて少しずつ高度を落としていた竜は、自分を見上げている四千の眼の上を誰も見たことのない猛スピードで通り過ぎたかと思うと、街に聳える巨大な樹を回り込む軌道で戻ってきた。 竜は再び艦隊へ向かう進路を取りつつ、トリステイン軍の頭上を悠々と渡っていく。 そして竜がアンリエッタ達の頭上を飛び越えていったその時、竜から何者が飛び出した。 反射的に銃や杖が向けられるが、しかし今の今まで竜騎士隊と交戦していた竜から現れた人影へ問答無用に攻撃を仕掛ける者は居ない。 トリステイン軍の前方、アンリエッタの付近へ向けて落ちてくる最中にフライの魔法を唱えた影は、マントを風にはためかせながら声も限りに叫びを上げた。 「アンリエッタ!」 風に乗せられて届いた声に、アンリエッタの目がこれ以上はないほど開かれた。 「ウェールズ様!? ウェールズ様なのですか!?」 王女の口が紡いだ名は、呼ばれるはずのない名前だった。 トリステインの王女が様を付けて呼ぶ「ウェールズ」はレコン・キスタとの戦いで華々しい戦死を遂げ、既にこの世の者ではないと言う事になっているからだ。 返事をする間も惜しいとばかりに、ウェールズは一直線にアンリエッタの側へと降り立った。 突然の事に周囲のメイジ達が一斉に杖を向けるが、マザリーニは彼をアルビオン王国皇太子であるとすぐさま判別をつけた。 「各々方待たれよ! この方はアルビオン王国が皇太子、ウェールズ・テューダー様なるぞ! 今すぐその杖を下ろされい!」 その声に杖は幾許かの躊躇いの後で下ろされるが、アンリエッタとウェールズは杖の行方など最初から一瞥もくれていなかった。 アンリエッタはこれまで辛うじて続けてきた王女としての振る舞いを今ばかりは完全に忘れ、ただの恋する少女に戻ってしまっていた。 「ああ、ウェールズ様! この様な時に来て下さるだなんて……!」 それでも人目も憚らず抱擁を求めてしまうほど自分を見失ってはいなかったが、右手までは気持ちを抑えることも出来ず、ウェールズを求めるように伸ばされていた。 ウェールズは恋人に向けて差し出された手を、王子としての手で取ると、自然な動作で甲に唇を落とした。 「話は後だ、アンリエッタ・ド・トリステイン。僕はアルビオン王国の生き残りとしてトリステインへの援軍に来ているんだ。もうすぐ艦隊からの砲撃が始まる、すぐに部隊を集めて――」 ウェールズの言葉が終わるのを待つこともなく、竜騎士隊を全滅させられた艦隊は多少の被害に構わず、当初の予定通りラ・ロシェールへの艦砲射撃を開始した。 何百発もの砲弾が空から轟音を伴って降り注ぎ、岩や馬は言うに及ばず、兵士達を吹き飛ばす。これまで目の当たりにした奇跡で高揚した士気を持ってしても、兵達の動揺を留めることはできなかった。 「きゃあ!」 思わず目を固く閉じて身を竦めたアンリエッタを庇うように立ったウェールズは杖を一振りし、風の障壁を周囲に張り巡らせる。 「マザリーニ枢機卿!」 「承知しております!」 王女から少女に戻ったアンリエッタをウェールズに任せ、マザリーニは素早く周囲の将軍達と即席の軍議を終えた。マザリーニの号令に合わせ、メイジ達は一斉に杖を掲げて岩山の隙間を塞ぐ形で風の障壁が張り巡らされる。 砲弾は障壁に阻まれてあらぬ方向へ飛ばされるか空中で砕け散ったが、それでも全てを防げる訳ではない。障壁の隙間を潜り抜けて砲弾が着弾する度に土煙と血飛沫が撒き散らされた。 「この砲撃が終わり次第、敵の突撃が開始されるでしょう。それに立ち向かう準備を整えねばなりませぬ」 「勝ち目は……あるのですか?」 怯えを隠せなくなってきたアンリエッタの声に、マザリーニは心の中で首を振った。 勇気を振り絞って出撃したものの、彼我の戦力差は比するまでもない。砲撃は兵の命だけでなく人の勇気を打ち砕き続けている。 しかし、今でこそただの少女に戻ってはいるが、昨日の会議室で威厳ある王女としての振る舞いを見せてくれたアンリエッタに現実を突きつける気にはなれなかった。 五分五分だ、と精一杯のおためごかしを言おうとしたその時、ウェールズの静かな声がアンリエッタに投げられた。 「――ある。十分だ」 ウェールズはアンリエッタではなく、艦隊を遠巻きに旋回しているゼロ戦を見上げながら呟いていた。 「砲撃が終われば、その時が反撃開始の時間だ。それまで、持ち堪える」 着弾の度に揺るぐ地面の感触を感じつつ、愛する少女を守る為に青年は杖を掲げた。 * 竜騎士隊を全滅させた後、ジョセフは本来の目的であるウェールズの送迎を済ませた。 ラ・ロシェールに進行する艦隊をゼロ戦一機で殲滅できるとは思っていない。竜騎士の七面鳥撃ちは出来るにしても、爆弾の一つも搭載していない戦闘機が戦艦に立ち向かおうとするのは無謀としか言い様がない。 「救いは二十ミリを結構温存出来たっつーことだが……それにしたってハンデデカいぞ」 二千メイルの上空を維持したまま、艦隊の射程外を遠巻きに旋回する。闇雲に攻められるのは竜騎士に対してのように、圧倒的な戦力差があってこそである。 今はジョセフが圧倒的に攻められる番のはずだが、艦隊はこちらにさして構う様子すら見せずトリステイン軍に艦砲射撃を開始していた。何門かの砲門がこちらに向いているが、あくまで無闇な接近を阻む威嚇射撃らしき散発的な砲撃である。 それだけ戦力差が絶望的に開いている、という証左であった。 「相棒、それはいいんだがガソリンは足りるのかね。日蝕までもうすぐだが、今のでかなり吹かしたんじゃねえのか? 俺っち怒んないから正直に言ってみな」 「しょーじき、厳しい」 燃料を満載にしていれば三千kmは優に飛行できるゼロ戦だが、日蝕に飛び込むまでどれだけ上昇するのかはコルベールすら把握していない。無事に元の世界へ帰還できたとしても、どこに出るか判らない以上、ある程度は燃料に余裕を持たせねばならなかった。 「あいつらの弱点は見えとる。空の上から攻め込む戦艦は、砲を真上に向けるようには作っちゃおらん。撃てたとしても自分で撃った砲弾を頭に食らう覚悟はないだろうがなッ」 一番手堅いのは、敵艦の頭上を取って急降下掃射を浴びせ反転急上昇、再び急降下掃射、という手を取る事であるが、そんな機動を繰り返せば燃料も弾薬もすぐ尽きる。 しかしジョセフは躊躇わない。 「ここで引いたら男がすたるッてな!」 口の端をにやりと吊り上げ、機体を急上昇させていく。 雲を突き抜けた先で双月に隠れようとしている太陽を横目で見た後、そのまま間髪入れず宙返りして艦隊へと急降下していく。 「行くぞッ!!」 艦隊の中央に陣取る、周囲の戦艦と比べても一際大きなレキシントン号。 遥か眼下、照準器に刻まれた十字にレキシントン号を捕らえると、ハーミットパープルではなくガントリガーを力の限り引いて両翼の機関砲に火を噴かせる。 「これでも食らえッッ!!」 出し惜しみすることをやめた二十ミリ砲弾と七.七ミリ銃弾が空を引き裂き、レキシントン号へと吸い込まれていく。 元からの火力に急降下の速度と重力、そしてガンダールヴの能力の助けを受けた砲弾は一発一発が必殺の威力を手に入れている。直撃を受けたレキシントン号のメインマストは中程から折れ下がり、甲板を貫いた弾丸は直撃を受けた不幸な水兵を物言わぬミンチに変えた。 だが、そこまでだった。 「……チッ、ビクともしとらんな」 アルビオン艦隊の射程から逃れるべく四千メイルの上空で再び急上昇を掛けながら、なおもふてぶてしく空に聳えるレキシントン号を睨み付けて舌打ちをする。 渾身の斉射は少なからずの被害を与えていたが、レキシントン号ほどの巨艦を大破轟沈させるにはどうしようもないくらいに役者不足だった。 60キロでなくとも30キロ爆弾があれば、木造のフネなどあっと言う間に炎上させられていただろうし、一機だけでなく複数の僚機がいれば多大な被害を与えられていたはずだ。 しかし今、ハルケギニアの空を飛ぶ戦闘機はジョセフのゼロ戦一機だけだった。 二十騎もの竜騎士を容易く屠れはしても、巨大戦艦群を相手取れる性能はない。 「弾切れになるまではブチ込んでやらにゃあなるまい……これ以上好き勝手させてたまるかッ!」 ジョセフ本人もこれ以上は徒労になるとは理解している。 しかしジョセフの気性に加え、「敵の手の届かない所から撃てる」というある意味気楽な立場は、もう一度攻撃を行う踏ん切りをつけるには十分だった。 「撃ち尽くしたら逃げるッ!」 力強い宣言をした後、二度目の宙返りからの急降下斉射にかかる。 再び機首と両翼から撃ち続けられる弾丸がレキシントン号とは別の艦船に叩き込まれる。 しかし結果はレキシントン号と似たり寄ったりの結果でしかなかった。 メインマストを破壊し、ひとまずの被害を与えたもののせいぜいが小破止まり。 「相棒、これ以上は無理だ。逃げな」 戦況を冷静に把握しているデルフリンガーが呟く言葉に、ジョセフはまた舌打ちして操縦桿を握り直す。 「チ、これが限界じゃな。ところでお前はどうするんじゃ」 「ここから放り投げるなり連れてくなり好きにしてくれよ。でも六千年も見てきた世界より、相棒の来た世界とやらを見てみたい気もするな。良かったら連れてってくれるかい」 「了解了解、じゃあ行くとするか……」 そう言いながらペダルを踏み込み、スロットルレバーを動かす。 「……む?」 「どうしたよ相棒」 デルフリンガーに返事する前に、再びハーミットパープルを這わせる。 茨から伝わってきた情報に、ジョセフの全身から汗が噴き出した。 「……まずいな、エンジンが焼け付いてきとる」 「なんだって? 今の今まで普通に飛んでたじゃねーか」 「この前試験飛行しただろ。本当は一回飛ぶ度にエンジンバラして全部の部品を調整せにゃならんのだが、そんな時間もないし大丈夫だろうと思ってたんだが……固定化の魔法ってそんなに信用できんかったんじゃなあ」 「じゃなあ、じゃねえよ! 固定化は物の劣化を防ぐだけで損傷まではカバーしねえんだよ!」 「だったら最初から言ってくれよ! つい調子乗って試験飛行やっちゃったじゃないか!」 「うるせえ! いい年して調子こくから本番で困るんだろが!」 不毛な言い争いをしながら、ひとまず滑空状態のまま空域から離れる。 現状、まだ飛行は維持できるが急上昇急降下急旋回などの機動をすれば、場合によっては更なるエンジントラブルを引き起こし、最悪の場合は空中でエンジンが破壊される可能性も有り得るという見立てだった。 「ふぅーむ。こいつぁ参ったな……掻い摘んで言うと、帰れんくなったっつーこった」 「気楽に言ってんじゃねえよ! しゃあねえ、じゃあどっかに着陸して……」 「いや、このままあいつらをほったらかすとろくなことにゃならん」 「おいおい、もう何も出来ないだろ。これ以上何かするってったら……」 そこまで言って、デルフリンガーはある可能性に行き当たった。 まさかとは思ったが、そんな常識が通用しないのが今の相棒である。 「このゼロ戦のパイロットには伝統的な戦法があってな」 「おい。ちょっと待て。もしかして、この飛行機をあのデカブツにぶつけようとか、そんな無謀なことを考えてるわけじゃないよな?」 「よくわかったな」 「……無茶苦茶だ、幾ら何でもそりゃねえよ」 六千年、使い手含めて様々な人間に握られてきたが、こんな無謀な手を考え付き、あまつさえ実行に移そうとする人間は見たことがなかった。 「なぁに、わしは手近なフネに飛び移ってハイジャックするつもりじゃ。死にはせん」 「おい、考え直そうぜ。それはあんまりにもあんまりだ」 言葉だけ見ればジョセフの翻意を促しているが、その言葉の響きはいかにも楽しげであった。 「まぁ、相棒がどーしてもって言うなら付き合ってやらんでもないがな!」 「よし来た! んじゃちょっくら行くとするかッ!」 艦隊の射程外を飛んでいたゼロ戦を上昇させ始め―― 『待ちなさい! そんな勝手なこと、主人の許しもなしにやらせないわ!』 不意に聞こえたルイズの声に、思わず上昇を抑えた。 「ルイズ!? ルイズなのかッ!?」 To Be Contined → 戻る
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陸奥国 会津郡 熨斗戸組 伊与戸(いよと)村 大日本地誌大系第31巻 113コマ目 府城の西南に当り行程17里25町。 東西2区に住しその間50間を隔つ。 東の1区。家数9軒、東西30間・南北25間。 西の1区。家数7軒、東西23間・南北30間。 共に山間に住し北に立岩川あり。 東2町森戸村の界に至る。その村は寅(東北東)に当り10町。 西16町熨斗戸村の山に界ふ。 南1里余戸中村の山界に至る。その村は西に当り29町。 北1町30間熨斗戸村に界ひ立岩川を限りとす。その村まで2町。 山川 立岩川 村北1町30間にあり。 森戸村の境内より来り、西に流るること18町、熨斗戸村の界に入る。 深沢(ふかさわ) 村より辰巳(南東)の方21町にあり。 源は境内の山中より出て、北に流るること1里余、立岩川に入る。 広4間計。 神社 熊野宮 祭神 熊野宮? 相殿 八王子神 鎮座 不明 西の1区より巳午(南南東~南の間)の方1町計にあり。 鳥居あり。井桁村阿久津和泉が司なり。 寺院 観音堂 東の1区にあり。 造立の年月知らず。 井桁村自源寺司なり。 地蔵堂 西の1区にあり。 草創の年月詳ならず。 自源寺司なり。 Google Map鳥居 お堂(伊与戸川の東) お堂(伊与戸川の西)
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空前のゆっくりペットブームから一年。 みんななんかめっきり飽きて捨てゆっくりが町の中で増殖しまくっていた。 なんかもう、すごい増殖しまくった。 ゴミ捨て場に行って5分待っていれば必ず一匹二匹のゆっくりを見かけるくらい増殖していた。 割と普通に社会問題だった。 ゆっくり関連の条例の制定が急がれていた。 「おかーしゃん!おいちいね!」 まあ当のゆっくり達はというと社会問題など知ったことではない。 このゆっくりもそんな町に放たれ増殖したゆっくり達の内の一匹だった。 親子で仲良く路地裏のゴミ捨て場にゴミ漁りに来ていた。 「ゆう…まりさがむかしたべてたごはんはこんなもんじゃなかったよ… こんなのぜんぜんおいしくなんてないよ…」 子どもと一緒に生ゴミをあさりながら死んだ魚のような瞳でまりさは呻いた。 こんな風に昔の栄華を懐かしむゆっくりは多い。 子まりさにとっては久々にありつけたご馳走だった生ゴミも 隣に居るお母さんがこんな様子ではすっかりおいしくなくなっていた。 「ゆぅ…」 子まりさは悲しそうに母の口元に咥えているにんじんの切れ端を見つめた。 「おかあさんがにんげんさんにごはんもらってたころわね こんなゴミみたいなのじゃないとぉ?ってもあまくたいたにんじんさんが…」 クドクドクドクドまりさは自分の子どもにおいしかったにんじんの料理について話を始めていた。 聞けば聞くほど子まりさはおなか一杯食べてるはずなのにおなかがすいていくような不思議な虚脱感を味わった。 「まりさのふぃあんせのれいむはとってもゆっくりしてて ほっぺもぷにぷにですりすりするととってもきもちよかったんだよ… まりさもれいむもとぉ?ってもあいしあっててまりさがれいむのことはにーってよぶと れいむはだーりんっておへんじしてくれてね…」 何の実りもないまりさの昔話の中で、このれいむの話だけは子まりさは大好きだった。 もし歯車が今と違ったかみ合い方をしていればきっとそのれいむが自分のお母さんになっていたに違いない。 「ほんとはれいむとのすっきりであかちゃんつくりたかったのにぃ…あんな…あんなすっきりでぇ…」 いつものようにまりさがさめざめと泣き始めてその話は終わった。 きっと世が世なら、そのれいむが子まりさのお母さんになったんだ。 噛み締めるように何度も子まりさは胸中で繰り返した。 「きょうこそいっぱいたべものをもらうよ!」 「がんばりょうねおかあしゃん!」 久々にやる気を見せたまりさを子まりさはうれしく思いながら一緒にえいえいゆー!と声をあげた。 「ゆぅ?んゆぅ?ん」 まりさは媚びた笑顔を浮かべながらごろりとその場に転がり足の裏や腹を見せながら 猫なで声を上げて上目遣いに八百屋を見つめた。 それを見た通りすがりの主婦達はソレから目を逸らしてそそくさと店の前を通り過ぎて行った。 八百屋の男は眉間に皴を寄せてまりさの前に立ち見下ろしながらたずねた。 「何してんだテメェ」 その声音には明らかに脅迫的な強い圧力が篭っていたがまりさは気にせずに言った。 「おにいさん!まりさおなかすいたよ!」 そういうとまた媚びるような甘ったるい声でゆぅ?んゆぅ?んと鳴きながら かわいらしくおなかを見せつつその場を行ったり来たりして転がった。 「そうか」 八百屋の親父が観念したように力なく答えたのを聞いて、まりさは確かな手ごたえを感じて目を輝かせた。 しかしまりさは油断しなかった。 ここで畳み掛けるようにアピールすることが 人間に媚びる上で重要なポイントであることを知っていたからだ。 本当に喜んでいるのを示すために目は潤ませて淵に涙を溜めて声は喜びに震わせる。 「ゆ!たべものくれるの?ありがとうおにいさん!」 「客逃げただろうが二度と来るな糞饅頭!!」 八百屋の長靴の爪先が勢いよくまりさの顔面を捉えた。 「どぼぢべ!?」 何故こんな仕打ちを受けているのかまったく理解できずに まりさは商店街をサッカーボールのようにゴロゴロと転がっていった。 餌を集めるときまりさは必ずのようにまずこの手法を試していたが 子まりさは成功しているところは一度か二度くらいしか見たことがなかった。 野良生活で表面だけでなく皮の奥まで汚れが染み付くほど薄汚れて悪臭を発するまりさに 食べ物を与えてやろうなどという物好きは中々いなかった。 「ごんなおがおじゃお゛ねだりでぎな゛いよおおおお……」 そしていつもこんな風に泣きながら怪我をしたところを自分の帽子にすりすりしながら痛みを紛らわすまりさと共にゴミ漁りに精を出すことが定番だった。 たまに怪我の程度が酷いので子まりさだけで探しに行くこともある。 子まりさは、最初からゴミ漁りをすれば痛い目にも合わないし もっと食べ物を集められるのにと言っているのだが まりさはゴミ漁りなんて最後の手段、恥を知れと言って聞き入れてもらえなかった。 「まりさはねぇ!ゆっくりこんてすとでゆうしょうしていっぱいおにいさんたちにごはんもらったことだってあるんだからね!」 そして以前町内のゆっくり限定ペット品評会で優勝したことの自慢話が始まるので 子まりさも最近ではあまり口答えしなくなり ゴミ漁りの時に使う体力を温存するためにまりさが失敗するのを待つのが日課になっていた。 子まりさはそんなまりさのことを少しも悪くは思わなかった。 いや、多少手際が悪いくらいには思っていたが、それがあるからこそお母さんなんだと考えていた。 そして子まりさはお母さんが大好きだった。 このゴミ漁りで命を繋ぐ日々の中で代わりなど有りはし無いたった一匹の大切な大切な家族だ。 嫌いになれる訳が無かった。 そうして今日もまりさと子まりさの一日はゴミを漁って過ぎていく。 「ゅ?ゆっくちちていっちぇね!」 まりさが今日は一人でおねだりに行くから待っているようにといわれたので 子まりさは待ち合わせ場所の近くのゴミ捨て場で一人でゴミ漁りをしていた。 そんな子まりさは背後から一人の若い男がじっと見つめているのに気付いて元気に挨拶をした。 別に何か見返りを求めているわけでもないが、挨拶したほうが気分がいい。 「ん、ああ」 男はびっくりしたのかそれほど悪くは無い顔の造形をゆがめて気の無い返事をすると 何か思うところでもあったのかポケットを漁り始め中から出てきた飴玉を取り出した。 「食べるかい?」 覇気の無いどこか暗い影のあるような声音で男は子まりさにその飴玉を差し出した。 「ゅ…いりゃない」 子まりさは俯いて少しの間考えてから男の申し出を断った。 このゴミ捨て場には結構食べ物がありそうだったし、子まりさが毎日食料集めに精を出しているおかげで今食料には困っていなかった。 「おにいしゃんがじぶんであまあましてゆっくちちていっちぇね!」 笑顔でそう告げて子まりさはまたゴミ漁りに戻った。 「そ、そう」 男はそれだけ言うとバツが悪そうにポケットに飴玉を戻してコートの襟に顔が半分埋まるほど首をすぼめ俯いていそいそとその場を去っていった。 子まりさはうきうきしていた。 大好きなお母さんまりさにプレゼントを用意して、今日がそれを渡す日だったからだ。 何故今日なのかというと、まあ特にこれといった理由は無い。 ただ単にお母さんが好きだってことを形にして示してみたかったのと 後町が何故だか知らないが浮かれているというかやたらとキラキラと輝いていて その上これも理由はさっぱり分からないがゴミ置き場にある生ゴミの量もたくさん増えていて余裕があった。 これから寒くなって大変なのにどうしてみんなこんなに浮かれてるのだろうかと子まりさは首を傾げた。 特に今日はすごかった。 「ゅぅ?ん、あみゃあみゃでとっちぇもおいちぃよ!」 普段は見たことも無いような白くて綺麗なクリームと 甘い甘いパンを混ぜこめたようなお菓子がゴミ箱にぽんと置かれて居たりした。 「これにゃらおかあしゃんもとってもあみゃあみゃでおおよりょこびだょ!」 他にも香ばしく甘辛く焼いたひらべったい肉の周りについてる奴や まだ僅かに桃色の射す程度に焼いた肉のこびり付いている骨。 子まりさは肉屋に吊るされている鶏は見ていてなんだか悲しくなるので大嫌いだったが、鶏肉自体は大好きだった。 皮が堅くて中はふわふわのパンが見つかった。 ほっぺについた白いクリームをぺろりと舐めて舌鼓を打ちながら お母さんもこれならきっと喜んでくれると思って子まりさはにんまりと笑った。 たくさんのご馳走をゴミ箱の中に埋もれていた真っ白な箱に詰め込んで 喜ぶお母さんの顔を思い浮かべながら子まりさは歯を食いしばり箱の端を咥えながら 煌びやかな大通りとは打って変って薄暗い路地裏を額に汗を浮かべ 同時にそんな疲れを感じさせない明るい笑みを浮かべながら進んでいった。 まりさは暗い路地の向こうのゴミ箱の前で啜り泣きながらゴミを漁っていた。 「ゆぅ?ん・・・ゆぅ?ん・・・ゅぅぅうううう…!」 普段よりも長くか細い泣き声をあげながらまりさは折角のクリスマスに こんな暗い路地裏で惨めにゴミ漁りをしている自分の身の不幸を呪った。 ちょっと前までは、まりさもあの柔らかく優しい明かりに包まれて 暖かな暖炉にあたりながら飼い主やフィアンセのれいむとおいしいケーキや 自分と同じくらいの大きさがある七面鳥の丸焼きを食べて笑いながら過ごしていたのだ。 なのに今は寒空の下でこんな汚らわしいことをしながらなんとか生きながらえている。 惨め以外の何者でもなかった。 まりさは舌を一生懸命動かしてゴミを漁りながら その合間に何度も路地の向うの大通りの方をちらりと盗み見ては目をそらした。 自分を柔らかく包んでくれていたあの優しい明かりが、何故か今の自分には眩し過ぎて直視出来なかった。 そんな風にまたまりさは路地の向こうを盗み見て、子まりさの体より大きな箱を懸命に引き摺ってくるのに気付いた。 まりさが呆然とそれを見つめていると、子まりさはまりさの目の前にまでやっとのことでやってきて満面の笑みを浮かべていった。 「おかあしゃん!いっぱいおいちいごちそうもってきちゃよ!!ゆっくちちていっちぇね!」 まりさがその箱の中身を覗き込むと大粒の涙がその頬を伝っていった。 「ゆぅ?ん…ゆゆゆぅ??ん…!」 プレゼントを見て涙を浮かべるまりさを見て 子まりさは泣くほど喜んでくれたのだと思って跳ね上がるほど嬉しくなった。 「こんなので…こんなのでごちそうだなんてなんてかわいそうなあかちゃんなのおおおおお!!」 子まりさは飛び跳ねるのをぴたりとやめた。 まりさの言っている意味が分からなくて唖然としてくしゃくしゃになったその顔を見つめた。 「こんっ、こんなほねとかわとぐちゃぐちゃになったけーきみたいなごびどーぜんの…ゆぅぅううう…! こんなのごちぞうなんがじゃないんだよおおおおおお!! ごみどーぜんでさえないよぉ!ごみ!ごみなんだよおおおおお!?」 胸の中が乾いていくような良く分からない感覚が 子まりさの中にあったほくほくとした嬉しい気持ちを砂漠に垂らした水みたいに吸い取っていった。 まりさは子まりさを哀れみ尚も捲くし立てた。 「ごべんねえええええええ!!おがあざんじぇんじぇんおいぢいぼのだべざぜであげれなぐでごべんねえええええええ!! ゆ゛う゛うううううう!!ごべんね゛えええええええええ!!!!」 そう言ってまりさは後はずっと謝りながら小さな子まりさの体に顔を埋め涙でべちょべちょになった肌を擦りつけた。 子まりさは、うん、悲しくなんて全然無かった。 お母さんが本当に子まりさのことを想っていてくれたのがわかって本当に嬉かった。 プレゼントを用意して本当によかった。 「ほんちょだ、じぇんじぇんおいちくなんかないね」 まだ口の端に残っていたクリームをペロリと舐めてみた子まりさが呟いた。 ソレはわんわん泣き喚くまりさと路地の向うから聞こえてくる雑踏の喧騒によってかき消された。 それからすぐに寒く辛い冬はやって来た。 いや、冬は既にやって来ていたと言った方がいいだろう。 ただそれまでは煌びやかな町の明かりがそれを忘れさせてくれていた。 それに食べ物もゴミ捨て場にたくさんあった。 だがあれから一週間もすると町の明かりはすっかり消えていつものように夜は人気も無く薄暗く 手に入る食べ物の量もめっきり減った。 ただ人間達が家に篭りがちになるので まりさのおねだりで無駄な時間を費やすことが減ったのは子まりさにとってはやりやすかった。 「……」 それにまりさはあの日以来どうにも塞ぎ込みがちで、いつものような昔の自慢話を余りしなくなっていた。 これも、食べ物を集めることにおいては大分助けになった。 もっとも、子まりさの心情的には全く歓迎すべきことでは無かったが。 「おかあしゃん…」 「……」 子まりさが呼びかけても、まりさは虚ろな眼差しで一瞥するだけで 何も口から発さずにまた黙々とゴミ漁りをする作業に戻った。 まりさが何を求めているのか、何がまりさを苦しめているのやら。 子まりさにはどうしてもわからなかった。 ずっと一緒に過ごしてきて、その理由がはっきりとわかったのはそれからすぐ後のことだった。 「や、やあ」 以前ゴミ捨て場で飴玉を渡そうとしてきた男が、中々食べ物が見つからず町をうろついていた子まりさに声をかけた。 「ゅ?ゅっくちちちぇいっちぇね!」 ボロは着てても心は錦。 大きな声を出すと空きっ腹に響いたが、子まりさは元気に挨拶を返した。 冷たい風に当てられ続けて林檎のように真っ赤になった頬の力強さがその笑顔に映えた。 「なんかお腹空かしてるように見えるけど…大丈夫?」 「おなかすいてるけどだいじょーぶだょ!」 おずおずと尋ねる男に子まりさは一部肯定しつつも元気に返事した。 「なんか肉付き悪そうだけど」 「ふゆのあいだはみんにゃこんなかんじだけどだいじょーぶだょ! はるさんきたらまたおなかいっぱいたべれりゅの!」 心配は要らない、と子まりさは男に向かって痩せて薄くなった胸を張って見せた。 「いや、その、良ければ食べ物とか…」 「おにいしゃんだってごはんみちゅけりゅのたいへんでちょ? まりしゃはしんぱいいりゃないからゆっくちちちぇいっちぇね!」 「でも、一人ぼっちで大変じゃないかい?」 「まりしゃひとりぼっちじゃないょ!まりしゃおかあしゃんといっちょだょ!」 弱弱しくも食い下がる男に子まりさは本当に心の底から自慢げにそう言ってまた胸を張った。 「まりしゃのおかあしゃんはね」 子まりさは自分の母をこの男に自慢してあげようと思って、胸を張ったまま口を開いた。 「たすけてねええええええええええええええ!!!」 その時だった、路地の奥からまりさの悲鳴が轟いたのは。 「おかあしゃん!?」 子まりさは慌てて駆け出した。 男も呆然とした顔をしながら子まりさの後についていった、歩いて。 「おかあしゃん!?おかあしゃん!?」 子まりさは泣き喚きながら助けを求めるまりさを見るために背中が地面につくくらい思い切り見上げなければならなかった。 「でれないのおおおおおおおおおおお!!だぢでえええええ!だぢでええええええええ!!」 まりさは、丁度まりさの体の大きさと同じくらいの口の大きさのゴミ箱にすっぽりはまって真上を見ながら喘いでいた。 完全にぴっちりと体がはまってしまったらしく身動き一つとれず、ゴミ箱を僅かに揺らすのが精一杯のようだ。 それどころかもがけばもがくほどまりさの重みの分深く深くゴミ箱へとはまっていく。 「いやだあああああああああああ!!ごんな、ごんなごみだめのながでぢんぢゃうなんでいやあああああ!! どぼぢでええええええ!!どぼぢでま゛り゛ざがごんなめにいいいいいい!! どぼぢでごんなごどになっだのおおおおおおおおおおおおおおおおお!? あ゛んなに、あんなにあだっががっだのにい!!あ゛んなにずでぎだっだどにい!! あん゛な゛にだのぢばっだのにいいい!!あ゛んなに゛ぃ!あ゛んなにぃ!! お゛いし゛いごはんがあっでえええ!!おうぢのながあっだがぐでえええ!! ゆっぐぢぢだれ゛いむ゛がいっぢょでえええええええ!!おにいざんがいでええええええええ!! あ゛んな゛にいいいい!!じあわ゛ぜだっだどにいいいいいいいい!! れ゛いむ゛ううううう!!おにいざあああああああああん!! ゆ゛ばあ゛ああ゛ああ゛ああ゛あああ!!」 こんな時でも、いやこんな時だからこそだろうか。 まりさはやはり昔のことを思い出して泣いていた。 「おかあしゃんがんばっちぇね!ゆーえしゅ!ゆーえしゅ!」 子まりさはまりさを助けようと、ゴミ箱を押してみたりまりさの舌を咥えて引っ張り出そうとしてみたりしたがびくともしなかった。 「だ、大丈夫か…あ…!」 「だぢっ…ゆ…!」 ついてきた男とまりさの目が合った。 まりさは男の顔を見てはっと息を呑み目を潤ませた。 「お、お、おにいざぁあああああああああああああん!!」 「まりさ…!」 二人が頭上で衝撃の再開を果たした中、子まりさは必死にゴミ箱を押していた。 「おにいざああああああんあいだがっだよおおおおおおおおおお!!」 まりさは以前まりさのことを飼っていた男の顔を見てボロボロと涙を零した。 あまりに涙を流すのでゴミ箱の中が涙で一杯になって溺死するのではないかと思われるほどだった。 「おかあしゃんいまだちてあげゅかりゃがんばっちぇねええええええ!!げほっ、げほっ」 子まりさは叫びすぎてむせた。 「ま、まさかまた会えるなんて…よかった!無事だったんだな!」 男もこの運命的な再会に胸を熱くしているようだった。 ぎゅっと拳を握り締めて口元に笑顔を浮かべている。 「おにいざああああああん!!どぼぢでま゛り゛ざのごどずでだのおおおお!?」 「ゅ!?しゅてたにょ!?おかあしゃんのことしゅてたにょ!?」 再開を果たした男に対してまりさは長年の疑問を大声でぶつけた。 その母の言葉を聞いて信じられないという表情を浮かべた子まりさは男をキッと睨みつけた。 まりさの昔話を聞くたびにまりさが恋しそうに、その素晴らしかった頃の思い出を語るので 子まりさはてっきり飼い主の男は素晴らしい人物で、しかしまりさとは死に別れでもしたのかと信じていた。 だからまりさの言った捨てた、という言葉が子まりさには信じられなかった。 「それは、ほら、引越し先がペット禁止だったし…その…」 「ぞうだっだんだねえええええええええ!!ま゛り゛ざのごどぎらいになっだんじゃないんだねえええええ!!」 男は後ろめたそうに答えたが、まりさはその答えに大いに満足したようで感激でさらに咽び泣いた。 「う、うん、まりさのこと嫌ったりしてないさ!今でも大好きだよ!」 男はほっとした様子でそのまま天まで昇っていきそうなほど舞い上がっているまりさに合わせて言った。 「じゃあまたいっじょにぐらぜるんだねえええええええ!?」 「いやそれは、その下宿で一人暮らしだしペットは無理だけど、あ、うん、一緒に遊んだりは出来るよ!」 男はまりさの問いに一瞬バツが悪そうに目をそむけたがすぐに調子よく頷いてそう返した。 「うれぢいよおおおお!!まだむがぢみだいにぐらぜるんだねえええええ!! れ゛い゛む゛!れ゛い゛む゛どもまだあえ゛るのおおおおお!?」 「あ、そのう、れいむは…ああうん、またきっと別のいいれいむに会えるよ 今助けてやるからな!」 そう言って男は一歩踏み出して、ゴミ箱の汚れを見て嫌そうな顔をして一瞬立ち止まった。 子まりさには、男の発する言葉も、所作も、その何もかもが胡散臭く感じた。 「まっちぇねぇ!!!!」 ゴミ箱の横に居た子まりさは小さな体を命一杯強張らせて男に向かって鋭く叫んだ。 「え?」 「ゆ、ゆ?」 男は子まりさのその小さな体に似合わない気迫に気圧されて一歩退いた。 「ど、どうしたんだい?」 男は怪訝な表情を浮かべて子まりさに尋ねた。 「おにいしゃん、まりしゃたちはおにいしゃんにたすけりゃれにゃくてもだいじょーぶだよ」 子まりさは心を落ち着け、男に対して最も伝えたいことを言った。 「え、でも」 「ゆ?なにをいってるの?なんなの?ばかなの?」 そしてそのことを証明するために子まりさは動き始めた。 子まりさは男とまりさを無視して、ゴミ箱の淵にたっぷり中身の詰ったゴミ袋の先を引っ掛けた。 ゴミ袋の重さに引っ張られて僅かにゴミ箱が傾く。 下に下りた子まりさはそのスキマに小さな木の棒を差し込んだ。 ものによってはしゃぶると食べ物の味のする木の棒でゴミ捨て場でたまに見つけてはしゃぶったりしていた。 それを咥えて、子まりさは必死にゴミ箱を持ち上げようと踏ん張った。 そうして少しスキマが大きくなると、近くに寄せておいた小さなゴミをまたスキマに噛ませて 少しずつ少しずつスキマを大きくしていった。 やがて、傾きの限界に達したゴミ箱はドサリと音を立てて倒れて、その衝撃で中のゴミとまりさはゴミ箱から吐き出された。 脱出できたことを喜ぶ余裕さえなくまりさは呆然とした表情で子まりさを見つめていた。 子まりさははあはあと息を切らせながら目に涙を浮かべて、そして胸を張った。 「まりしゃたちはだいじょーぶだよ、まりしゃたちはおにいしゃんがいにゃくても、いきてけりゅよ それじぇみょおかあしゃんがしゅきで、いっちょにいちゃいならなら、ずっとずっといっちょにいてあげちぇね それかりゃ、もうおかあしゃんをきずちゅけりゅのはやめてね もうぜっちゃいはなれちゃりしちゃだめだよ おやくしょくちてね」 そう言うと後は黙り込んで子まりさは男の目をじっと見つめた。 「ぼ、僕が…僕は…」 男は震えながら後ずさった。 この男とまりさのやり取りを聞いて子まりさは気が付いたのだ。 母が何故ああも哀れに苦しんでいるのか。 そして母があれほど苦しんでいるのを何故子まりさにはわからなかったのかを。 子まりさはこのゴミ溜めのような場所で生まれてそしてこのゴミ溜めのような場所でずっと育ってきた。 だから地に足がついているから今の生活は大変だとは思うけど苦しいとか不幸だと思ったことはなかった。 だけれどまりさは違った。 まりさはペットとして、きっと子まりさが夢にも見ないような素敵な生活をしてきたのだ。 だから、今の生活になじめない、地面に足をつけることができない。 まりさのことが子まりさにはまるで肉屋の軒先に吊るされた鶏のように見えた。 ずっと前、まりさと子まりさが物乞いをしに肉屋の前に並んだとき子まりさはわあわあと泣いてしまったことがあった。 吊るされている鶏さんがかわいそうでかわいそうで涙がぽろぽろこぼれてきたのだ。 まりさはその鶏と同じだ。 地面に、今自分が住まう世界に足をつけることができれば楽になれるのに 昔の生活がまりさの体を縛り付けて天井から吊るされているみたいに宙ぶらりんになっているのだ。 もがけばもがくほど、その縄はまりさの体に食い込んでまりさのことを苦しめる。 もしかしたらその縄は断ち切ることができるかもしれない。 上から誰かが引き上げるか、それとも下から誰かが引っ張ってあげてその縄を断ち切るかすれば、あるいは。 断ち切るのは彼か、子まりさか。 子まりさはただただじっと男を見つめた。 子まりさは男が子まりさの視線を振り切ってまりさを連れて行くというならそれでもいいと思った。 自分達は自分達だけで生きていけることを示した。 それでも一緒に居たいのか、同情心で悪戯にまりさを期待させて、そしてまた捨てたりしないのか。 まりさのことを傷つけないと誓えるのか。 それが知りたかった。 男は何も言わずにきびすを返して走って立ち去った。 「まってねおにいさん!!おにいさああああああああああん!?」 まりさの呼び止める声も聞かずに男はすぐに雑踏にまぎれて消えていった。 結局男はまりさを絡め取る縄を断ち切ってはくれなかった。 なら自分が断ち切ろう、そう子まりさは強く心に誓った。 「おかあしゃん…」 もう昔のことなんて忘れて、ゆっくりしていいんだよ。 そう言おうとした子まりさは気が付くと宙を舞って暗闇の中に押し込まれた。 「どぼぢでおにいざんにあんなひどいごどいうのおおおおおおおおおおお!?」 子まりさの体はまりさによって倒れたゴミ箱の中に押し込まれていった。 中に入っていた尖ったゴミが子まりさの皮を引き裂く 暗いゴミ箱の奥から、目を剥き歯茎を見せて鬼のような形相を浮かべるまりさを見ながら まりさを絡め取る縄を断ち切れるのは男でも、自分でもないということを子まりさは悟った。 まりさはその縄が切れてしまうことを何より恐れている。 だからどんなに手を貸そうとも下からではいくら引っ張っても歯を食いしばり必死に縄を護り逆に自分を傷つける。 護り抜いた縄をいつか誰かが引っ張り上げてくれることを信じている。 その縄が切れればもう上へといけないと知っている。 そしてそんな細い細い可能性いっそのこと断ち切ってしまった方が楽だということを認めない。 あんなに細い細い糸を断ち切るまいと必死に体に絡めている。 糸が細ければ細いほど鋭く、体に食い込み痛みは増すというのに。 なんて救いがないのだろうか。 子まりさは、自分ではもうどうにもならないということを知って嘆いた。 子まりさは薄れいく意識の中で、大通りに向かい痛ましいまでにお兄さんを呼び続けるまりさの声をを聞いてその行く末を案じて涙した。 涙は上に昇ることなく生ごみに紛れ染み込み臭いや汚れと混ざり合って汚液となってゴミ箱から流れ染み出していった。 この涙が報われることなど、ないんだろうな、きっと。 産まれて初めて達観というものを覚えて、子まりさの意識は途絶えた。
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登録日:2014/09/01 Mon 00 11 41 更新日:2024/04/13 Sat 13 40 54NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 イベント イベント海域 コラボイベント 再開求ム 期間限定 期間限定海域 硫黄島 艦これ 艦これイベント 艦隊これくしょん 蒼き鋼のアルペジオ 観音崎 迎撃!霧の艦隊 霧の艦隊これくしょん 前回→決戦!鉄底海峡を抜けて!(艦隊これくしょん) 次回→索敵機、発艦はじめ!(艦隊これくしょん) この項目では『艦隊これくしょん -艦これ-』の『蒼き鋼のアルペジオ』とのコラボイベント『迎撃!霧の艦隊』について解説する。 ◇概要 2013年12月24日から、翌年の1月8日まで行われたコラボイベント。当然モチーフとなる史実は存在せず、関連するルート固定艦もない。猛威を振るったゲージ回復もこのイベントから撤廃されている。 これ以前から『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』のエンドカードでは艦これイラストレーターが自身の担当した艦娘とその同型のメンタルモデルを描くなどのコラボが行われていた。 イベント海域においては敵NPCとして霧の船が登場した他、一部の艦艇はイベント期間限定艦船としてプレイヤーが使用可能であった。 霧の船のブッ飛んだ性能を除けば羅針盤が荒ぶる事もあまり無く、難易度も低めなのでさほどストレスを溜めずに楽しめるイベントとなった。 が、艦娘を「兵器としての誇りを失った」と見下すコンゴウ、そしてマヤのカーニバルのコンボ攻撃に阻まれ続けてストレスマッハになった提督も少数だがいた。 このイベントのみ、旗艦を撃沈しなければゲージが減らない(通常海域と同じ)仕様となっている。 さらに、ドロップする艦娘には長門、瑞鳳、三隈、伊19などのレア艦も多く、通常海域で探すよりも格段に楽に入手できたので、多くの提督がレア艦掘りに勤しんだ。 まあそのおかげで人によっては100回近くコンゴウを撃沈することになったりしたのだが。もうやめて!コンゴウのライフはとっくにゼロよ! 本イベントをクリアすることで艦娘のほうの伊401が入手可能。 また、イベント終了時に1隻でも霧の船を所有していたプレイヤーには家具アイテムとして「『霧』の桐箪笥」が贈られた。 ナノマテリアル製で上にはイオナの艦船模型が乗っている。 ◇本イベントの特色と後の『艦これ』への影響 本イベントは後にも先にもこれっきりなこのイベントにしかない要素や、後の世にまで持ち出されるほど高く評価された部分というのが非常に多い。 まず、先述したように本イベント以降、社会人に悪名高いゲージ回復ギミックが完全に撤廃された。 艦これ起動中にWindowsUpdateに再起動させられてしまい、見たらゲージが回復していた…なんて悲劇もなくなったのだ。 他にも前述したように唯一ゲージが旗艦を撃沈しないと減らない(通常海域と同様)仕様であったり、非常に珍しく支援艦隊が使用できないイベントでもある。他に支援艦隊が使用できないのは2013年春イベント・敵艦隊前線泊地殴り込みくらい(※)。 とはいえ、その分敵艦隊自体が当時の水準でも戦艦の砲撃で簡単に片付く程度に貧弱であり、艦隊が育っていれば脅威なのは霧の艦隊の面々くらいで、仮にあっても使う必要性自体が感じられなかった。 ※なお、支援艦隊の実装は2013年夏イベント・南方海域強襲偵察!なので当時は概念自体が存在しない。なのでこれも実質本イベントだけの仕様と言ってよい。 そして『艦これ』のゲーム内での他作品とのコラボが行われたのは2024年4月現在もこのイベントだけである(※書籍も含めればらき☆すたとのコラボがあり『艦これ』で他作品とのコラボが一概に忌避されているというわけではない)。艦これアーケードでも本イベントは未実装となっている。なので、残念ながらアーケードにおいて艦娘と共に3Dグラで動く霧の艦隊を見る事はできない。 コメント欄も見ればわかるが、霧の艦隊共々復刻が幾度も望まれながら、本イベントは一度たりとも復刻されていない(尤も『艦これ』では復刻イベントの類自体が少ないが)。 他にも好評だった要素はあり、特に挙げられるのが ボス前で羅針盤に悩まされる事もほとんどない(E-1に至っては悩まされる事自体がない) 難易度もそこまで高くない(低難易度)ので、レア艦掘り周回が捗る(特に霧艦が減るクリア後) 出撃制限が存在しない(※当時は『札』の概念自体が存在しない) 期間限定で使用可能な霧艦(特にイオナ)も、重すぎる消費に十分見合うレベルで非常に強力であった。(イオナ単艦で当時の通常海域最深部・5-3「サブ島沖海域」(*1)を突破する事すらやろうと思えばできた) この辺り。 当時の『艦これ』の世界観に合わせて大きく手加減している霧の艦隊だが、この舐めプ性能ですら艦娘が局所的に追いつくだけでも非常に長い年月がかかっている。 超重力砲で初めて実装された砲撃戦での複数ターゲットの特殊攻撃だが、これを艦娘側が実現するのは2期初期・2018年9月実装のNelsonのネルソンタッチの実装まで待たなくてはならない。超重力砲のように単独完結した特殊砲撃は2024年4月現在も実装されていない。 ステータス上、タカオに匹敵する火力を重巡系統が手に入れるのは2021年3月実装の最上改二特、ハルナの火力を上回る高速戦艦は2022年6月の大和改二の実装を待たねばならなかった。 イオナに至っては最初から高速の潜水艦は2024年4月現在も未実装(というよりも、WW2世代にそんな船はない)。後に実現した高速化潜水艦には装備面の制約が多く、イオナほどの汎用性や火力は当然見込めない。しかも当時はケッコンカッコカリや補強増設が存在せず、イオナ本人にもまだ伸びしろがある。ステータスで上回っているのは「運」「回避」くらいで、今後も火力や耐久面で上回る見込みは皆無。 また、新艦娘が報酬艦のみで、新艦娘のドロップ(=掘り)がなかったイベントも2024年4月現在もなお本イベントだけである(厳密には桃の節句!沖に立つ波も該当するが、此方はそもそも新艦娘自体が0である為、新艦娘掘りが発生する余地そのものがなかった)。 この為、全クリすれば新艦娘はコンプリート可能。最終報酬の1人しかいないけど。 そして『艦これ』で初の「全3海域」の小規模イベントであり、比較的難易度も低かったのは前述してきたとおり。 結果、このイベントは今日に至るまで小規模イベントの基準になっているわけである。 ◇本イベが好評であったがゆえの『負』 その一方、本イベントは難易度インフレやギミック・出撃制限の複雑化が進む2期の『艦これ』イベントを批判する為の材料として用いられる側面もまた持っている。 1海域にギミックが詰め込まれ、複数のゲージと多くのマスで埋め尽くされた「最近の艦これ(特に最終海域)」のマップが、ギミックが存在せず羅針盤はどちらを向こうがボス、ボスまで含めてたった4マスしかない本イベントのE-1「観音崎沖迎撃戦」と並べられて…なんて光景が意外なほどみられる。 事実、小規模イベントだがゲージ数が多く、ギミックから戦力ゲージ・輸送ゲージ・道中・ボス全てにおいて難易度が非常に高いようなイベントは小規模詐欺だと皮肉られる事になった。 言ってしまえば、こういった不満はそもそも2期現在の最終海域と最初期のE-1を比較するというのが、当時とは全く事情が違いすぎてナンセンスである。 当時は『艦これ』が始まって8か月。さらに、プレイヤーの大半が『艦これ』をプレイ開始して半年以内。サービスインから数年が経過している状況との単純比較は困難 難易度選択が存在しない(難易度選択の実装は2015年冬イベント・迎撃!トラック泊地強襲)。クリアできないからといって難易度を下げるといった事は当時は不可能 といった事情がほとんど留意されず、あくまで 「ゲージ数の増加」「ギミックの実装によるマップの複雑化」「これらによる最短出撃回数自体の増加」で、プレイヤーにとって海域突破までにかかる時間そのものが増えている 出撃制限(いわゆる『札』)の有無 敵艦隊の純粋な強さのインフレ。13年当時、イベ海域でも無名の雑魚(いわゆるイロハ級)がボス敵、随伴が今となってはほとんど脅威ではない浮遊(護衛)要塞という事はそこまで珍しくなかったが、2期ではE-1から1期でラスボス級だった鬼/姫級が出てくる事も当たり前になった といった、現代と単純比較した不満点が焦点にされがちなのである。 ゲージ回復がなくなったから札やギミックも実装される余地ができたわけだが、本イベントが持ち上げられる理由はそもそもそれらが全てなかった事なので…。 ちなみに「全3海域以下」の小規模イベントにおける総合ゲージ数は以下の通り。 迎撃!霧の艦隊:3海域、戦力ゲージ3本 計3本、ギミックなし 札なし※そもそもこの時代には存在しない 出撃!礼号作戦:3海域、戦力ゲージ3本、輸送ゲージ1本 計4本、ギミックなし 札なし 偵察戦力緊急展開!「光」作戦:3海域、戦力ゲージ1本、輸送ゲージ3本 計4本、ギミックあり 札あり 邀撃!ブイン防衛作戦:3海域、戦力ゲージ3本、輸送ゲージ3本 計6本、ギミックあり 札あり 欧州方面反撃作戦 発動!「シングル作戦」:3海域、戦力ゲージ5本 計5本、ギミックあり 札あり 桃の節句!沖に立つ波:1海域、戦力ゲージ2本、輸送ゲージ1本 計3本、ギミックあり 札なし 増援輸送作戦!地中海の戦い:3海域、戦力ゲージ7本、輸送ゲージ3本 計10本、ギミックあり 札あり 帰ってきた鎮守府秋刀魚祭り/海上護衛!本土近海航路の防衛:3海域 戦力ゲージ6本、輸送ゲージ2本 計8本 ギミックあり 札(秋刀魚祭り中のみ)なし、後段作戦実装後はあり …つまり、今にまで続く「小規模」の基準とされておきながら「全3海域、ゲージも各海域1本ずつ(3本)」だったイベントは2024年4月現在もこのイベントしかないのである。 この中で『札』が設定されていないイベントは出撃!礼号作戦と桃の節句!沖に立つ波しかない。 さらに、批判されがちな要素の1つである「難関マスでS勝利(海域によっては複数回)する事でボス出現(=ここを突破せねばボスに挑戦する権利すら得られない)、等の面倒なギミックがない」となると出撃!礼号作戦や、終点マスでA勝利するくらいしかギミックがない海上護衛!本土近海航路の防衛の前段作戦くらいしか該当しない。 なお、後者は「こういうのでいいんだよこういうので」とタグ付けがなされ、有志によるアンケートにおいても2期イベントの中で「とても満足した」「満足した」の割合が8割以上と最も高かった。他のイベは「満足した」「とても満足した」が5割を切っていたり、逆に「不満だった」「とても不満だった」が5割を超える事も割と珍しくないので、そういうことだ… 昨今はギミック1つやゲージ当たりの個々の難易度が高くなっているので、7ゲージ以上あると「実質大規模」なんて事が言われたりもするが、ゲージ数や工数で見た場合そもそも「詐欺」じゃないイベントの方が少なくなっているわけである……。 ◇BGM 冬の抜錨!:全海域道中 SAVIOR OF SONG:全海域ボス SAVIOR OF SONGは、アニメアルペジオのOP主題歌。 歌詞つきでいきなり流れたために、驚いた提督も多かった。 ◇マップ コラボイベントという事もあってか数は3つと少なめ。 ◆E-1 観音崎沖迎撃戦 最初のマップ。イオナ入手によって解放される。 羅針盤があるがどちらを向いてもボスであり、交戦する敵艦隊が若干違うだけ。 ボスはタカオ。 マップ名の由来はイオナ達が横須賀への道中でタカオと交戦したことからか。 ◆E-2 硫黄島沖海戦 この辺りから霧が猛威をふるい始める。タカオ入手で解放。 ボスはハルナ。 こちらの名前の由来は群像たちの拠点である硫黄島か。実際にハルナ・キリシマと交戦したのは横須賀であったが… なお、『艦これ』本編で史実の激戦区としての「硫黄島の戦い」が舞台となるのは実に9年以上後。 当時は想像もできなかったが、本ゲームはそこまで長く続いたのだ。 ◆E-3 霧の艦隊 艦隊決戦! ハルナの入手で始まるラストステージ。 ボスはコンゴウ。BGMとして流れるOPテーマ『SAVIOR OF SONG』でテンションが上がること間違いなし。 ◇霧の艦隊 2012年頃から出現し始めた正体不明の艦船たち。その外見は第二次大戦時の軍艦を模しているものの性能は桁違いであり、圧倒的な力で瞬く間に人類を世界中の海から叩き出してしまった。 艦これにおいてもそれは同じであり、期間限定なのを良い事に艦娘を遥かに凌ぐトンデモスペックを誇っている。 本来ならば彼女らを倒すにはその身を守るクラインフィールドを突破しなければならないのだが、その辺りはヒュウガがなんらかの処置を施してクリアしている。 性能に比例するように燃費も凄まじいため、油断すると資源が枯渇する。 時折クラインフィールドのエフェクトが発生して攻撃を無効化するが、これは単にMissのエフェクトを差し替えているだけ説が有力。 ◆イオナ 潜水艦イ401、イオナ。急速せんこ~。 任務『謎の潜水艦「イオナ」と接触せよ!』で入手。彼女の着任により、イベントへの出撃が可能になる。 潜水艦とは思えない大火力と重装甲、機動力を兼ね備えたバケモノ。 しかしその性能が最も発揮されたのは演習で敵として出てきた時というのは皮肉な話である。 潜水艦伊401を模した本編でのメインヒロイン。 鎮守府では提督がお腹を見たがるらしい。また憲兵の出番か…… 潜水艦ではあるものの、運用コストが戦艦並みのためオリョクルには不向き。 性能の高さから、難関海域である5-3クリアに使った提督も多かったとか。 ◆タカオ 超重力砲、エンゲージ!さぁ…覚悟するのよ! E-1でのボスであるが、クリア後に『霧の艦隊重巡「タカオ」と接触せよ!』達成で使用可能に。 重巡であるがスペックは戦艦並みに高く、更に最大3隻に攻撃可能な超重力砲を装備している。 高雄型1番艦『高雄』を模した重巡洋艦。 横須賀へ向かうイオナ達の前に立ち塞がるが敗北し、以降兵器としての性能を向上させる人間と言うユニットに興味を持ち始め霧を出奔するが、それが訳の分らん方向に向かい群像に想いを寄せるようになった。 付いたあだ名が「ツンデレ重巡」、「従順タカオ」。 艦これにおいては群像が登場しない為か、提督LOVEな様子。 ◆ハルナ お前たちに戦いという言葉の定義を教えてやる。 E-2のボス。彼女も攻略後に『霧の大戦艦「ハルナ」と接触せよ!』で仲間に出来る。 大和型すら超える狂気じみた性能を誇り、もちろん超重力砲も搭載。 燃費は大和型よりはマシという程度。 金剛型3番艦「榛名」の姿をした霧の大戦艦。 横須賀でキリシマと共にイオナに挑むが敗北、刑部蒔絵との出会いが彼女の在り方を大きく変えていった。 普段はクールだが着ているコートを脱がされると途端に弱々しくなってしまう。時報では提督にも度々コートを奪われている様子。ちなみにスタイル抜群。 時報によると鎮守府内にキリシマと蒔絵もいるらしい。また、艦娘の方の金剛についても言及している。 というか、とある家具でキリクマが確認できたり。家具は残ってるので霧の艦隊唯一居残りというのはナイショだ ◆キリシマ フフフ、これが戦闘だ。大戦艦級の火力にひれ伏すがいい! E-2ボス面でハルナと共に登場。ハルナとステータス的には特に違いは無い。 本編でメンタルモデルとしての姿を失った為かこちらは仲間に出来ない。 しかしハルナの時報で存在について触れられている他、家具「七面鳥のご馳走」に映っている。 霧の船がいなくなってもこの家具が使えるということは、まさか置いて行かれたのだろうか… 金剛型4番艦「霧島」を模した大戦艦。 クールなハルナとは対照的に好戦的な性格をしている。 イオナに敗北して以来、メンタルモデルの姿を維持できないほどナノマテリアルを失ってしまい、クマのぬいぐるみの「ヨタロウ」の中に入っている。というかこっちの期間の方が長い。 ◆マヤ カ~ニバルだよ! み~んな、手加減なしで吹っ飛ばしちゃうよ~っ! E-2及びE-3において登場。 超重力砲の大火力によってアルペジオを知らない提督にも「カーニバル」という言葉をトラウマと共に刻みこませた。 高雄型3番艦「摩耶」の姿を模している。 主にコンゴウの下で動き、ピアノの演奏が趣味なアホの娘。 メンタルモデルの中でも特に感情豊かなように見えるが、アニメにおいては終盤で衝撃の事実が判明した。 ◆コンゴウ メンタルモデルと艦娘の違いを教えてやる。沈め E-3のボス。 ラスボスだけに同型のハルナ・キリシマ以上の性能を発揮する。 金剛型1番艦「金剛」の姿をした霧の艦隊東洋方面第一巡航艦隊旗艦。 あくまでも自分達は兵器であるとし、感情というものには否定的。 しかし、イオナらと関わる中でその影響を受けていき…… アニメ終盤では異形の姿に変貌するが、本イベントではそちらは無し。あっても勝てる気がしないが。 艦娘の方の金剛と同じく紅茶を嗜むが、残念ながら特に絡みは無し。 ◆ナガラ級 長良型軽巡洋艦を模した船。 物語開始直後に侵食魚雷で沈められたり、超重力砲でまとめて薙ぎ払われたり、コンゴウのカーニバルに巻き込まれたりした為か雑魚敵扱い。 彼らも超重力砲をもっているためかなり厄介…なはずなのだが、軽巡であるため潜水艦がいると対潜攻撃が優先されてしまう。 先にも述べたイオナの高スペック故にイオナを主力に組んでいた提督が多かったため、最後までナガラ級が超重力砲を撃つ事実を知らない提督も多かった。 追記・修正は艦娘を凌駕するスペックでお願いします △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- …とまぁ、もろもろの要素から非常に評価の高いイベントだったのだが、ただ一点、問題点というか従来のイベントとは大きく異なる部分があった。 戦闘ボイスの密度である。 通常、艦これでは戦闘中にセリフを発するのは自艦隊のみ。それ以外ではイベント海域のボスが喋るだけである。 しかし本来の敵である深海棲艦は演出上ボイスにエフェクトがかかっており、さらにあまり声量も大きくない。音量バランスによってはBGMやSEにかき消されてしまいそうなほどである。 しかしこのコラボイベント、相手は深海棲艦ではなくアニメからのゲストたち。艦娘たちに負けず劣らず元気に喋る。 おまけに敵の場合、攻撃時と狙われたとき(小破、中破したときではない)にボイスが設定されている。 ボスは能力が高いことや随伴艦がかばうことで生存率が高く、最後に残る場合が大半。当然攻撃が集中することになる。 特に多くの提督の印象に残ったのが 声が大きく セリフが長く テンションも声も高く 何度も登場する マヤだった。 マヤが最後に残った状態からの戦闘はというと 「ピアノ弾くより攻撃のほうがかんた~ん、いっぱい「ビッグセブンの力、侮る「撃っちゃ「やだやだ、マヤの「バァァァァァニング、ラァァァァァ「ちゃやー「摩耶様の攻「うおっと!いまのは喰らえーっ!」ったかも」「まあ私はやっぱ基本「やだやだ、マヤのこといじめちゃ「よし、友永隊、頼「うおっと今のは 超うるせぇ 別にしゃべりまくるのはマヤに限った話ではないのだが、ハルナやコンゴウはあまり大きな声を出さないのでそこまで酷くはならなかった。 これによってあちこちで 「うるさすぎワロタ」「頼むから一人ずつ喋ってくれ」「声自体は聞きやすいのに何言ってるかわからん」 という声が続出した。 おまけにボス戦では前述のようにBGMとして『SAVIOR OF SONG』がボーカル付きで流れるのでそれはもう凄まじいことになっていた。 まあ不満点というよりはネタとして扱う提督がほとんどであり、これも含めて楽しいイベントだったという評価が多い。 恐らく探せば動画も出てくるはずなので、気になった方は調べてみるのもいいだろう。 追記・修正は、『霧』の桐箪笥を持っている方がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] マジでやりたかったなコレ。鎮守府に着任したのが遅かったから出来なかった… -- 名無しさん (2014-09-01 18 38 32) ナガラもビーム撃てたのか、イオナ外さなくて良かったな -- 名無しさん (2014-09-01 20 36 09) ちょっとヌルかったのはあるけどまさしく「イベント」だった。アルペジオの売り上げも爆上げでwin-winだったし劇場版で再コラボくるぞこれ。 -- 名無しさん (2014-09-02 00 18 19) ↑再コラボの暁には霧の生徒会が相手になるだろーねー……アシガラちゃん使えるなら本気出す -- 名無しさん (2014-09-02 08 59 24) ↑2ぶちギレコンゴウはヤバかったな…昼戦大和一発大破には呆然としたわ -- 名無しさん (2014-09-02 09 55 07) 火力と一撃の被害数こそやばいが、いつもと違うエフェクトとか敵とかビーム撃つ仲間とかのおかげで飽きないしサクサク。『お祭り騒ぎ』ってのがしっくりくる。 -- 名無しさん (2014-09-02 17 50 39) 敵味方両方とも霧の艦がいるとものすごくうるさかった -- 名無しさん (2014-09-03 17 38 50) 好きなイベントだったけど場を弁えずに暴れるバカが出まくってるのを見たからもう二度とやらないで欲しい。どっちも好きだから尚更バカが沸くのが耐えられない -- 名無しさん (2014-09-13 13 26 14) 評判良かったなこれ。イベント終了後も留まって欲しかったって意見あったくらい。 -- 名無しさん (2014-09-13 14 28 20) 地獄の秋のあとの天国の冬 -- 名無しさん (2014-10-05 04 36 04) 大型艦建造と一緒に始まったせいで資材を溶かした提督大量発生、俺だよ! -- 名無しさん (2014-10-05 09 24 53) 何故人はイベントの最中に溶鉱炉を開くのか・・・は兎も角、パラオ以降のプレイヤーはこのイベントで初めて制覇する喜びを味わう事が出来たんだろうな -- 名無しさん (2014-12-08 22 45 21) 霧の連中はどうやって深海棲艦を従えてたんだろうか -- 名無しさん (2015-01-22 18 10 15) そもそも深海勢を従えるような性分かねぇ。居座ったら付いてきたとかそんなんだったりして。 -- 名無しさん (2015-01-22 18 41 44) ↑2 力でだろうな。ナノマテリアルの供与がなくても貫通してくる深海棲艦こえーわ -- 名無しさん (2015-01-22 19 51 18) ↑7 バカが未だに未練がましく『クリア出来ないから来てよー』とか喚いてるがな -- 名無しさん (2015-02-03 18 07 00) 艦これの黒歴史。アルペ馬鹿はさっさと垢消して、どうぞ -- 名無しさん (2015-03-20 19 50 49) 霧と深海が組んでるのはスパロボで百鬼帝国とメガノイドが同盟組んでるようなものかなって… -- 名無しさん (2015-05-11 19 36 38) コラボはもう二度と無さそうだな。後はバカが消えてくれれば言う事無し。コラボなんて百害あって一利無しって良く分かるイベントだったな -- 名無しさん (2015-08-02 14 59 02) 映画準拠の再コラボだとムサシを相手にしなきゃならないのか…(12連超重力砲を見ながら) -- 名無しさん (2015-10-06 14 28 36) ↑でぇーじょうぶだ、こっちもスーパーイオナが使える。なお資材 -- 名無しさん (2015-10-06 18 46 43) このイベントを元に霧の艦隊は桁違いに強いとされるが、ジェネシックガオガイガーがゾンダー相手には無力とされるような相性の問題だったりして -- 名無しさん (2015-10-06 18 58 56) ちなみにこのイベのE1はボス含めて3戦でボスマスへは羅針盤無しの確定、潜水艦だけで行けば消費も被害殆ど無い上に道中で補給艦も狩れるという全海域でも屈指の任務消化に最適の海域だったりする -- 名無しさん (2016-06-18 20 45 48) SAVIOR OF SONGの前奏開始タイミングが神だったな -- 名無しさん (2016-09-07 15 28 07) キャラゲーやイベントとしての評判は艦これイベントの中でもかなり高め(難易度が低いとか羅針盤がないとかの『ユーザー目線』で、だが)だったが、コンゴウに艦娘を馬鹿にされ、戦艦棲姫に勝った艦隊をマヤにカーニバル無双された事が未だにフラッシュバックするヤツがいる模様…ハイ、自分ですとも・・・ -- 名無しさん (2016-09-08 03 41 57) この頃はまだ楽しかった。 -- 名無しさん (2017-04-24 08 51 35) も ど し て(切実) -- 名無しさん (2017-08-20 12 03 43) 映画はWoWsとコラボしちゃったし、ないよな... -- 名無しさん (2021-11-07 19 21 56) 名前 コメント
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シチメンテンニョ(七面天女) 仏教に伝わる女神。 法華経を守護するとされる。 別名: シチメンダイミョウジン (七面大明神) シチメンミョウジン (七面明神) シチメンダイテンニョ (七面大天女)
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ありがとう テーマ:ブログ 2007-12-16 17 54 00 二日間ともいい天気でよかったです。 海も見に行き、遅めのお昼もお寿司を頂きました。 今朝は、クリスマスプレゼントが私の指にありました。 ショーメのトルサードに一粒ダイヤのついているタイプ。 私の好きなデザインです。 朝起きたときは、実は気がつかなくて、顔を洗おうとして気がついた。 最初は、なんでってびっくり。 思わず、無言で抱きついてしまった。 『ありがと。こんなの期待していなかった。』 『昨日、コートありがとう。俺もおまえも気持ちが一緒でそれが一番。』 そう、実はコートをプレゼントしたのだ。 私はランバンがお気に入りなので、 ちょうどいいのを見つけて、衝動買い。 別にものがどうのこうのではなく、気持ちが嬉しい。 確かにそうだね。 いつも、節約させて嫌な思いをさせてごめんなさい。 もう少ししたら、普通にできるからね。 ちょっとだけ、指輪のお金が心配になる私。 でも、彼に頼ってみよう。ついて行こうってそう思いました。 少しずつ変わって行くのかもしれない。 もちろん、いい方向にね。 帰りは別の方向に分かれたのが、すごく寂しかったけど、 来年はきっと一緒にいられるから、もう少しの辛抱です。 やっぱり、年末ですね〜 テーマ:ブログ 2007-12-18 10 09 24 昨日は、さすがに更新できませんでした。 あちこちから、来年分の見積もりいただいたりと、 バタバタして、自分も決裁の最終調整で、 金額を詰めるのに必死でした。 やっぱり、12月は忙しいですね。 そう言えば、帰りに和解条項案の最終版を いただきました。 私と調整したものよりも、かなり厳しくなっていました。 気持ちはわかります。 でも、和解できるんだから。。。 ちょっと考えてしまいました。 大枠の金額はFIXしているから、 後はちょっとしたことです。 掃除しろとかゴミすてろとか 家財道具は全部処分しろとかそんなことなんです。 私は、どうでもいいように感じます。 便利屋さんよんで処分させればいいし。 モラの掃除なんて汚くて掃除とはいえないんだから。 どうせゴミだらけだよといいたい。 当人にとって、和解というのは、 辛いものですね。 判決を求めて争うのが裁判だと思っていますから。 これから、離婚裁判をされる方は、 和解離婚ということも 頭の片隅に入れて置いていただけるといいと思います。 原告は、被告の非を認めさせたい。 社会に理解してもらいたい。 ここまできたら、謝らせたいと思う。 被告は裁判になっても、話し合いをしている程度。 もっとすごい場合は、戻ってくると思っているケースも。 この温度差がある中での和解は厳しいですね。 非難のメッセージ テーマ:ブログ 2007-12-18 15 06 54 最近、またも辛辣なご意見を頂くことがある。 そういうエネルギーを持っていらっしゃるのは、 ある意味尊敬に値します。 私は、直接関係しない人は、 わざわざメッセージをしてまでも、 非難しようと思っていないからです。 ※書き方にもよるんですけどね。 ただ、私みたいな人間は、 それに対して何か感じることはあっても、 影響されることが少ないのでいいのですが、 中には、そういうものに傷ついたり、 対応をしてしまう人もいるのだろうと思っています。 それと、私は敢えて回答を返すこともしないのだけど、 それは、あまりにもお互い不毛だと感じるからです。 逆に不倫を非難している記事を、 ペタを頂くことで読むのは、 いいことだと思っていますし、 何気に楽しみにしているものもあります。 つまらない記事でごめんなさい。 でも、彼がダメ男だって うんぬんかんうん言われてもね。 返事書きようがありませんもの。 ちなみにモラは調停のときに言っていました。 『私のことはどうでもよくて子供のことばかり』 彼は、期間は短かったけど、 子供のために何とかしたいと頑張りました。 それは事実です。 ボーダーライン テーマ:ブログ 2007-12-18 17 16 19 ふといろいろな離婚のケースを 未婚のものとしてお話させていただいて、 感じることがある。 婚姻した二人が、離婚に至るのには、 一方が戻れないレベルに行ってしまう、 ボーダーラインのようなものがあると思う。 確かに婚姻は、契約だけど、 密室だからってどんなことをしてもいいものではない。 離婚は悪のように語られる。 でも、人間というのは不幸に慣れるものではない。 不幸の連続に痛みを感じなくなることなんてない。 それは、自己防衛で痛みをこらえているだけだと思う。 人間は、切ないくらい希望をもてるものです。 そして、不幸を乗り越えようとします。 現状と未来を天秤にかけて、 未来に不幸しかなかった場合、 この境界線を越えてしまうように感じます。 あとは、過去を振り返ったとき、 いい思い出がない場合もそうかもしれない。 きっと過去から未来を想像するのだから。 家庭内でのモラの結論は、 脱出や離婚というものが多いです。 なぜならば、モラはほとんどなおらないからです。 どんな人間でも、『幸せになりたい。』 そう思ってしまうものです。 それは人間の私はいいところだと思います。 そして、その力が人々を動かしているものだと思います。 モラ加害者は、きっと支配を 永遠だと思っているでしょう。 その多くが脱出しても追いかけてきます。 そして嫌がらせをしています。 それでも、被害者は幸せになりたいと思うでしょう。 モラの支配は永遠でも、心は「気づき」があってから、 モラの支配から解き放たれると思います。 モラ再び! テーマ:ブログ 2007-12-19 10 00 27 穏やかな日々を過ごしていた私達のところに、 連絡がありました。 彼のお父さんのところに、 手紙が届いたんです。 「寒さが厳しくなってきましたが、 お風邪などひかれていらっしゃいませんか? うんぬん、かんぬん。。。 裁判官を始めとして、 自分の弁護士にも見放され、 孤立無縁な状況です。 ご理解いただけるとうれしく思います。」 まったく。。。 私も誤字脱字多いけど、 孤立無援は間違っているよ。 確かに縁がないって言いたくなるのはわかるけど、 ある意味モラのお手本のような生き様の 母親がいるだろう。 参考にして頑張れよと最近は言いたくなる私。 それにしても調停するまで、 彼の親なんか無視だったのに、 いったいなんなのか。 こんなときだけ利用しようとするのが、 モラの特徴そのものだ。 支配を広げようというだけ。 同情を誘って、彼のように利用されるだけだ。 だいだい、自分の弁護士にも見放されって、 自分の行動に問題があるからでしょう。 なんで、反省できないのよー。 本当にモラに救いはほとんどありません。 お父さんはモラを無視すると怒っていらっしゃるようです。 こんな人間と結婚させたとは本当に申し訳ないと おっしゃるそうです。 彼を庇っていらっしゃるのと、 二年前に離婚を応援しなかったからでしょう。 警察に通報されても、 ここまでずうずうしいモラを どう扱うべきなのでしょうか。。。 くー、むかつく! 早く、和解条件をなんとかしなさいよね。 下方修正が続きます。 テーマ:ブログ 2007-12-19 18 11 57 会社のことです。 今年の中間決算で下方修正しましたが、 それも達成できずにさらに最終的に 下方修正になりそうです。涙 来年は日本の景気は悪いので、 これから自然に数字が回復することなんて ありえません。 マンションの購入のため、 なんとかこの会社でがんばろうと決めたのですが、 会社が倒産してしまっては困りますね。 ローン組むどころではありませんよ。 今日もコスト削減ミーティングに出た後、 部長の数千万使う案件の決裁をとる自分。 たった、50万必死に削っても、 部長が湯水のように使ったら、 そんなの関係ねぇーって叫びたいですよ。 会社なんて、決裁権限あるポジションに 馬鹿がいれば簡単におかしくなるものです。 下々のものが何をしたって、 空しく押しつぶされます。 部長は、今日もビジネスで出張。。。 しかも、ハワイへGO! そのマイルでいろいろお買い物! 航空券代で50万削減なんて簡単ですよ、部長。 なんだか、空しくなってしまいました。 そうそう、辛辣なメッセージを下さった方。 会社のことは、悪いけど私に責任はありませんよ。 サラリーマンってそういうものですよ。 少なくとも、今年の数字目標は、 私の案件に限れば、 コストを上回る利益を出しましたから。 きっと多くのサラリーマンの方には 理解していただけると思います。 愚痴こぼしてすみません。 実はレスでした。 テーマ:ブログ 2007-12-19 21 56 32 普通は、私達のようないわゆる不倫女と言われる人間は、 セックスに溺れているように思われていますよね。 でも、私は裁判が始まった頃、 精神的に辛くなってしまいました。 体もそういう反応をしてしまったんです。 ちょうど、陳述にセックスのことを書くように、 弁護士さんから指示された頃です。 彼とモラのそれは、彼にとって苦痛に満ちていました。 だから、彼が義務感のなかで無理にしていたことが、 私の中に影を落としてしまったんです。 結果として俗に言う「レス」です。 女性としては恥ずかしいのかもしれません。 いつも、彼のところで深夜ブログをしていたのも、 そのせいもありました。 彼は、そんな私に時間をかけていいと言ってくれました。 私がそういう気持ちになるまで待つと言ってくれました。 そして、そんな私に指輪をプレゼントしてくれました。 最近になってこのままではいけない。 そう焦る気持ちがでてきました。 だって、予定では来月には調印して離婚が成立します。 その時、全て彼にまかせられるようになりたい。 まるで子供のようで恥ずかしいんですが、 これが私の現実です。 明日は明け渡し訴訟です。 テーマ:ブログ 2007-12-20 10 13 44 明日が今年最後の公判です。 明け渡し訴訟のほうですが。 どうせまた、居住権の主張とか言うんですけどね。 だったら、払うもの払えって言いたい彼。 彼はこんなふうに言いました。 『一円も払わないでよくここまで立てこもったなー。 まさか半年以上たてこもって、 年を越すとは思わなかったそうです。 全く、生き恥さらしてもなんとも思わないからすごいよな。 さすがに代々離婚している家だけのことはある。』 そうそう、この代々離婚していたのは、 結婚して子供ができるまでは隠していたんです。 そして、子供が出来たとたん、 家事放棄の言い訳として登場。 私の家庭は不幸だった。 家事は出来なくて当然だそうです。 この時点で一回訴えておけばよかったと 彼は今更言いますけどね。 まあ、モラはこれから、親子三代で、 母親のターゲット(義父)にすがりつくんですから、 大丈夫でしょうね、これからも。 昔は、私はモラが金銭的に困ると、 子供がかわいそうだとすごく考えました。 でも、モラっていうのは心配なんかしなくても、 どんな状況でもすがって生きていける動物なんですよね。 きっとこの裁判というプロセスも、 義父にめんどう見させるための手段だったのでしょう。 相手方の弁護士は、義父に連絡するように頼まれたりと、 いろいろやらされてうんざりだそうです。 自分の面倒をみるように、 義父に連絡させるなんてさすがにモラです。 会社もやめなければならないって言っているそうですが、 引っ越したとたんやはり働けるって言うに決まっていると思います。 これがモラのいつもの手ですから。 きっと今は、家のことをさせていただきますと 調子のいいことを言っているのでしょう。 また、新たな被害者がでるんです。 ちょっといいこと。 テーマ:ブログ 2007-12-20 12 41 12 彼の仕事の手伝いをして、 企画書を三案位出したのですが、 なんと、2件発注があったそうです。 しかも、お客様からすごくいい資料だって、 お褒めいただけました。 たまたま、私の得意な分野だったので、 手伝っただけですが、 結果になるとすごくうれしいものですね。 これで来期と来年度の発注額を なんとかクリアできそうだそうです。 来年は景気が悪いから、今年度中に、 発注を頂くのがいいですから。 なんだか、昔なんども徹夜で資料を 作ったことを思い出しました。 本当は、今の会社の為にもそういう気持ちで やれるようにしなければいけないですね。 いろいろしがらみはあるけど、 なんとなく、初心に帰るべきなのかもと、 考えさせられました。 会社はどうあれ、やはり個人として、 納得のできる仕事をすべきですね。 来年に向け、業務改善の企画をベンダーと 行おうと思います。 現状のシステムの限界を考える必要性があるからです。 見た目のコストダウンよりも、 その業務の効率と運用コストを考慮した 中長期的な視点の提案を行いたいと思います。 腐るよりもそのほうがいいですね。 お世話になったベンダーさんには、 残っていただきたいですし。 そろそろ、クリスマスディナーを考えなければ。。。 七面鳥は大きすぎるので、ローストビーフかな? 叔母様感謝します。 テーマ:ブログ 2007-12-20 23 13 13 今年のお正月休みは、なんと4日も休みになりました。 本当に嬉しいです。 そして、叔母が淡島ホテルに予約を取ってくれました。 うーん、なんとも贅沢な気分です。 淡島ホテルは、預託金集めで怪しい会員性みたいなホテルですが、 ものすごく価値のある美術品が間近で見られたりと、 それなりのホテルです。 お食事のコースもそれなりにおいしいですよ。 バスルームもお部屋もとてーも広いんです。 普通のお部屋でも80㎡程度はあるのではないでしょうか? バルコニーも海に面していますし。 そうそう、前回は、スイートルームも見学しましたが、 すごーく素敵でした。 結婚式を検討されているんなら、いいのではと思いました。 ※マネジャーは私に結婚式を勧めるのです。痛 個人的には、フォーシーズンがお気に入りですが、 海に面したホテルの開放的な雰囲気はなかなかです。 それとエントランスのあたりが地中海の風なアレンジで、 素敵なんですよね〜 彼も叔母と出かけるのは安心して許可してくれるので、 気兼ねなく楽しめます。 そして、二月にはハワイにリラックスしに行ってきます! これは母となんですけどね。 プレゼントでちょっと奮発しようと思います。 まー、今年は大変な一年だったので、 来年はちょっとハメを外してしまおうかと。 頑張ってビジネスクラスでハレクラニのツアーをねらいますよ。 今年もあとちょっとなんとか乗り切ります。 でも、我が家には恐怖の大晦日と正月が。 東京都なのに旧家の正月は、なんとも昭和の香りです。涙 神社の役員とお寺の檀家のお手伝いの掛け持ちですわ。。。 訴訟の日は。 テーマ:ブログ 2007-12-21 09 58 56 さすがに裁判の公判も数をこなしてきた私達。 離婚訴訟と、明け渡し訴訟のダブルですから、 もう8回目かな? それでも、落ち着かないものです。 モラの行動はだいぶ想定できるようになりましたが、 この間の手紙はびっくりでしたし。 やはり、追いつきませんね思考回路が。 モラは、何かにつけ被害者に関わっていようとします。 先輩から離婚後の嫌がらせの心配をされています。 先輩の友人も、元妻が再婚は許さないとか、 子供を引き取れとかいろいろ言ってこられたそうで。 先輩は、そんな考えだからその元妻は、 幸せになれないんだよって言っていましたが、 ちょっと複雑な気持ちです。 もしかするとその奥様はモラとちがって、 努力されたり、ご主人への気持ちがあったかもしれない。 そう思ってしまうのです。 このブログを通して、 いろいろな婚姻の破綻があり、 そして再構築もあると知りました。 離婚裁判という場も調停の延長ではありましたが、 いろいろな場合に第三者が介在して結論を導き出すには、 関係者の思いがあり、血の通ったものなのだと思い直しています。 各々の弁護士さんにも弁護士さんの考えがありますし、 裁判官さんの思いもあります。 そして、原告と被告の思いがあります。 この裁判の中で被告が意思表示したことは、 ただ、居住権のみです。 そのほかは、具体的にはありませんでした。 今回も居住権のみを主張するのだといいのですが。。。 離婚したら権利は全くなくなりますから。 固定資産税の請求、その他損害賠償については、 明け渡し訴訟で来年以降に行います。 両親に引き取ってもらいたかった? テーマ:ブログ 2007-12-21 11 58 55 やり取りさせていただいている方から、 ご意見を頂き、はっとしました。 「やはり、モラは、実家に引きとってもらいたかっただけなのでは?」 とのことです。 私もブログに書いても、そんなことのためにと 思うのですが、同じケースの話を聞くと、納得です。 その方は男性で調停だったのだそうだけど、 裁判するっていったら、 相手のご両親が引き取るといいだしたそうです。 それで、相手も諦めたそうです。 結局、最終的に離婚になることはわかっていて、 相手に非がない場合、裁判するメリットは少ない。 ※彼も有責者ではないので ましたや、モラには仕事がありますし。 その場合、自分の親のところに戻れるかは、 大きな違いがあるそうです。 たしかに、家賃も光熱費もただですからね。 そういう考えだったら、 もっとモラの義父を上手く説得すべきだったな〜 なーんて反省しました。 向こうは喧嘩越しで押し付けようとしましたが、 上手く下手に出て、引き取っていただけませんかと、 相談すべきだったはずですね。 彼のお父様も、失礼なことを言われたから、 怒ってしまったそうですが、 ぐっとこらえて押し付けてしまえばよかったんです。 これから、離婚という方は、 実家に引き取ってもらうという可能性を、 否定しないように調整されたほうがいいと思います。 モラ妻は、自立しようなんて考えないことが多いですから。 というか家計のやりくりができないのがモラなんです。 普通の会社のお給料ではとても暮らせません。 今は、相手方弁護士さんが、 なぜか調整されているご様子です。笑 明け渡し訴訟 テーマ:ブログ 2007-12-21 17 27 57 明け渡し訴訟の公判が終わりました。 ほっとしました。 特に新たな要求もなく、 こちらもわざと固定資産税の件も、 離婚後に出そうとしていましたので、 新たなネタはなかったです。 どうやら、和解条項も向こうが 話をする姿勢になってきたそうです。 一年半以上にわたり嫌がらせを出来たから、 結局納得する状態になったのかもしれません。 結果は、500万円程度の金銭を支払わせ、 完全に絶縁状態を作ったという結果でしたけれどね。 相手に非がない場合、こうして粘ることで、 解決金が減額してしまったケースは多いようです。 当然、資産は減りますから。 少しすっきりしましたね。 本当の戦いは、一月からです。 彼は今までの恨みを晴らしてやるって燃えています。 確かに、それは不毛かもしれませんが、 でも、それがモラの支配との決別であるなら、 費用がかかってもやってもらいたい。 そんな思いで応援しています。 今夜は、ぐっすり眠れそうです! 彼は忘年会です。 テーマ:ブログ 2007-12-21 21 35 27 めずらしく、彼の帰りを待つ私です。 彼は、部署の飲み会で遅くなりそうです。 先日の発注もあり、盛り上がっているようです。 私は、彼の好きないちごをいっぱい買ってきたので、 お先にちょっといただいています。 今年は、とてもいちごがおいしいように感じます。 あまおうとかではなくても、 結構味がいいというか出来がいいという感じです。 和解条件が少し気になって、ネットをすると、 和解離婚は、まるで裁判官が和解条件を出してくださるように 説明されていますが、そんなことしてくれませんでした。 結局は、お互いの意見で折り合いをつけた感じです。 そもそも、被告は要望なんて出さなかったし。 彼の弁護士さんは、時間の問題だか、 落ち着きなさいですって。 しかも、翻意なら、諸事情あるので 解決金ゼロ円になる可能性もあるそうです。 ただ、判決を得るまであと三回くらい公判を重ねますが。 不思議なのは今回、明け渡し訴訟を、 取り下げろって要求しないこと。 案件のバーターは厳しいようですね。 鍵を変えたのは痛手だったでしょうね。 立てこもりの事実がありますから。 彼の弁護士さんは、勝ったつもりなので、 鍵を戻したり、掃除したり、 年明けの寒い時期にやる気が知れませんよと、 彼に笑っていたらしいです。 たしかに引越に向いている時期ではありませんよね。 すでにクリスマスは終わってしまった私達。 テーマ:ブログ 2007-12-22 19 53 29 先週、すでにラブラブクリスマスを過ごした私達。 今日は大掃除に奮闘ですわ。 なんとか終了しそうです。 彼はデリにご飯を買いに行きました。 ガス台などは、掃除でピカピカで漂白するものがあるので、 さすがにお料理は控え。 しかも、出かけるために着替える気力なし。笑 なんだか生活感ありありの私です。 でも、こうやって家のことを二人でするのは楽しいんです。 家族って感じがしますね。 来週は仕事納めでしたね。 なんだか、調停に始まり、訴訟に終わった一年でした。 和解でスタートできることはある意味きりがよかったです。 始めた当初、このブログは離婚訴訟の終わりと一緒に やめようって決めていました。 しかし、ここまでいろんな方々に支えられて来られた自分です。 それは、ほとんどブログをとうして知り合った方々のメッセージ等でした。 だから続けていこうと思っています。 どうかよい週末をお過ごしください。 被告の要求 テーマ:ブログ 2007-12-23 01 51 37 なんと彼は弁護士さんからのメールを 読むのも忘れていました。笑 これくらいになったのは、喜ぶべき事ですね。 でも、一緒にいるときにメールがあったとか言われると 緊張するのは私が小心だからでしょう。 調印の日程調整にはいりますので、 来月の予定を教えて下さい。とのことでした。 ついに日程が決まるんだ! それがね、こちらが譲歩できる条件できまりそうなんです。 まだ条件を公開していないので、 ふーんという感じかも知れませんが、 解決金はとても安いです。 養育費はそれなりになりました。 彼は、この点が逆に気に障ったようです。 こんなはした金の為に一年も揉めて馬鹿じゃないのか。 だそうです。 確かに弁護士にお金払ったら、 本当に残りは引っ越し代程度でしょうね。 私は結果オーライでいいじゃないというけど、 彼はこの一年を返せと怒っていました。 私個人としては、 婚姻中に給与の全部を貯蓄できた被告は、 数千万程度の預金があって、 この係争でやりたかったのはモラお得意の嫌がらせと 自分の力の誇示だったと思います。 十分その目標は達成できましたよ。 彼の周囲は、あなたほどの特殊な人はいないと思っていますから。 そして、これからは義父というターゲットを 親子で食いつぶすのでしょう。 だから、すでに彼への金銭的執着は衰えているのかもしれません。 義父に財力があってよかったと思うべきですね。 彼はお父さんと。 テーマ:ブログ 2007-12-23 13 12 37 今日は、なんと彼のお父さんが名古屋にきている。 といっても彼に会うためにじゃない。 お父さんの会社の用事らしい。 だから、彼はお父さんと食事とお話をしに出かけている。 私はお留守番なんです。 そろそろ、彼も私も自分たちの親にどう理解してもらえるか。 それを考えるときになってしまいました。 以前も考えたんだけど、やはり難しいです。 とくに私のほう。 これがやっかいな親戚軍団。 未だに本家と言って干渉する人達。 はっきり言って、「渡る世間は鬼ばかり」よりひどいんです。笑 このうるさい人達には黙っているつもり。 挨拶だけはしなければならないが、 戸別訪問にしようかと思います。何軒あるんだか。。。涙 後は、母をいかに納得させるかです。 さすがにいい年なんで諦めるのではと事情を 知っている人はいいます。 が、母の妹である叔母は、危険だといいます。 母はとても神経質なんです。 そして、気位がとても高いんです。 そっくりな妹にも伝えにくいです。 私に覚悟が必要だと思います。 家を取るよりもこれからの家族の彼を取らなければ、 上手くいかなくなるでしょう。 本当は、どちらか選ぶことがないのが一番なんですけどね。 それと彼のご両親をご安心していただかないと、 やはり結婚はしたくない。 きっと散々モラのことで傷ついたのだから。 私も彼を苦しめる要因だって思われても仕方がない。 悲しいけど、それが普通だと思う。 幸いモラとはだいぶ家庭環境や状況は違う。 一生懸命接していればいずれは理解してもらえると思う。 ただ、彼は、それには今まで一緒に戦ってきたことを、 きちんと話をするつもりらしい。 私達二人には違ったハードルがでてくる。 それを乗り越える必要があります。 時折、自分の親に不倫していると言えと命令してくる 非難を頂きますが、私には理解しかねます。 両親を尊敬していればこそ、親に心配は掛けたくない。 心配されない状況になって伝えればいいと思いました。 後は、モラに伝えろっていう非難も。 ここまでくるとモラにとって、 私という存在を知ることは幸せだと思いますか? 知らないで終わることが モラが自分を保つために必要だと思います。 モラは強いようでその中身は、砂の城のような状態です。 だからこそ、嘘をつき続け、 人を虐待し自分をまもっているのです。 モラは何よりも自分。 テーマ:ブログ 2007-12-23 16 25 34 彼が帰ってきました。 お父さんといろいろ話したらしく、 ちょっと疲れ気味。 今は、お昼寝中。 パウンドケーキとコーヒーでほっとしたらしい。 時間がないときは、パウンドに限ります。 彼が言った一言。 「結局振り返れば、全部アイツは、自分が全てなんだよな。 子供は茅の外だって、おやじも嘆いていたよ。 おやじも、アイツは親(義父)をねじ伏せたから、 こちらには一切興味ないだろうってさ。」 うーん。 これはモラの根本をなす理論ですね。 モラは自分だけなんですよ。 自分以外はどうでもいいんです。 他に興味など無く、 すべては自分中心にまわります。 だから、普通はこうでしょというのは無駄です。 どうか、モラはモラという独特の思考回路で 生きていることを理解してください。 全てをねじ曲げすり替えて考えます。 私は、時間が出来たので企画書を練っていますが、 画期的な利益改善をめざすには、 経費圧縮と雑益を産む仕組み作りだなんて。。。 なんだか虚しすぎます。 後は、資金サイトの改善にかかせない道をひとつ見つけましだが、 今までのお客様に理解いただくのは厳しいけど、 サービスを切り捨てるか選択してもらても移行すべきなんだろうな。 うーん、厳しいですね。 取締役は、ノーアイデアって言うそうですけど、 なん為の取締役なのでしょうか。。。 私の理解者であった課長は、会社を去り、本社へ戻ることに。 予想はしていましたが、辛いことですね。 代わりに私ともう一人のリーダーで引き継ぎます。 本音は辛いですね。これ以上仕事だけが増えていくのは。
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登録日:2009/05/26 (火) 19 51 27 更新日:2024/04/05 Fri 22 07 50NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 八八艦隊 兵器 加賀 戦艦 空母 聯合艦隊 航空母艦 軍事 軍艦 読み かが 加賀は旧大日本帝国海軍が保有していた航空母艦。 加賀型戦艦を改造して造られた改造空母で、命名規則に反して戦艦同様に旧国名の艦名を持つ。 真珠湾攻撃に参加した6空母の一隻。 竣工1928年3月31日 戦没1942年6月5日 除籍1942年8月10日 基準排水量 26,900t→38,200t 全長 238.5m→247.65m 全幅 29.6m→32.5m 最大速力 27.5ノット→28.3ノット 航続距離 8,000カイリ/14ノット →10,000カイリ/16ノット 乗員 1,269名 兵装 20cm(50口径)連装砲2基4門→20cm単装砲10門 20cm(50口径)単装砲6門→12.7cm連装高角砲8基16門 45口径12cm連装高角砲6基12門→25mm連装機銃11基22門 来歴 1920年、帝国海軍は長門型戦艦の拡大ハッテン…発展型として加賀型戦艦の建造に着手した。 しかし、1921年のワシントン軍縮会議により各国の保有戦力に制限が制定されてしまった為、進水こそしていたが戦艦としての艤装を身に纏うことなかった。 当初は起工済の戦艦の中で最も強力な加賀型の船体を確保しておく為に加賀型を空母改装の本命としており、加賀の空母改装案は天城型より先に検討され、様々な形の改装図が残されている。 しかし検討が進むにつれ、より船体が大きくて飛行甲板長が長く取れる上に、海軍が大正7年の時点で空母に必要と考えていた30ktの速力発揮が可能なことをふくめて、より空母に適した能力を持つ「天城型」が空母改装対象艦として最終的に選択されることになり、「加賀型」二隻はいずれも廃艦する方針が固められた。(*1) ※後世においても加賀の速力については様々言われていたが、実際のところ加賀の速力が艦隊行動や空母としての能力に悪影響をもたらしたという証言や資料はない。 後々、空母が30ktもの高速を出すと安定性を著しく損ない発着艦の際に極めて危険であったとする見方もでてきている。実際30ktで発着艦を行った空母はおらず成功例もない。しかも近年、真珠湾攻撃前の新型魚雷輸送の際の運用記録から明らかに28.3kt以上の速力を発揮していたとして偽装スペック説もでてきており、実際には30kt近く出せたのではとも言われている(偽装スペックについては米国のミリタリーオタクの青年が自費出版した本が出所と思われる)。 しかし、1923年関東大震災が発生。 条約に則り、横須賀で航空母艦に性転k…改造中だった巡洋戦艦「天城」が竜骨ボッキリという船にとっては死に等しい大打撃を受け廃棄が決定。 廃棄予定で係留されていた「加賀」を代艦とした。 なぜ加賀が選ばれたのか詳細ははっきりしないが、おそらく土佐の工事が遅れていた事が原因であるとされる。 なお、土佐は標的艦として「ポスト・ユトランド戦艦」の防御力データの提供をした後、艦名の由来となった土佐国・高知県沖ノ島沖に没した。 艦容の変遷 大型航空母艦設計のノウハウを持っていなかった帝国海軍は、 同時期改造中の赤城と共に様々な試験的技術を導入し、 空母の在り方を模索した。 最初期の加賀は、三段重ねの飛行甲板に、 重巡並の主砲を多数備えた異形の空母だった。 これは、最初期の航空機の性能は低く、 偵察などの補助的な任務を期待されていたことに起因する。 そう、 本 命 は 主 砲 だ っ た の だ 。 しかも赤城は後述の予算不足で主砲の半分を捨てたが 加賀は最期まで 主 砲 1 0 門 維 持 。 全く役立たずのまま終わったのは秘密だ。 ちなみにアメリカの同期であるレキシントン級も重巡並の主砲を備えていたが特に使われず、サラトガは修理のついでに両用砲に換装している。 一方でフランスの同期であるベアルンは軽巡並の主砲と水中魚雷発射管を搭載していた。 三段の甲板のうち、まともに使えたのは当然ながら一番上の段だけ。 発進にかろうじて三段目が利用できたものの、二段目は複葉機ですら発進出来ないアイデア倒れの代物だった。 また、ケツに煙突を配置したせいで排煙が気流を乱し、着艦に悪影響を及ぼす欠陥があった。 しかも煙路沿いは高温で夏季においては居住不可となる場合もあり、ついたあだ名が「海鷲の焼き鳥製造機」である。 ???「七面鳥ですって!?冗談じゃないわ!」 後の大改装で三段式の飛行甲板を廃止。全通式に改められた。 ケツにあった煙突も右側面に移され、排煙問題も解決。 新たに島型艦橋が設けられた。 そして、速力も若干向上した。 …とはいえ、まだまだ空母としては不満はあったのだが排水量が猛烈に増えたため致し方なし、という事になった。 その代わり積載性が非常に高く、同時期の空母としては世界最高峰クラスであり 他にも巡洋戦艦出身の赤城に比べると安定感などに長けており波浪などには強く、真珠湾攻撃の初期案では加賀航空隊と翔鶴型に一・二航戦の精鋭パイロットを満載して向かう予定であった。 ???「オイ、蒼龍と飛龍からパイロットだけ引き抜こうってのか?上等じゃあないか…」 整k…大改装で見違えるほどの性能向上を果たし、見違えるほど近代的な艦容へと変貌した。 やれば出来る子! ちなみに某ブラウザゲームが流行りだしてから「加賀が大改装で予算をバリバリ貪り食ったから改装予算が足りなくなって、赤城の改装が不十分なものになった。」と言われるようになったが、実はこうした記述のある資料はない。逆に空母に改造する時に「赤城に予算を優先して使われていた事もあり加賀の改装はなかなか進まなかった」と記述している資料ならあったりするのだが…(*2) 二次改装時の工数がどの艦の改装工数よりも多かった事などから、 きっと沢山予算を食べたに違いない(まぁ確かに)→赤城は二次改装時に予算不足で改装が中途半端になった(事実)→加賀に優先して予算が割り振られて赤城は後回しにされた(事実)→この際加賀の改装に費用を使い過ぎたからじゃないか? といった感じで一部でこの説が唱えられるようになったのが広まったと思われる。 実は赤城の予算不足の直接的な原因は昭和12年の建艦計画によるもの。(*3)(*4) 最も「なぜ赤城の改装が新艦建造と被ってしまったのか」と言うと「加賀の改装が優先されて赤城は後回しにされたから」なので、加賀に優先して予算が割り振られたことが原因の一つだったりすることもまた間違いではないのだが。 ※改装費用自体は赤城の方が多く使っている。(詳細は赤城の項目を参照) ただし、加賀が赤城より優先されたのはこの二次改装の時だけであり空母改造工事の際は赤城が加賀の改装費をつまみぐ(ry…赤城に改装費用が優先して使われており、加賀の改装が遅々として進まず、未完成のまま竣工(*5)、残工事が多かった為、竣工から実際に艦隊配備されるまで1年半以上かかっている。また「焼き鳥製造機」状態の加賀の改善は予算不足を理由に二次改装の時まで目処が立たなかったのだが、赤城はしっかりと近代化改修を受けている。最終的に天城型が本命として選ばれたんだから赤城優先は当然じゃね?とか言ってはいけない当然加賀は初陣の際も某煙突を引っ提げて戦闘をこなしている。 初期の加賀の改善が優先されていたら上海事変で鳳翔と共に"世界初の実戦投入された空母"という栄誉は受けられなかったであろうし、 そうなれば実績のない加賀が二次改装で優先されたかは微妙なところ、ある意味後回しにされ先に大失敗しておいたのが功を奏したという捉え方もできる。 艦内風紀 他の艦艇の例にもれず、加賀の艦内風紀もよろしくなかった。大型艦名物のシゴキや居住性の悪さ、備品・食料の横領やいじめの横行、また日中戦争における連日の出撃が搭乗員や乗組員のモラル意識の低下を招いていたようで、元加賀搭乗員の著書内でその無法地帯ぶりが記されている。 そのため、後世において加賀の艦内風紀は風通しの悪い大型艦の中でも特に乱れていたとされるが、"鬼の甲板長"板倉光馬曰く 「大型艦の陰湿な気風はどこも一緒」 …実際には他艦も大体似たようなものだった。 板倉氏が風紀改善に努めた結果、加賀の艦内風紀は他の大型艦より早期に改善され穏やかになっている。 しかし昔から戦記などにおいても風紀最低の艦として書かれることが多かったためか、"加賀=陰湿な艦内いじめ"というイメージは根強い。(*6)僚艦が第二次大戦期の栄光の空母機動部隊旗艦として国内外から人気が高いこともあってか、比較するように黎明期の欠陥やパラオでの触礁(セイロン沖海戦不参加)、ミッドウェー海戦で最初に被弾し(エンタープライズ機約30機が加賀に殺到)一番多くの戦死者を出したなどのマイナス面ばかりがクローズアップされ、引き立て役や汚れ役にされることもしばしばある。(*7) また「加賀の艦内食が不味かったのが風紀が悪かった要因のひとつ!」と言う説を唱える人が一部いるが、実はこれを裏付ける証言や資料は何処にも残っておらず、証拠も根拠もない事実無根のデタラメ。逆に、大型艦水準として豪華な食事であったと言う記録は多数残されている。 そもそも艦載機の操縦者の消費カロリーは凄まじいため、空母の艦内食は他大型艦に比べても高水準なものなのである。現場を知らない上官が空母の艦内食を削減しようとした際も、空戦訓練を体験させ、削減案を撤回させたという話があるほど。 と言うか、葛城のように特別な事情でもない限り、ただでさえ荒れやすい大型艦の艦内食が風紀悪化の一因になるほどマズイとかあり得ません… この『加賀の主計メシマズ説』も「赤城の艦内食は機動部隊随一の美味しさであった。」という評価と比較し、通常水準以上の食事であるにもかかわらず相対的に過小評価された、というのが現実である。 戦歴 上海事変では、装甲巡洋艦『出雲』率いる第三艦隊で鳳翔と共に一航戦を編成、旗艦としておよそ2ヶ月の戦闘航海を行った。 その戦闘中、1932年2月22日、蘇州偵察に飛んだ加賀の攻撃機隊・小谷隊が米義勇兵のボーイング戦闘機に襲われており、 攻撃機隊を率いた指揮官・小谷進大尉が頭部と胸部に被弾し機上戦死、小谷機の射手を務めた電信員・佐々木節郎一等航空兵が脚部に貫通銃創を負うなどの被害を出しながらも、戦闘機隊の生田乃木次大尉、黒岩和雄三等航空兵曹、武藤一夫一等航空兵曹らの攻撃によりこれを撃墜している。加賀航空隊の初撃墜戦果となったこの機体は米義勇飛行士ロバート・ショートが操縦するボーイング218であったのだが、実はショート氏は純粋な民間義勇飛行士ではなく米国の退役陸軍パイロットであり、義勇兵として他国の戦争に参加したこの行動は国法に触れる違法行為であった。 ちなみに加賀航空隊の初撃墜戦果であるのは確かなのだが、この頃の第一航空戦隊は母艦ではなく陸上に設けた前進基地を利用しており、この時も前進基地からの発進だった。しかしこの運用法少し問題を抱えている。 この時代の航空機は行動半径100kmせいぜいの木製複葉機。全金属製機が主流となってからは簡単なカバーを掛けるだけで放置できるようになったが、木製機を陸上で運用するには格納庫が必須だったのだ。事実、母艦の格納庫を利用していた緒戦に比べて、陸上の前進基地を利用し始めてからの機体は露天に駐機しなければならない事から気温の変化と湿気、日光による紫外線の弊害を受け急速に痛み、その性能低下は顕著であったという。 そのため、2月26日に行われた杭州飛行場での大規模な「航空撃滅戦」では攻撃前日に航空隊を母艦に引き上げて整備し、あえて母艦から発進させている。 ※木製機体に対する不満の声は他にもある。被弾した場合木製骨格は部分修理が出来ず一発の被弾で主翼換装に至る例もあり、特に木製プロペラの被弾に対する脆弱さが批判されていた。また鉛弾頭の機関銃弾は全金属製機の外板に浅い角度で当たると弾き飛ばされてしまうことから、機体を金属製に変えることで防御面での期待もあり、このため三式艦戦には空力的利点や発動機冷却の観点からではなく、『防弾』目的でカウリングの装備が要求されている。 上海事変における鳳翔・加賀航空隊の活動により、日本海軍航空隊は木製機との訣別を含め、将来の軍用機開発の指針を得た。 1937年8月15日、日華事変における最初の任務は中国空軍基地の集中爆撃であった。南京、広徳、蘇州の三ヶ所の飛行場を目標とし、 九四式艦上爆撃機16機 九六式艦上攻撃機13機 八九式艦上攻撃機16機 合計45機を投入する大規模作戦であったが、この時「戦闘機不要論」を唱える上層部の意向から護衛戦闘機の随伴のない裸の攻撃隊のみで目標に向かった。 結果として、広徳の爆撃に向かった八九式艦攻は、広徳飛行場上空で待機していたカーチス・ホークⅢに乗った"高志航"率いる飛行大隊、カーチス・ホーク戦闘機約20機の待ち伏せ攻撃を受け、6機が撃墜、被弾した2機も帰還途中で杭州湾に不時着となり、初戦にして一気に8機の攻撃機を失ってしまう これに衝撃を受けた海軍航空隊は実用化間もない最新機「九六式艦上戦闘機」の派遣を要請、戦闘機隊を配備しやっと敵機と渡り合えるようになり、それ以後各地で激戦を繰り広げる事となる。結果加賀の艦載機隊は世界最凶の練度を誇る化け物に育った。 例を上げると飛龍などで大活躍した友永丈市。 また赤城の村田少佐や進藤分隊長、翔鶴の高橋飛行隊長、瑞鶴の嶋崎飛行隊長など、大戦時に各空母に配備されていた指揮官クラスのパイロットは大戦以前に加賀航空隊として空母航空戦の腕を磨いた者が多い。(第二次世界大戦以前にまともに戦闘経験がある空母は鳳翔、加賀、龍驤くらいなので当然と言えば当然だが) 他にも、単葉航空機の実験場として活躍し日本の航空機技術の向上に一役買った。 上海事変や日華事変において加賀航空隊が戦った相手は、コルセア、カーチス・ホークⅡ&Ⅲ(いずれも米国製)、I-16(ソ連)、グラディエーター(英国)、ドボアチン(仏国)、ユンカースK47(スウェーデン製・Ju87スツーカの前身的機体)。 ハインケルHe111A(独国)、ノースロップ2E(米国)、攻撃機だとカーチスA-12シュライク(米国)などの世界各国の戦闘機や爆撃機である。更にパイロットも他国のエースを教官として訓練を行ってきた中華民国(現台湾)空軍、フライングタイガースを始め各国の義勇兵、鍛えられもするだろう。 ちなみに加賀は一連の戦闘の中、1937年11月11日にノースロップ2Eに攻撃を仕掛けられた経験がある。 この時加賀の距離3000メートルの地点に水柱が立ち、攻撃を行った敵機に対し機銃・高角砲による対空戦闘が実施され緊迫の事態にあった。命中弾はなく被害は0、攻撃機3機の内2機が九六艦戦により撃墜されているが、これにより本艦は敵機に狙われた最初の空母になった。 長く戦闘に従事していたが、戦域が内陸に移り始めたため航空作戦は陸軍航空隊に任せることになり、1938年12月11日、母港佐世保に入港。約1年4ヶ月にわたる合計13回の作戦航海を無事終えた。 赤城の改装が終わると、赤城とローテーションを組んで第一航空戦隊旗艦を担う。 アメリカとの開戦が不可避の情勢に近づきつつあった頃には、龍驤と組んで演習にて連合艦隊のシンボル・戦艦長門と対峙。 かつて戦艦であった頃、長門型を超えるために発案された加賀は空母となっても熟達した艦載機隊の強烈な命中精度もあり 長門を一方的に叩き伏せ、空母の力を見せつけた。 太平洋戦争 加賀は開発の遅れていた魚雷を輸送する為、最後に単冠湾に向け出港した。(一番容量が大きく、必要な魚雷を一気に運べる空母だったため) 一足先に出発した機動部隊の面々を追いかけ出港した加賀の岡田次作艦長は、出港のおよそ2時間後、航空兵たちを艦橋の前に整列させると遠くに見える陸地を指さし 「あれは四国である。本艦はただいま重要な任務を帯びて某地へ航行中である。諸氏のうち何人かが、否、艦の全員が再び故国を見ることがかなわぬことになるやもしれない。ただいまより日本の本土に別れを告げる」 そう述べた。すべての乗員が陸地に向けて大きく手を振り、大きな声で叫ぶ者、黙々と手を振る者、それぞれのやり方で二度と土を踏めないかもしれない母国に別れを告げていた。 1941年11月24日、単冠湾にて機動部隊の航空兵たちは旗艦赤城に召集され、この時初めて 「米太平洋艦隊が停泊する真珠湾に開戦と同時に奇襲攻撃し、米国民の戦意を失わせ、早期講和に持ち込む。」 という方針が伝えられた。模型を使い、真珠湾周辺の防空陣地や飛行場、艦船の位置を示しながら、細かく作戦内容が説明され、加賀の攻撃隊は真珠湾に浮かぶフォード島周辺の戦艦群を攻撃するという方針も伝えられた。 11月26日午前6時、艦隊はハワイに向けて出港。艦内には大音量で軍艦マーチが流され、外では出撃を祝うかのように戦艦や巡洋艦が択捉島の山並みに向けて砲撃をしており、砲弾で氷雪が吹き飛ばされる光景は実に壮観であったと言う。 12月6日、真珠湾攻撃の2日前、夕食時の搭乗員室では艦長から整備員まで多くの関係者が参加した盛大な送別会が開かれた。飛行隊長を務める橋口喬少佐は、 「この酒宴を最後に、攻撃終了まで一切のアルコールを禁止する。だから今夕は心ゆくまで飲んで英気を養ってほしい」 そう訓示し、一同は作戦成功を祈って乾杯。 上下関係が厳しい海軍ではあるがこの日ばかりは無礼講の宴となり、部下に頭からビールを浴びせられた艦長や飛行隊長が、逃げ惑う姿が見られたという。 12月8日早朝、艦隊はハワイ沖に迫っていた。この時の朝食は普段の質素な食事と異なり、赤飯に尾頭付きと豪勢で美味なもので、艦内の緊張と士気は高まっていた。 程なくして第一次攻撃隊183機による真珠湾攻撃が開始された。 この真珠湾攻撃において加賀航空隊は最も激戦区と予想された地域に投入され、そして15機の未帰還機を出した。 空母六隻の合計で29機のところ、過半数を超える未帰還を出した計算になる。加賀の航空隊が如何に練度を信頼され、無茶ぶりを受けたかがお分かりいただけるであろう。 この攻撃後、艦内には出撃した航空兵"全員分"の昼食が用意してあった。予定時刻を過ぎても戻らない航空兵たちの冷えきった昼食を、誰も片づけようとしなかったという。(*8) その後加賀は一旦内地に帰ると、トラックに進出。ラバウル・カビエン・第二次ラバウル・ポートダーウィンを転戦。 ラバウル・カビエン攻略における功績は非常に大きく、緒戦の快進撃の一翼を担った。 しかしパラオに戻った時に港で座礁して傷を負う。座礁後もしばらく前線に立つが結局内地に戻り補修。 MO作戦への参加も検討されたが、翔鶴・瑞鶴の練度向上優先で参加見送りとなり、復帰したのはMI作戦であった。 運命の1942年6月5日、楽観的な気分で今日も勝てる感丸出しで適当な索敵を行っていたつけか、午前7時22分にエンタープライズから発艦したドーントレス隊の猛襲を受ける。 直掩の零戦はミッドウェー島からの攻撃隊への対処中で低空におり、高空から急降下爆撃を仕掛ける相手への対処は不能、一瞬のスキを突かれた形となった加賀には最も多くの敵機が殺到し9発の爆撃が投下される。 爆撃投下直前に敵の雷撃に対する回避行動をとっていた加賀になす術はないように思われたが、岡田艦長の一喝で右に転舵し急降下爆撃を3度かわし対空砲火で反撃を行った。しかし一歩及ばず、4発目が命中。艦橋付近のガソリン車に直撃した一発が特に致命的であり司令部が一瞬で全滅。最終的に4発の命中弾をくらった。(5発または10発以上という証言もあり)被弾後も機銃に飛び付き反撃を試みた者もいたが、壊れたのかポンポンと一発ずつしか弾が出ず、反撃と言うにはあまりに弱々しいものだったという。 護衛にあたっていた榛名からは7度に渡る爆発が観測され、副長が生存者を諦めるほどの状態であった。16時25分にメインのガソリン庫に引火し、二度の大爆発を起こし轟沈。 駆逐艦乗組員からは雷撃処分したという証言もあり、アメリカの資料においても駆逐艦『萩風』によって雷撃処分とされている。混乱の最中にあった為、目撃証言が一致せず その沈み様は判然としない。 加賀とほぼ同時に蒼龍が急降下爆撃3発を浴び、すぐに放棄が決定するほどの損傷を負い轟沈。 赤城は急降下爆撃のダメージこそそこまで深刻ではなかったものの、兵装転換中で火気厳禁状態のところに爆撃を浴びたため、爆弾や魚雷が連鎖爆発してしまいそれが致命傷となり処分せざるを得なくなった。 唯一生き残った飛龍も決死の反撃でヨークタウンを撃破するが、数の差は如何ともしがたくやはり大破し雷撃処分。 空母時代の幕を開けた栄光の存在は一瞬で全滅し、日本の前途を闇に包むのに十分な傷となったのであった… 現代における加賀 さすがに日華事変時のスーパーエースで、大日本帝国海軍の栄光の時代に大暴れした加賀は、 連合艦隊の象徴である長門(*9)・戦後メジャーになった世界最大の戦艦大和同様に襲名は難しいと思われていた…のだが、最近の潮流を反映してか いずも型護衛艦の2番艦として「かが」の名を採用した。 護衛艦史上最大の全通甲板装備のヘリ空母に、かつて南雲機動艦隊の一員として暴れた艦の名前を付けたのである。 そして30防衛大綱でSTOVL機運用能力の付与が決定。1番艦の「いずも」に続いて改修が行われる予定とされる。 フィクションでの加賀 戦略シミュゲーではシナリオにもよるが、序盤戦は十分に柱として活躍できることが多い。 提督の決断シリーズなどでは砲撃空母加賀や、本来の姿である八八艦隊三番艦加賀として活躍できたりもする。砲撃空母はACのロマンアセンとかそういうレベルの実用性である。 ただ、空母としては色々と問題があった史実が反映されてか最終的には一線を退くこともままある。 架空戦記では、八八艦隊物語では戦艦として就役するなど、空母としてより戦艦としての方が扱いが大きい。 空母としては紺碧の艦隊あたりで登場したが、紺碧では空母隊で真っ先に被弾して落伍している。 まあ、半端な改装空母より長門型を超える戦艦としての方がよく書きやすいしね… 何にせよ大和や改大和型その他諸々のほうが強いのでそのカマセという役割にはなるが。 一方、妹の土佐は名前だけ使われた超超ド級航空戦艦として無双していた。 艦隊これくしょんでも登場。当初は最大の積載量を誇り、最強空母として君臨していた。 装甲空母や赤城が暴れている今でも、なかなかに上位の強さを維持している。 詳しくはこちら。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 建造時は空母運用も航空機開発も手探りの状況だったからなぁ しゃーない -- 名無しさん (2014-03-26 04 13 12) 二段目の甲板はそもそも艦橋と大砲を置くためのスペースだったから、ここから飛行機が飛ぶことなんて想定していない -- 名無しさん (2014-03-26 05 02 42) 戦艦譲りの防御力…とおもいきやあっけなく沈む。改装空母だからか -- 名無しさん (2014-10-22 17 04 03) 火災が激しく船体の放棄が原因。同じ状況なら、どんな空母でも助からない -- 名無しさん (2015-01-14 18 14 35) PS2のヤマトのゲームでは拡散波動砲持ち。他の同型艦と比べて入手条件はシビア。 -- 名無しさん (2015-02-16 23 52 30) ザ・戦犯。 -- 名無しさん (2015-02-16 23 57 36) 70年の時を越えてオカエリナサト -- 名無しさん (2015-08-29 10 08 57) そういえば最近、艦これで加賀使ってないなぁ……。もっぱら龍s(蒼龍&飛龍)+翔鶴だったから。翔鶴がかわいいから仕方ないじゃないか! -- 名無しさん (2015-12-09 15 33 22) そういや、空母に改装した際に機関室のドアが内側から開けられなくなっちゃって、改善される予定だったけど、卑怯者だから(帝国軍人は敵から逃げない、よって逃げるためのドアなど不要)という理由で結局そのまんまになったって逸話は本当なのか? -- 名無しさん (2016-01-01 10 53 34) 予算のアレは憶測とは違うんじゃないかな。何もいえねーの通り二次改装の予算を先に使っちゃってその時赤城に金回せなくなった結果改装できなくなったのは事実なわけだし -- 名無しさん (2016-01-12 00 23 09) 「加賀の改装が優先されたことで」というならその通りだけど「加賀の改装に費用を掛けすぎたから」というのは違うんでは…実際には赤城の方がお金かけられていたようですし。艦これwikiでは工期の長期化による人件費増と、一部改装内容が原因(?)かもとしているけどどうなんだろう -- 名無しさん (2016-01-30 13 42 18) 今度のかがは轟沈しないことを祈る。サクテキノテヌキ、ダメ、ゼッタイ -- 名無しさん (2016-01-30 13 56 33) 護衛艦かがのマークがすごい美しい。カッコイイとかじゃなく美しい -- 名無しさん (2017-01-18 10 57 18) 現代の方はF-35Bを20機程度運用できるように改修されて空母化するみたいだな -- 名無しさん (2020-07-27 01 39 47) 提督の決断3だと三式弾の仕様のおかげで新規設計艦を除く全艦艇の中で最高の対空能力を持つ空母になるという…… -- 名無しさん (2020-07-27 02 35 33) 名前 コメント
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定期イベント ●1年を通して定期的に行われるイベントの解説です。 ●全プレイヤー共通で同じ日時に行われます。(主人公の誕生日は例外) ●「おでかけ」中でもイベントは継続されます。 ●イベント前やイベント後に村の掲示板に告知されることがあります。⇒【掲示板のお知らせ一覧】 ●訪問キャラクターに関するイベントは【訪問イベント】へどうぞ。 フリーマーケット つり大会/ムシとり大会 節分 バレンタインデー カーニバル ひな祭り エイプリルフール たまごさがし こどもの日 母の日 父の日 七夕 花火大会 お月見 ハロウィン きのこ ハーベストフェスティバル クリスマスイブ カウントダウン ニューイヤーデイ 積雪・雪解け ゆきだるま フリーマーケット 8月と12月以外の毎月第4日曜日、朝6時~翌朝6時まで開催されます。 ※何らかの理由で「参加しない(しなかった)」「見逃した」場合でも特に問題ありません。 フリマで自宅にて自分の持ちものを売る場合 午前6時から自宅にお客さん(住人)がやってきます。 売ることができるのは、家具、魚、虫、貝、花、服、帽子、アクセサリー、はにわです。 ※「ぎょくざ」や「おうかん」などの非常に高額な物や、上を素通りできるようなアイテムなどは売ることができません。 また、今回から化石も売ることができなくなったようです。 ■準備・売りたいアイテムを展示する■ まずはフリマが始まる前に売りたい商品を準備しておきましょう。 開催日の約1週間前くらいから、売却用のアイテムや魚・虫を集めておく。 2階など他の部屋を活用して、大量にストックする方法もある。(2階を増築していないと、物は置けません) 前日~当日の朝5 59までに配置を済ませておくと便利です。 売りたいアイテムは家に入ってすぐの部屋に配置。 2階と地下は他の部屋はお客さんが入って来ないので倉庫として活用できます。 当日は次々に住人が押し寄せてきてしまい、売りたいものが売れない可能性があります。 ただ、客が自分から帰った直後は家から出ない限り次の客は来ません。 あらかじめ別部屋やタンスに準備していた次客用の商品を一気に並べてしまいましょう。 売りたくないアイテムは(別の部屋に置いた)タンス等に収納して整理しておこう。 再配置(商品を陳列し直す場合)のコツ 関所の門を開いてから配置すれば、お客さんに邪魔されません。 開門中でも住人から買い物は可能で、さらに訪問客も同じく買い物が出来ます。買われたくない物がある場合は注意しましょう。 ※注意※ お客さんが一旦家に入ってくると、プレイヤーキャラクターは一部のアクションができなくなります。 ⇒家具を動かす・椅子に座る・ベッドに寝転がるなど。 Q.家具を動かしているとお客さんが来て閉じ込められた! 話しかけられないし…どうしよう? A.右上のセーブボタンでセーブし、ゲームを再開しましょう。ただし、そのお客さんは一度訪れたことになります。 あるいは一定時間が経てば、閉じ込められたままでもお客様は帰ってくれます。 ⇒(フリマ開催期間中に)家具を配置するときは、家の出入口までの退路を確保しておきましょう。 ■応対の手順■ 当日は(あなたが自宅の中にいると)住人が訪問してきます。 お客さんは興味を持った家具などの近くで立ち止まり、話しかけると交渉に入ります。 ( ターゲットが定まる前なら、ある程度 住人を押して売りたいモノの前へ導くこともできます ) ※目標が決まると 妨害しても目的の家具の所へ迂回して行こうとします… ゆえにマイデザイン等売れない物で囲まれている家具があると部屋を延々とウロウロしてしまう事もあります。 そんな時は別部屋へ移動して戻ると一旦は解消されますが、そのうちまたウロウロしだすことでしょう。。 値段を提示し交渉します。 商品を3つ買うor買える物が無くなった場合、お客さんは立ち止まって休憩=何も買わない状態になります。 このまま放置するor自分が家を出るとお客さんも帰宅します。(その住人とは終了) ■交渉のコツ■ 家具は店頭価格の半額~3/4弱(最高値は0.7461倍)で購入してもらえる傾向があります。 魚・虫などは売却価格の約2~3倍の値段で購入してもらえます。 ⇒つまり、不要なものは店で売るよりフリマで売る方が約2倍以上お得ということになります。 (店で売ると1/4、フリマで売ると1/2~4/3) 住人との友好度を上げると、最大でたぬきちの店での売値の約3倍(2.9844倍)で売れます。 ※2.99倍で売れたという報告もあります。2.9844倍というのはDSの時の倍率なので、街森では変わったのかもしれません。 ※データが必要なので、フリマの際に検証してくださる方を求めます。 2.9844倍を暗算で算出するなら、たぬきち買取値の3倍から その100分の1の半分(3倍値の0.5%)を引き、 さらに今引いた数の10分の1(3倍値の0.05%)を引き…を繰り返すと最高値になります。 (つまり3倍値から その0.555…%を引いた額 / 最終的に小数点切捨てで最高値) 基本はボッタクリ価格~少し高目の価格(いつもの買取値の3倍弱)を提示して、少しずつ下げながら様子を見ましょう。 ■備考■ 一度来た住人は来ません。 フリマに来てくれるお客は外出中の住人のみ、家の中にいる住人は来てくれません。 プレイヤーキャラクター毎にお客さんが来ます。売れ残っても別キャラに切り替えれば商売できます。 値段は、その住人との友好度が関係しています。(仲良しの場合は高値でも買ってくれます) 壁紙・カーペット・くだもの・ひばいひんの家具・高額商品etc.のフリマ対象外アイテムには、住人は興味を示しません。 住人が買って行ったアイテムは、気に入れば自分の部屋に飾ってくれます (魚を売りまくれば魚だらけの部屋になることもあります) 役場に寄って不要品回収ボックスを覗いてみよう。見覚えのある家具が入っていることも。これを使って… 買い物に来るお客さんはキャラ一人につき五人までです。それ以上はいくら待っても来ません。 外の住人と部屋の中にいる住人は一定時間ごとに入れ替わりますが(総入れ替え)、フリーマーケットに参加できる住人が九人しかいない場合、一人は一日中外に出っ放しになります。(つまりその住人の家具は買えない事に…) フリマで住人の家にて買い物をする場合 住人の家を訪れます。(外出中の住人の家には入れません) 住人にまず一度話しかけた後、興味のある家具を選びます。(Aボタンorポインタでクリック) 値段を提示されるので、購入するかどうか選択します。 ■備考■ 値段は、その住人との友好度が関係しています。 (友好度が高ければ店で売却する時の値段と同額になります) 住人のお気に入りの家具などは売ってくれない事があります。 プレイヤーが売った家具でも、それを部屋に飾ってくれていれば買い戻すことができます。 (※ 即 お気に入りの家具にされている事が多いですが、別キャラには売ってくれる事もあります) はにわや化石や服なども買うことができます。 ■疑問点■ Q.交渉で友好度が変化するの?/どんな影響がありますか? A.住人に「それは売れない」と言ったりぼったくり価格で売りつけた場合でも、特に大きな変化はないようです。 (友好度に関しては内部データのため、明確な答えは出せません。) つり大会/ムシとり大会 つり大会は1月~5月と10月~12月、ムシとり大会は6~9月に開催されます。 開催時間は告知日(第二・第三土曜日のどちらか)の9時~18時までです。 ●一週間前に村の「けいじばん」で告知されます。 ●魚釣りのコツ・方法は【こちら】、虫取りのコツ・方法は【こちら】を読んで予習・復習しておきましょう。 ●つり大会では、村に現れるうおまさにさかなを渡します。 役場の前に一日中いますが、大会時間外は受け取ってくれません。 つりざおを持っていなければ500ベルで売ってくれます。 偶数月は魚の指定なしで、奇数月は指定ありです。それぞれ優勝するときんのトロフィーかぎんのトロフィーがもらえます。 大会中にもっとも大きな魚を渡せば優勝です。なお記録はその大会のみで、次回には引き継がれません。 指定ありの月でも指定外の魚を渡せます、ただし審査対象にはなりません。 ●ムシとり大会では、村に現れるカメヤマさんにムシを渡します。 役場の前に一日中いますが、大会時間外は受け取ってくれません。 あみを持っていなければ500ベルで売ってくれます。 大会中にもっともポイントの高いムシを渡せば優勝です。なお記録はその大会のみで、次回には引き継がれません。 前作とは違い、優勝するためにはなるべく「めずらしいムシ」をカメヤマさんに渡さなければなりません。 大きくて、値段の高いムシほど評価が高くなるようです。【ムシとり大会ポイント一覧】を参照。 ●両大会ともに、事前にストックしておいたものを提出することができます。 節分 2月3日に行われる日本のイベントです。 開催時間は6時~24時。 ●役場の前にいる村長から「あかおにのおめん」か「あおおにのめん」がもらえます。 バレンタインデー 2月14日に行われるイベント。 開催時間は6時~24時です。 ●異性の住人と仲がよければ、手紙や「ハートのチョコレート」のプレゼントが届きます。 ●また喫茶店のマスターと親しければコーヒー以外の特別な飲み物を出してくれます。 カーニバル 四月ごろに行われる「たまごさがし」より、日曜日を除く40日前の月曜日に開催されます。 開催時間は6時~翌朝6時。 ●上下セットになっている服装に「仮装」して住人に話しかけると、外にいる住人ひとりにつきひとつ、アメがもらえます。 仮装は1プレイヤーにつき1種類(着替えてもムダ)。 屋内の住人からはアメをもらえませんが、時間がたって外に出てきた時点で話せばもらえます。 ●外にいる住人との会話によるゲームに勝つとアメがもらえます。 ゲームをするためにはこちらもアイテムを賭ける必要があります。ゲームに負けると賭けたアイテムが没収されます。 賭けで指定されるアイテムは、アメ・500ベル・貝・フルーツ・ムシ・サカナ・通常の道具やアイテムなどです。金銀の道具や非売品家具などは含まれません。 何を賭けるかは住人側が指定しますが、他のアイテムよりアメが優先されます。 賭けの対象にされると困るアイテムは、手紙に付けておきましょう(指定されません)。 ゲームは適当にボタンを押しても簡単に勝てるようになってます(じゃんけんを除く)。 コワイ系(一人称がオレ)の住民は、アメの色を選ばせてくれることが多い。 超能力ゲームで遊ぶときは、二つ目の質問でフルーツを選ぶとき、村の特産のフルーツ を選ぶと100%正解できる。 コインゲームやサッカーのpkで遊ぶときは、上の選択肢を選び続けると正解できる。 ゲームに勝った時にもらえるアメの色を選べるかどうかは事前にわかります。選べないときは断ったほうがいいかも。 ゲーム終了後(断った後)、1区画離れてから戻って来れば同じ住人と再びゲームができます。 この日はいつも以上に住人からプレゼントをもらえます。ただしすぐさま賭けの対象にされてしまうので、取られる前に売るなり地面に放置するなりしてください。 屋内に入らないせいか風船プレゼントを頻繁に見かけます。パチンコの携帯を忘れずに。 ●村に現れるベルリーナに「アメ」を渡すことで、「カーニバルシリーズ」の家具がもらえます。 ベルリーナは役場の前で一日中踊ってます。 家具一つもらうのに要求された色のアメが三つ必要です。セーブして他のプレイヤーに変わっても、要求される色は変わりません。 地面に放置してアリが群がったアメでも食べてくれます。むしろ賭けアイテム用にアリが最適。なおアメは地面に置くと見た目が全部同じになるので、色ごとに置き場を分けてください。 もらえる家具はランダムです(ダブることもあります)。 家具をもらうと、今回とは別の色のアメを要求されます。色はランダムなので最悪2色を交互に要求されることも。 シリーズを全て揃えるためにはかなりの数がダブることになりますが、たぬきちの店に売ることでそこそこの収入が得られます。一通りそろえた後も頑張って集めてみましょう。 ああ見えてもベルリーナさんはれっきとした♂です…(公式情報)。 ひな祭り ●三月三日、役場前に村長が現れ、ひしもちをくれる。 エイプリルフール ●四月一日、役場前に村長が現れ、はっぱをくれる。 たまごさがし イースター(春分の日の後の最初の満月の次の日曜日)に行われるイベントです。 開催時間は6時~翌朝6時。 ●村に30個のたまごが埋まっており、掘り起こして「わる」と、中からアメか「あたりのけん」が出てきます。 各キャラごとにたまごが埋まっているので、全プレイヤーでフルコンプ可能です。 どうしても見つからない場合はセーブして再開しましょう。埋まっている場所が変わっています。 イベント中にたまごを外に放置してセーブ・再開した場合、そのたまごはまた埋まって掘り直しになるので注意(家の中ならOK)。 はずれのアメはハロウィン・カーニバルでも使えます。 ●村に現れるぴょんたろうと名乗るうさぎ(着ぐるみ?)に「あたりのけん」を渡すことで、「たまごシリーズ」の家具がもらえます。 もらえる物は被らないので、1キャラでフルコンプできます。 ぴょんたろうは役場の前に一日中おり、近づくと「たまごをさがそー♪」と歌いながら踊ります。ぴょんたろうを少し離れたところから観察すると、中の人(?)の苦労がうかがえます。 後ろから話しかけられると異様に嫌がります。後ろ姿にも注目。 スコップを持っていなければ500ベルで売ってくれます。 ぴょんたろうはちゃんと村の外からやってきています。彼についてはオレ系・オイラ系住人が詳しいかも。 他と異なり村非公認のイベントです。当日のアナウンスもなければ住人も不参加、村に雨が降ることも。カブリバもいつもどおり現れます。 こどもの日 ●五月五日、役場前に村長が現れ、しんぶんしのかぶとをくれる。 ●しんぶんしのかぶとは一度もらえばカタログ注文できる。 母の日 ●5月の第2日曜日 ●母からピンクカーネーションの種が送られてくる。 父の日 ●6月の第3日曜日 ●父からあかいカーネーションの種が送られてくる。 七夕 ●七月七日、役場前に村長が現れ、たなばたのささをくれる。 花火大会 八月の毎週日曜日に行われるイベント。 開催時間は19時~24時です。 ●朝から役場前に村長が現れ、「せんこうはなび」と「ふきだしはなび」がもらえます。 もらった花火は手に持って使用することができます。 花火は使ったり手紙につけたりすれば、何度でももらえます。 ●時間になるとアナウンスとともに、村に打ち上げ花火が輝きます。 お月見 ●旧暦の八月十五日(2009年なら十月三日)役場前に村長が現れ、つきみだんごをくれる。 ハロウィン 十月三十一日に開催されるイベント。かぼちゃのお祭です。 開催時間は18時~24時。 ●十月になると準備が始まります。 十月にはいってすぐにパンプキングから予告状が届きます。 たぬきちの店で十月中のみ「アメ」が販売されます。 ●イベント中、仮装して家の中にいる住人に話しかけると「アメ」がもらえます。 帽子と服をそろえて、ちゃんと仮装している場合に限られます(そろっていれば、バスローブ+ヘアターバンのような組み合わせでも大丈夫)。 一度外に出れば、同じ住人から何度でももらえます。 同じ仮装で何度でももらえます。 ●村に現れるパンプキングに「アメ」を渡すことで、「ハロウィンシリーズ」の家具がもらえます。 パンプキングは村のフィールド上を歩いています。 イベント中は外にいる住人全員がパンプキングと同じ姿に変装しています。 住人をスルーしようとしても、向こうから近づいて勝手に話しかけられてしまいます。パンプキングは近づいてこないので、これで区別がつきます。 住人とパンプキングはアメを要求してきます。渡すとパンプキングのみ家具がもらえます。もらえる家具はランダムです(ダブることもあります)。 今回アメの色は関係ありません。 地面に放置してアリが群がったアメでももらってくれます。 アメを渡すのを断るとイタズラされます。イタズラは以下のいずれか。持ち物(アメを含む)一つがビックリばこになる。 頭にかぼちゃのかぶりものを被せられる。 服がボロいふくになる。 服がカビたふくになる。 イタズラの内容はランダムですが、非売品はイタズラ対象外となるようです(貝やサカナなどは変化させられます)。アイテムを失いたくないならば、持ち物を手紙につけたりマイデザインの服を着ておきましょう。 パンプキングは会話後に、村のどこかにテレポート? してしまいます。 シリーズを全て揃えるためにはかなりの数がダブることになりますが、たぬきちの店に売ることでそこそこの収入が得られます。ちなみにビックリばこも売れますが、それ以外のイタズラ品は0ベルです。 ストレスはあまり感じませんが、パンプキングを何度も探すので時間がかかるイベントです。家族分の家具を揃えたいなど時間が無い時は、事前に住人を穴で閉じ込めるなど偽者対策が必要かも。 偽者に邪魔されずにパンブキングを何度も探したい人・アメをそんなに持ってない人は遅くてもイベントが始まる10~20分ぐらい前までにゲームを起動し、イベントが始まる時間までに外にいる住人全員を穴で閉じ込めれば、偽者対策になり、パンブキングを探しやすくなり、短時間で家具をたくさん手に入れることができます。また、イベント開始前までは、住人が入っている家の出入り口にも穴で出入り口をふさいでおくとより安全です。(まれに住人がでてくることもあるので) きのこ 十一月の間、村に数本のきのこが発生します。 きのこは木のまわり(切り株などを含む)に発生します。 きのこの中に、ひとつだけ「きのこシリーズ」の家具が混じっています。発生する家具はランダムです(ダブることもあります)。 家具は村ごとに一日一個です。複数プレイヤーでプレイする時は譲り合ってください。 一年ですべての家具が揃うとは限りません。運が悪ければ何年かかっても… 村の環境がサイコーの場合、めずらしいキノコが埋まっている場合があります。 きのこを屋外に残していると、翌日は残っている分だけ発生する数が少なくなります。 ハーベストフェスティバル 11月の第4木曜日に開催されます。 開催時間は15時から21時まで。 ●役場の前にいる村長に話しかけると「ナイフとフォーク」がもらえます。 もちものの中に既にあるときはもらえません。(手紙に添付していればもらえます) 村長のいないところ(画面外)に一旦置いて戻ることで、繰り返しもらうことができます。 もらう回数に限度はありません。 ●それを村のどこかに隠れている七面鳥のフランクリンに渡すことで「ハーベストシリーズ」の家具がもらえます。 フランクリンは村のいずれかの木・看板・建物の後ろ(かくれんぼでの隠れ場所)にいます。 もらえる家具はランダムです(ダブることもあります)。 一度「ナイフとフォーク」を渡すと、フランクリンが場所を移動するまで連続では渡せません。 ●住人に「ナイフとフォーク」を渡した場合は、フランクリンが隠れている場所のヒントを教えてくれます。 同じ住人に渡せるのは一度だけです。(ヒントが聞けるのも一度だけ) 住人が10人いる場合は、ヒントが聞ける回数も10回になります。 ヒントはさほど具体的なものではありません。参考になる程度です。 ●シリーズを全て揃えるためにはかなりの数がダブることになりますが、たぬきちの店に売ることでそこそこの収入が得られます。 一通りそろえた後も頑張って集めてみましょう。 アイテム 売値 ハーベストなかべ 1200ベル ハーベストなラグ 1200ベル ハーベストベッド 3333ベル ハーベストチェスト 3333ベル ハーベストクロゼット 3333ベル ハーベストソファ 3333ベル ハーベストチェア 3333ベル ハーベストテーブル 3333ベル ハーベストドレッサー 3333ベル ハーベストテレビ 3333ベル ハーベストクロック 3333ベル ハーベストランプ 3333ベル Q.フランクリンいちいち探すのめんどくさいよ! A.住人に「ナイフとフォーク」を渡すと一人一回ずつヒントが聞けます。 また、フランクリンが隠れる場所(木の裏、看板の裏、建物の裏)をあらかじめスコップで掘っておくことで故意に隠れ場所を減らすことが出来ます。 役場の村長から一区画離れた場所を2箇所ほど除いてやってみましょう。 Q.フランクリンがいなくなった… A.イベント終了まで勝手にいなくなることはないので、見落としているだけです。 木や建物の陰になっているところは、リモコンの十字キーの上を押して空を見上げることで、手前のものが一時的に透けて消えてくれます。ぜひ活用しましょう。 Q.フランクリンが「ナイフとフォーク」を受け取ってくれない。 A.一度渡した後は、彼が場所を移動するまで受け取ってくれません。 フランクリンは区画ごとに移動するので、ちょっと遠いところまで離れることでまたもらってくれるようになります。 クリスマスイブ (暫定情報です、更新お願いします) 12月24日に行われるクリスマスのイベントです。 開催時間は20時~午前0時まで。 ●20時になると「メリー・クリスマス」の掛け声と共に、プレゼントをくれるトナカイ、ジングルがやって来ます。 ●出現場所は村のフィールド上と住民が外出中の家の中です。 外出中の住人の家はイベント中のみ鍵が開いており、中に入ることができます。 出現率:フィールド30%(1度目の出現場所固定)、不在宅30%×2(2軒固定)、その他の不在宅10%。一定(低)確率により出現場所がリセットされる(再起動すると再度見つけやすい) ●ジングルとの会話の選択肢によって、貰えるアイテムの種類(絨毯か壁紙か家具)が決まります。 変装 アクセサリー(メガネ系・帽子系)で顔を変える事によってプレゼントは何度でも貰えます。花も変装に使えるので(バラはアクセサリー、その他帽子)、色々な種類 色を使おう。 変装はマイデザインを帽子にした物でもOKです。 服、Miiは変装扱いされません。 10回目から1回目のアクセサリーが再度使用可能になります。マイデザイン+何か1つ用意するだけでOK。 効率的なアイテムの集め方 ジングルが建物のそばに立っている場合、その建物に出入りすることでジングルの出現位置を固定することができます。 これにより、かなり効率的にアイテムを集めることができます。 何もない場所に立っているジングルを建物の近くに押して運んでも可能です。 ジングルが画面外に出ると別の場所(フィールド上だったり、住民の家だったり)にワープしてしまいます。 失敗するパターン 建物に出入りしている隙にジングルが画面外に移動してしまった プレゼントをもらった後にジングルとの距離が離れすぎてしまった。フィールド上の別の場所や住民の家にいます。落ち着いて探しましょう。 ジングルが住民の家の中に入ってしまった(ランダム)この場合は必ず住民の家の中にいます。もう一度フィールド上にジングルが出現すれば同じ方法が使えます。 入手アイテム 家具(選択肢:かさばるもの) アイテム 売値 クリスマスベッド 12240ベル クリスマスタンス 12240ベル クリスマスクロゼット 12240ベル クリスマスソファ 12240ベル クリスマスチェア 12240ベル クリスマステーブル 12240ベル クリスマスラック 12240ベル クリスマスピアノ 12240ベル クリスマスクロック 12240ベル クリスマスランプ 12240ベル 壁紙(選択肢:よりかかるもの→よりかかるもの) クリスマスなかべ 12240ベル じゅうたん(選択肢:ふみつけるもの→ふみつけるもの) クリスマスじゅうたん 12240ベル カウントダウン 12/31に行われる、一年の終わりをカウントダウンで見送るイベントです。 役場前の広場に電光掲示板が出現。針葉樹はイルミネーションでキラキラの装飾。 PM11 00からBGMが変化します。さらに、PM11 30にはより激烈なBGMに!そして森は... 23時59分になると;一秒毎に電子音が鳴ってレッツカウントダウンパーリィ! AM00 00「ハッピィニゥーイヤッ!」。新年を迎えるとアナウンスと共に花火が上がり、快活なBGMに変化(午前2時まで続きます)。 31日中に村長に何度か話しかけると「クラッカー」をもらえます。 ニューイヤーデイ 元旦 ●役場前に村長が現れ、ニューイヤーTシャツをくれる。 Tシャツの柄 表面:毎年違うマーク 裏面:その年の西暦(2009年なら2009) ちゃんと2000年バージョンから存在しました。 積雪・雪解け 積雪2日前(12月9日)に役場前掲示板に積雪予報が出ます。 その翌日(12月10日)は、村に雪が降ります。 12月10日が釣り大会で、村の天気が晴れ固定でも11日午前6時に積雪です。 積雪時期は、12月11日〜2月24日です。 ゆきだるま 12月11日〜2月24日までの積雪期間に「ゆきだるま」を作るイベントです 雪玉を転がして、バランスのよい完璧なゆきだるまを作ると、ゆきだるまから感謝され、後で「ゆきだるまシリーズ」が送られてきます。 ゆきだるまを作るのに必要な雪玉は必ず二つ村に転がっています。 制作途中で雪玉を川に落とすなどして消滅させても、建物の中に入るかセーブしてロードしなおすことで復活します。 ゆきだるまから送られてくるアイテムは全部で十三種類。カタログ未登録品が優先的に送られてくるようです。 一度ゆきだるまを作ると、出来に関係なく、次の日までゆきだるまを作ることは出来ません。雪玉も翌日まで復活しません。 ゆきだるまは村ごとに一日一体までです。複数プレイヤーでプレイする時は譲り合ってください。ただしカタログ登録の都合上、安易なゆきだるまシリーズの受け渡しは避けてください。 崖のそばなどで作ると、作成場所からずれた場所に移動することがあります。 花の上に作ると、下の花は消えてしまいます。 作ってから3日間は小さくなりながらも存在しますが、雪解け日(2月25日)にはすべて消えてしまいます。 攻略メモ まず下準備として 崖崖崖崖崖 雪雪雪雪雪 木 のような「調度通れるマスが1マス」の場所を見つける。 なければ木を植えて作ればおk。 最初に下の部分を最大の大きさに作る。 次に上の部分をある程度の大きさにし、木と崖の間を小刻みに移動する。 崖崖崖崖崖 ←―――→ 木 のような感じ。 そして木と崖の間を雪玉が調度通れなくなったら上の部分完成。 近くに下の部分を用意しておき、すぐに上の部分を乗せればマイスター。
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2月14日名古屋版朝刊 2月14日(日) 北九州版(福岡県)朝刊 2月14日 高知版 朝刊 2月14日 高知版 朝刊 <日曜くらぶ> 関連ページ 2月14日名古屋版朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事175 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1264862540/281 1面題字下:白十字 途中:YKKap(カラー) 毎日新聞名古屋開発(株) 内閣府 下:毎日新聞社 青土社 論創社 かもがわ出版 遊子館 (株)ごま書房新社 大空出版 実務教育出版(3段) 2面下:1万年堂出版(5段) 3面下:幻冬舎(5段) 4面下:日本評論社 ウェスティンナゴヤキャッスル(5段) 5面下:サントリーウエルネス(株)(5段) 6面下:毎日通販(5段) 7面下:講談社(7段) 8面下:新星出版社(台東区) あすなろ書房(5段) 9面下:コスモトゥーワン(5段) 10面:日本サプリメント(株)(全) 11面途中:www.maikoh.net/ 14面下:(社)日本広告業協会(1段) 15面下:★(株)ドクターシーラボ★(5段) 16面下:(株)エヌ・エス・ティ(中村区) (有)山崎農林(甲賀市) ミュージックパブチッカ(名古屋市西区) 三洋ホームズ(株)(千種区)(5段) 途中:まるなか米店 17面下:(株)パソコンオフィス 八三地所(熱田区) (株)ハーデン 大崎雪割草保存会(新潟県柏崎市)(5段) 18面下:日本直販(全) 19面下:内藤一水社 アド大広名古屋 近鉄タクシー(株)(2段) 20面下:宝くじ 住宅金融支援機構 山梨県特産品センター(6段) 21面下:(株)グランドギャラリー 毎日文化センター 毎日小学生新聞(2段) 22面途中:Bridal Collection SPOSA DI MATSUEDA 下:サンマリエ(株)(3段) 2月14日(日) 北九州版(福岡県)朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事175 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1264862540/289-292 一面:白十字”題字下”,政府広報 内閣府”記事中”,YKKap”天気予報中”, 実務教育出版,パワー社,彩流社,IN通信社,発売:星雲社/制作:ふじやま出版会,大空出版,自由国民社”下5分の1” 二面:双葉社,ブックマン社”下3分の1” 三面:幻冬舎”下3分の1” 四面:日本評論社, 日本旅行 赤い風船九州事業部 www.nta.co.jp/kyushu/ (国内:新幹線限定 大阪・神戸・阪神)”下3分の1” 五面:[毎日求人情報 MYWAY](次回は2月20日(土)、21日(日)、22日(月)に掲載予定) 医療法人 社団翠会 八幡厚生病院(北九州市八幡西区)・医療法人 社団翠会 行橋記念病院(行橋市北泉)(病院職員募集), 株式会社損害保険ジャパン 北九州支店(北九州市小倉北区)(嘱託社員募集), 株式会社ジェイウェイブ(行橋市中央)(行橋市勤務(派遣)スタッフ大募集), 大庭塾(本部教室:若松区二島)(常勤・非常勤講師募集/塾送迎バス運転手募集), 英進館 総本部 www.eishinkan.net/ (福岡市中央区)(進学塾職員募集)”中3分の1右”, 西鉄旅行株式会社 www.nishitetsutravel.jp/ (海外:上海・蘇州 4日間)”下3分の1左” 六面:第一観光株式会社(国内:色々)”全面白黒” 七面:堂島出世物語 富樫倫太郎 毎日新聞社”記事中”, 第65期本因坊戦 主催:毎日新聞社、日本棋院、関西棋院 協賛:大和証券グループ”将棋・囲碁記事”, 第68期名人戦 主催:毎日新聞社、朝日新聞社 協賛:大和証券グループ”将棋・囲碁記事”, 八面:クラブツーリズム株式会社 www.club-t.com (国内:ハウステンボス 日帰り), 3社共同企画 ハートピア温泉めぐり さわやかハートピア明礬(大分県別府市大字鶴見)、 ニューハートピア武雄(佐賀県武雄市武雄町)、ハートピア雲仙小浜(長崎県雲仙市小浜町)”下3分の1” 九面:講談社”下2分の1” 十面:新星出版社,あすなろ書房”下3分の1” 十一面:コスモトゥーワン www.cos21.com ”下3分の1” 十二面:[PR 企画・制作/毎日新聞西部本社広告局]母娘で気軽に産婦人科受診を”上5分の4カラー”, 新日本空調株式会社 九州支店 www.snk.co.jp (福岡市博多区), 株式会社アイビックホーム www.ibichome.jp/ (本社:大分市寺崎町), 九電工 北九州支店 ttp //taiyoko.kyudenko.co.jp/ ”下5分の1カラー” 十三面:ケフィアグループ 株式会社ケフィア事業振興会(通販)([ケフィアカルチャー]で検索)”下3分の1カラー” 十四面:トラピックス 阪急交通社(海外:韓国)”全面白黒” 十五面:[仲介自社物件 不動産ニュース 西部毎日広告社] (有)シティ開発(北九州市八幡西区),ユーライフホーム(有)(北九州市小倉南区), 不動産のホットライフ(北九州市戸畑区),株式会社やすらぎ(直方店・北九州店・福岡店)”下7分の1” 十八面:株式会社いいもの王国(通販)”全面白黒” 二十面:九州電気設備工事株式会社 www2.ocn.ne.jp/~kds/ (北九州市八幡西区)”下2分の1” 二十一面:雅堂のがみ(北九州市小倉北区)”記事中”,国土研創株式会社(北九州市小倉南区)”記事中”, 国土交通大臣登録 1・2級ボート免許教習 国家試験(学科・実技)免除 主催:財団法人関門海技協会関門海技免許センター ttp://kanmon-k.jp , フジモト 藤本産業株式会社/り・ほうむ工房 有限会社くるまや工房(北九州市小倉南区), ジャスト・1(ワン)(小倉井筒屋前店・門司店・徳力店・葛原店),ビワの葉温灸院北九州(北九州市八幡西区), 質ココ屋 www.7558.jp (質店:北九州市小倉北区)”下4分の1” 二十二面:英進館 www.eishinkan.net/ 「2010英進館 合格速報 祝2月12日現在判明分」”全面白黒” 二十三面:あかひげ薬局,あい司法書士法人(福岡市中央区)”下7分の1” 二十四面:防衛省・自衛隊「平和を、仕事にする陸海空自衛官募集」「予備自衛官補(一般・技能)募集」”記事中カラー”, 宝くじ「第577回 全国自治宝くじ グリーンジャンボ2億円」”中15分の1”, 聖マリア学院大学 大学院(久留米市津福本町), 住宅金融支援機構(旧「住宅金融公庫」) 住宅ローン【フラット35】”下3分の1” 二十五面:福間病院(福津市花見が浜)”記事中”,FBS 株式会社福岡放送(番組宣伝)”記事中”, 大川温泉貴肌美人緑の湯(大川市大字中八院)(肌美姫(化粧水):化粧品:通販), サンマリエ株式会社(結婚相手紹介),みち法務事務所(北九州市小倉北区)”中7分の1”, 公営レースガイド”下15分の1” 二十六面:RKB 毎日放送株式会社(番組宣伝)”番組欄中”, ジェイ・エム・エス 福岡・小倉(福岡市中央区・北九州市小倉北区)”記事中”, 国際医療福祉大学”下5分の1カラー” 全面広告は、 六面:第一観光株式会社(旅行)、 十四面:阪急交通社(旅行)、 十八面:株式会社いいもの王国(通販)、 二十二面:英進館(進学塾)、 です。 2月14日 高知版 朝刊 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事175 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1264862540/337-338 一面:白十字、YKKap、御幸の漢方 “カラー”、政府広報・内閣府 実務教育出版、パワー社、彩流社、IN通信社、星雲社/ふじやま出版会、大空出版、自由国民社 二面:ブックマン社 “6分の1”、双葉社 “6分の1” 三面:幻冬舎 “3分の1” 四面:山梨県特産品センター “6分の1”、日本評論社 “6分の1” 五面:良品生活館 “3分の1” 六面:日本サプリメント “3分の1” 七面:講談社 “2分の1” 八面:あすなろ書房 “6分の1”、新星出版社 “6分の1” 九面:コスモトゥーワン “3分の1” 十面:大和証券グループ(協賛)第68期名人戦 第65期本因坊戦、毎日新聞大阪開発内 毎日マイクロプリント係 株式会社アンターク本舗 十一面:JAめぐみの 郡上加工事業所 十二面:再春館製薬所 “3分の1” 十四面:株式会社いいもの王国 “全面” 十五面:夕日ヶ浦温泉 海舟、ロート製薬 “3分の1” 十六面:サントリーウエルネス株式会社 “全面” 十七面:お仏壇・お墓 浜屋 十八面:日本直販 “全面” 十九面:スポニチ 二十面:ローズガーデン徳島 “2分の1” 二十一面:不二食品株式会社、史蹟天然記念物 龍河洞(財)龍河洞保存会、株式会社ルミカ 『おめでとう!初優勝 四万十町立 田野ヶ小学校』 企画・制作/四国通信 高知はた農業協同組合・大正支所、大正中・四万十高校制服指定店 いのうち、小椋索道遊覧船、大正町森林組合 四万十川東部漁業協同組合、レストハウス・古都、有限会社北幡観光自動車、(有)岡崎石材、であいの里直販店 いわさき歯科、元大正町議会議長(個人名)、株式会社無手無冠、たいしょう薬局、元大正町長(個人名) 株式会社リリーネット、御菓子処 亀屋、御菓子司 冨士屋 二十二面:防衛省・自衛隊 “カラー”、MOTTAINAI、サンデー毎日、グリーンジャンボ宝くじ “カラー” 流通科学大学 “6分の1”、住宅金融支援機構 “6分の1” 二十三面:あかひげ薬局、グランドギャラリー、Newsがわかる 二十四面:ナリス コスメティック フロンティア、毎日フォトバンク、ヒサヤ大黒堂 ヒサヤ大黒堂 “5分の1” 2月14日 高知版 朝刊 <日曜くらぶ> 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事175 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1264862540/338 一面:万田発酵株式会社 “3分の1カラー” 三面:『没後400年特別展 長谷川等伯』 www.tohaku400th.jp/ 会場:東京国立博物館、京都国立博物館 “カラー” 主催:東京国立博物館、毎日新聞社、NHK、NHKプロモーション 後援:文化庁 特別協賛:大塚家具 協賛:JR東海、大成建設、日本写真印刷、みずほ銀行 四面:『 HOP pas! 』 企画・制作/三栄広告社 “全面カラー” 株式会社山田養蜂場、日本寝具通信販売(株)、がくぶん特選館、(株)エビス、株式会社ハウスコート 通販工房、(株)ebip、銀座カフェーパウリスタ、(株)テレマルシェ、新日本製薬株式会社 (株)かっぷ&ソーサ、光栄トレーディング 関連ページ 2010年1月- 6月 毎日新聞に広告を出していた企業